BMW COLUMNBMW コラム

YANASE BMW
Official Information Site

2023.11.13

BMW i5の燃費(電費)や維持費は?内訳や総額もご紹介

ヤナセBMWの増田です。

 

スポーティーで上質なセダンとして人気を集めている「BMW 5シリーズ」。

 

その完全電気自動車となるモデルが「BMW i5」です。

卓越した走行性能はもちろん、先進機能も充実しており快適にドライブを楽しめます。

 

「BMW i5」の燃費(電費)や維持費が気になる方もいることでしょう。

 

そこで今回は、「BMW i5」の燃費(電費)について紹介します。

「BMW i5」の特徴やスペック、年間にかかる維持費も紹介するので参考にしてください。

BMW i5 M60 xDrive

 

 

BMW i5の特徴は?燃費(電費)を詳しくチェック!

BMWのセダンで人気を集めている5シリーズは、スポーティーで上質な乗り心地を味わえるセダンです。

 

そんなBMW 5シリーズの電気自動車「BMW i5」。

「BMW i5」にはどのような特徴があるのでしょうか。

 

スペックとともに「BMW i5」の特徴について詳しく解説します。

 

BMW i5の特徴

「BMW i5」は、2023年7月13日にミドル・クラス・セダン「BMW 5シリーズ」の完全電気自動車として発売されました。

 

BMWの伝統的なキドニーグリルを採用しながら、電気自動車らしい近未来的なデザインとなっています。

 

ヘッドライトやテールライトには、LED技術を用いてシャープでダイナミックな印象を与え、ヘッドライトは垂直に配置されたLEDデイタイムランニングライトが特徴的です。

 

ボディは流線型のシルエットを描いており、ホイールは19インチから21インチまでサイズが用意されています。

 

また、ダッシュボードには12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと14.9インチのセンターディスプレイが一体化した「BMWインタラクション・バー」が搭載されています。

 

シートは、高級感と快適性を兼ね備えたレザーシートや、サステイナビリティを重視したヴィーガン・インテリアのオプションがあり、好みに合わせて選択可能です。

 

サンルーフは、電動ブラインド付きのパノラマ・ガラス・サンルーフが採用されており、開口部が大きく、室内に開放感をもたらします。

 

BMW i5は、電気のチカラで駆けぬける歓びと、洗練されたデザインと機能を兼ね備えた車です。

 

 

BMW i5の走行性・排気量・燃費(電費)

ここからはBMW i5の燃費(電費)などをスペックとともに紹介します。

 

BMW i5は電気自動車ならではの加速性能を持ち、システム・トータル最高出力442kW〔601ps〕※、システム・トータル最大トルク795Nm〔81.1kgm〕※ものパワーを発揮します。

※BMW i5 M60 xDriveの値

 

使用環境におけるグレード別の交流電力量消費率(WLTCモード)は以下の通りです。

 

【BMW i5 eDrive40】

  • 市街地モード(信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定):188Wh/km
  • 郊外モード(信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定):181Wh/km
  • 高速道路モード(高速道路での走行を想定):191Wh/km

 

【BMW i5 M60 xDrive】

  • 市街地モード(信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定):215Wh/km
  • 郊外モード(信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定):202Wh/km
  • 高速道路モード(高速道路での走行を想定):204Wh/km

 

どちらのグレードも、駆動用バッテリーの容量は70.2Ah、電圧は3.69Vです。

 

一充電走行距離(WLTCモード)は「BMW i5 eDrive40」が500km、「BMW i5 M60 xDrive」が455kmとなっており、長距離走行にも活用できるでしょう。

 

BMW i5のスペック

BMW i5のグレードごとのスペックを紹介します。

 

BMW i5 eDrive40・BMW i5 M60 xDriveの寸法

  • 全長×全幅×全高(mm):5,060×1,900×1,515※
  • ホイールベース(mm):2,995

※BMW i5 M60 xDriveの全高:1,505mm

 

電気モーター

BMW i5の電気モーターのスペックは次の通りです。

 

【BMW i5 eDrive40】

  • 型式:HA0001N0
  • 種類:交流同期電動機
  • 駆動用バッテリー:リチウムイオン電池
  • 最高出力(kW [ps] / rpm (EEC)):250〔340〕/8,000
  • 最大トルク(Nm [kgm] / rpm (EEC)):400〔40.8〕/0-5,000

 

【BMW i5 M60 xDrive】

  • 型式(前/後):HA0002N0/HA0003N0
  • 種類:交流同期電動機
  • 駆動用バッテリー:リチウムイオン電池
  • 最高出力(前/後)(kW [ps] / rpm (EEC)):192〔261〕/8,000(前)/250〔340〕/8,000(後)
  • 最大トルク(前/後)(Nm [kgm] / rpm (EEC)):365〔37.2〕/0-5,000(前)/430〔43.8〕/0-5,000(後)

 

BMW 5シリーズについて詳しく知りたい方は「新型BMW 5シリーズがフルモデルチェンジ!特徴や魅力をご紹介」もご参考ください。

 

 

BMW i5の燃料費(電気代)を含めた年間の維持費は?

BMW i5 M60 xDriveの後ろ

それでは、BMW i5を所有した場合の年間の維持費をご紹介します。

 

1年間に発生するBMW i5の維持費を税金や自動車保険料、燃費(電費)などから算出しますので、ご参考ください。

※2023年11月時点

 

年間の税金額

最初に自動車を所有した場合に必要となる2つの税金、自動車税と重量税について見ていきましょう。

 

自動車税

普通車の自動車税は総排気量によって異なります。

 

BMW i5は電気自動車のため、総排気量は1リッター以下に分類されます。

1リッター以下の普通車にかかる自動車税は、25,000円です。

 

電気自動車はグリーン化特例が適用され、2026年3月31日までに購入し新車登録した自家用車において、購入した翌年度の自動車税がおおむね75%軽減されます。

 

そのため、2026年3月31日までにBMW i5を購入して新車登録した場合、翌年の自動車税が25,000円の25%である6,250円となります。

 

詳しくは、国土交通省「自動車関係税制について」をご確認ください。

 

重量税

重量税は車検を受ける際に発生する税金で、車両重量によって金額が異なります。

 

BMW i5の車両重量はBMW i5 eDrive40が2,200kg、BMW i5 M60 xDriveが2,360kgのため、「~2.5t」の車両に該当し重量税は20,500円です。

 

※継続検査等時、1年自家用、13年経過未満の場合

※エコカー減税の適用がない場合

 

BMW i5はエコカーに該当するため、2026年4月30日までに購入・登録してエコカー減税が適用された場合の重量税は0円です。

 

詳しくは、国土交通省の自動車重量税額をご参照ください。

 

自動車保険料

自動車にかかる保険料には、自賠責保険料と任意保険料の2種類があります。

それぞれいくらくらいかかるのかみていきましょう。

 

自賠責保険料

自賠責保険は、車を所有する際に必ず契約する保険です。

交通事故を起こした場合に、対人の損害に対して補償が行われます。

 

事故を起こした当人や自動車の破損は補償対象外となるため注意が必要です。

 

BMW i5を自家用乗用車として使用する場合、24カ月契約で17,650円かかります。

※離島・沖縄以外の地域に適用の場合

 

任意保険料

任意保険とは、その名の通り車の名義人が任意で加入する保険で、自賠責保険では補償されない部分を補えます。

 

自賠責保険では補償されない、事故を起こした際に負った運転者のケガや車の破損を保障するために、各保険会社がさまざまなプランを用意しています。

 

金額や補償内容、条件など多くの選択肢があるので、自身が納得できる保険を選びましょう。

 

車検費用

車検では道路運送車両法で定められている安全性の確保のために、点検・整備・検査を行います。

 

車検費用は、「法定費用」「車検基本料」「部品交換費用」の3つで構成されています。

 

自動車重量税・自賠責保険料・印紙代を合わせて「法定費用」といい、申請方法によって印紙代が異なります。

 

BMW i5の印紙代は、新規検査の場合2,600円、2回目以降の継続検査なら2,300円が必要です。

※OSS(自動車保有関係手続のワンストップサービス)を利用して申請しない場合

 

「車検基本料」には、定期点検料や測定検査料・代行手数料が含まれています。

こちらは車検業者によって値段設定に価格差があります。

 

「交換部品費用」は、車検でパーツの交換が必要と判断された場合にかかる費用です。

保安基準と快適性や安全性を維持する観点から、交換が必要かを判断されます。

 

BMW i5の部品交換が必要な際は、海外メーカーから取り寄せが必要な可能性もあるため、部品交換費用が高額になり、時間もかかる傾向にあります。

 

ただし、BMW i5の初回車検は部品交換や大きな修理は発生しにくいといえるでしょう。

車検費用は車両状態によって金額が大きく異なるため、あくまで目安ですが、初回車検は部品交換や大きな修理が発生しにくいことから、合計で15万円となります。

 

年間の燃料費(電気代)

続いて、BMW i5の年間に発生する燃料費(電気代)を計算していきます。

ここではBMW i5の2つのグレードのうち「BMW i5 eDrive40」の数値で計算します。

 

一般的に、車の走行性能は年間10,000kmほどとされています。

 

BMW i5の交流電力量消費率はWLTCモード(市街地モード)で188Wh/kmのため、1Whの電気代を0.031円とした場合、1年に発生する電気代は単純計算で58,000円です。

※2023年11月時点

 

BMW i5の年間維持費の合計

ここまで紹介したBMW i5の年間維持費の合計を計算します。※2023年11月時点

  • 自動車税:25,000円(2年目のみ6,250円)
  • 重量税:20,500円(エコカー減税なしの場合)
  • 自賠責保険:17,650円(24カ月契約)
  • 車検費用:150,000円
  • 燃料費(電気代):約58,000円※(年間10,000㎞走行、交流電力消費量WLTCモード188kw/km、0.031円/kWkで計算)

※「BMW i5 eDrive40」の値で計算

 

上記5項目をすべて合計すると約270,000円です。

 

任意保険や車検でかかった費用・走行距離によっては、さらに維持費が発生する場合があるので、あくまで目安としてご参考ください。

 

 

BMW i5の燃費(電費)や維持費を知って購入を検討しよう!

2023年7月13日に日本で発売された、BMW 5シリーズの電気自動車「BMW i5」。

伝統的なキドニーグリルと近未来的なエクステリアが目を惹くデザインとなっています。

 

一充電走行距離(WLTCモード)は「BMW i5 eDrive40」が500km、「BMW i5 M60 xDrive」が455kmと、街乗りや長距離走行どちらでも活用できることも大きな魅力です。

 

また、BMW i5の年間維持費は約270,000円です。

自動車税などの各種税金、自動車保険料と車検代・燃費(電費)の費用で算出していますが、使用状況で維持費は前後するので、目安として参考にしてくださいね。

 

今回紹介した年間維持費を参考に、BMW i5の購入を検討してください。

 

閉じる