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2023.11.17

BMW XMの燃費(電費)や維持費は?内訳や総額もご紹介

ヤナセBMWの増田です。

 

BMWクロスオーバーのハイブリッド車として販売されている「BMW XM」。

最先端の先進技術を取り入れているインテリアや、大型のキドニーグリルが目を惹くデザインとなっているモデルです。

 

今回は、そんなBMW XMの特徴やスペックを紹介するとともに、燃費(電費)や年間の維持費についても解説していきます。

BMW XM

 

 

BMW XMの特徴は?燃費(電費)を詳しくチェック!

BMW XMは街乗りや高速道路・オフロードなど、あらゆる走行環境に適応できるモデルです。

 

BMW M 史上初のハイ・パフォーマンス・プラグイン・ハイブリッド・モデルとして登場したBMW XMにはどのような特徴があるのでしょうか。

 

BMW XMのスペックとともに、走行性・排気量・燃費(電費)についても詳しく解説します。

 

BMW XMの特徴

BMW XMはBMWの最高級SUVであり、ブランド初のプラグイン・ハイブリッド・モデルです。

 

大型のキドニー・グリルやMダブルバーのヘッドライト、Mカーボン・ミラーなど、Mモデルならではのスポーティなデザインが特徴。

八角形の輪郭のキドニーグリルはクロームで縁取られており、より強調されたデザイン性となっております。

 

特に夜間時のライトオンからは、キドニーグリルの縁とMダブルバーのヘッドライトから、とてもスタイリッシュな印象を与えます。

いつ見ても飽きさせないエクステリアデザインといえるでしょう。

 

また、BMW XMのインテリアは、高級感と機能性を兼ね備えたものとなっています。

インフォテインメント・システムは、最新のカーブド・スクリーン・ディスプレイを採用しており、12.3インチのデジタル・メーターと14.9インチのセンター・ディスプレイが一体化。

 

ヘッドアップ・ディスプレイやハーマン・カードン・サラウンド・サウンド・システムなど、豊富な機能やオプションが用意されています。

 

BMW XMは、エクステリアとインテリアの両面で、ラグジュアリーとハイ・パフォーマンスを高次元で融合させた、まったく新しいプラグイン・ハイブリッド・モデルです。

 

BMW XMの走行性・排気量・燃費(電費)

ここからはBMW XMの燃費(電費)などをスペックとともに紹介します。

 

BMW XMはスムーズな加速や、安定した走行性能が特徴的です。

使用環境におけるハイブリッド燃料消費率(WLTCモード)と交流電力量消費率(プラグインハイブリッド・WLTCモード)は以下の通りです。

 

<ハイブリッド燃料消費率(WLTCモード)>

  • 市街地モード(信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定):6.3km/L
  • 郊外モード(信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定):9.1km/L
  • 高速道路モード(高速道路での走行を想定):9.5km/L

 

<交流電力量消費率(プラグインハイブリッド・WLTCモード)>

  • 市街地モード(信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定):311Wh/km
  • 郊外モード(信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定):307Wh/km
  • 高速道路モード(高速道路での走行を想定):357Wh/km

駆動用バッテリーの容量は93Ah、電圧は3.6Vです。

 

BMW XMのスペック

BMW XMのスペックを紹介します。

  • 全長×全幅×全高(mm):5,110×2,005×1,755
  • ホイールベース(mm):3,105

 

BMW XMのエンジンと電気モーターのスペックは次の通りです。

<エンジン>

  • 型式:S68B44A
  • 種類:V型8気筒DOHCガソリン
  • 総排気量(cc):4,394
  • 最高出力 kW〔ps〕/rpm(EEC):<XM>360〔489〕/6,000:<XM Label>430〔585〕/6,000
  • 最大トルク Nm〔kgm〕/rpm(EEC):<XM>650〔66.3〕/1,600-5,000:<XM Label>750〔76.5〕/1,800-5,400

 

<電気モーター>

  • 型式:PB0002N0 または GC1P28M0
  • 種類:交流同期電動機
  • 駆動用バッテリー:リチウムイオン電池
  • 最高出力(kW [ps] / rpm (EEC)):145〔197〕/6,000
  • 最大トルク(Nm [kgm] / rpm (EEC)):280〔28.6〕/1,000-5,000

 

BMW XMの特徴や魅力についてさらに詳しく知りたい方は「新型BMW XM登場!特徴や見どころは?魅力を詳しくご紹介」もご参考ください。

 

 

BMW XMの燃料費(電気代)を含めた年間の維持費は?

BMW XMの後ろ

ここからは、BMW XMを所有した場合、年間の維持費がどれだけ発生するかを紹介します。

 

1年間にかかるBMW XMの維持費や税金・自動車保険料・燃費などから算出しますので、ご参考ください。

※2023年11月時点

 

自動車税

普通自動車の年間の自動車税は総排気量によって異なります。

 

BMW XMは総排気量4,394ccなので、年間76,500円の自動車税が発生します。

 

しかしプラグインハイブリッド車はグリーン化特例が適用され、2026年3月31日までに購入し新車登録をした自家用車は、購入した翌年度の自動車税がおおむね75%軽減されます。

 

2026年3月31日までにBMW XMを購入し新車登録した場合、グリーン化特例の対象であれば翌年の自動車税76,500円の25%である19,125円となります。

 

詳しくは、国土交通省「自動車関係税制について」をご確認ください。

 

重量税

重量税とは車検の際に発生する税金で、車両重量によって金額が異なります。

 

BMW XMの車両重量は2,710㎏なので「~3t」の車両に該当し24,600円です。

※継続検査等時、1年自家用、13年経過未満の場合

※エコカー減税の適用がない場合

 

購入するBMW XMがエコカー減税対象車であれば、金額は下がります。

 

詳しくは、国土交通省の自動車重量税額をご参考ください。

 

自動車保険料

自動車にかかる保険料には、自賠責保険料と任意保険料の2種類があります。

それぞれいくらくらいかかるのかみていきましょう。

 

自賠責保険料

自賠責保険は、車を所有する際に必ず契約しなければならないが必要な保険です。

 

交通事故を起こした場合に対人への損害を補償するもので、運転者の怪我や物的な損害(自動車の破損など)についての補償は対象外になります。

 

BMW XMを自家用乗用自動車として使用する場合、24カ月契約で17,650円が発生します。

※離島・沖縄以外の地域に適用の場合

 

任意保険料

任意保険とは、その名の通り任意で加入する保険で、自賠責保険では補償されない部分を補うために加入します。

 

自賠責保険では補償されない、事故を起こした際に負った運転者のケガや車の損害を保障するための保険です。

補償内容や運転者の使用状況により保険料が異なります。

 

さまざまな保険会社が多くのプランを用意しているので、金額や補償内容など自身が納得できるものを選びましょう。

 

車検費用

車検では道路運送車両法で定められている安全性の確保のために、点検・整備・検査を行います。

 

車検費用は、「法定費用」「車検基本料」「部品交換費用」の3つで構成されています。

 

自動車重量税・自賠責保険料・印紙代を合わせて「法定費用」といい、申請方法によって印紙代が異なります。

 

BMW XMの印紙代は、新規検査の場合2,600円、2回目以降の継続検査なら2,300円が必要です。

※OSS(自動車保有関係手続のワンストップサービス)を利用して申請しない場合

 

「車検基本料」には、定期点検料や測定検査料・代行手数料が含まれています。

こちらは車検業者によって値段設定に価格差があるので、金額が前後します。

 

「交換部品費用」は、車検で部品の交換が必要と判断された場合にかかる費用です。

保安基準と快適性や安全性を維持する観点から、交換が必要な部品の有無を判断します。

 

BMW XMの部品交換が必要な際は、海外メーカーから取り寄せが必要な可能性もあるため、部品交換費用が高額になり、時間がかかる傾向にあります。

 

ただし、BMW XMの初回車検は部品交換や大きな修理は発生しにくいといえるでしょう。

車検費用は車両状態によって金額が異なりますが、初回車検は部品交換や大きな修理が発生しにくいことから、合計で15万円程度が目安です。

 

年間の燃料費(電気代)

BMW XMの年間に発生する燃料費と電気代を計算していきます。

 

一般的に車の走行距離は年間10,000kmとされていますので、年間10,000kmと仮定して燃料費や電気代を算出します。

 

BMW XMのハイブリッド燃料消費率は、WLTCモード(市街地モード)で6.3km/Lです。

そして交流電力量消費率は、WLTCモード(市街地モード)で311Wh/kmです。

 

今回は無鉛プレミアムガソリンの価格を全国平均の184円/L、1Whの電気代の0.031円とした場合の年間の燃料費と電気代を見ていきます。

 

1年に発生する燃料費は約292,000円、電気代は約96,000円となるため、1年間の燃料費と電気代は合計で約388,000円です。※2023年11月時点

 

BMW XMの年間維持費の合計

ここまで紹介したBMW XMの年間維持費の合計を計算します。

  • 自動車税:76,500円(2年目のみ19,125円)
  • 重量税:24,600円(エコカー減税なしの場合)
  • 自賠責保険:17,650円(24カ月契約)
  • 車検費用:150,000円
  • 燃料費(電気代):約388,000円※(年間10,000㎞走行、ハイブリッド燃料消費率WLTCモード(市街地モード)で6.3km/L、交流電力量消費率WLTCモード(市街地モード)で311Wh/km、無鉛プレミアムガソリン価格184円/L、電気代0.031円/Wkで計算)

 

上記5項目を全て合計すると、約656,000円となります。

 

任意保険料や車検代、走行距離によってはさらに維持費が発生する場合があるので、あくまで目安としてご参考ください。

 

 

BMW XMの燃費(電費)や年間の維持費を把握し、購入を検討しよう

BMW Mシリーズ初めてのプラグインハイブリッド車としても注目を集める新型BMW XM。

大型のキドニーグリルやMダブルバーのヘッドライトが印象的で目を惹くデザインとなっています。

 

プラグインハイブリッド車なので、エコカー減税やグリーン化特例に適用されれば、維持費も軽減できる車種です。

 

また、BMW XMの年間維持費は単純計算で約656,000円です。

車検代や燃費(電費)などは使用状況で前後するので、目安としてご参考ください。

 

今回紹介した年間維持費を参考に、BMW XMの購入をご検討ください。

 

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