2022.06.14
BMW M8 カブリオレの燃費や維持費は?内訳や総額も確認!
ヤナセBMWの増田です。
BMWのフラッグシップモデル「BMW 8シリーズ クーペ」をベースとした、オープン・エア・ドライビングを楽しめるオープン・モデル「BMW M8 カブリオレ」。
日本では2019年12月から発売を開始しています。
今回は「BMW M8 カブリオレ」を購入する前に知っておきたい特徴や魅力について、そして維持費の内訳や燃費・燃料費の目安、年間維持費の合計をご紹介していきます。
BMW M8 カブリオレはどんな車?特徴や燃費をチェック!
スポーティーとラグジュアリーを兼ね備えた「BMW M8 カブリオレ」。
フラッグシップ・モデルならではの走行性能はもちろんのこと、開放感あふれるオープン・エア・ドライビングが楽しめるモデルです。
その特徴や走行性・排気量・燃費、基本スペックについて見ていきましょう。
BMW M8 カブリオレの特徴
BMWのフラッグシップモデル「BMW 8シリーズ クーペ」をベースとした「BMW M8 カブリオレ」。
カブリオレを一言で説明するなら、屋根(ルーフ)を開けることが可能なオープンカーのことです。
「BMW M8 カブリオレ」には、ソフトトップが採用されています。
ルーフを閉じれば、優雅なルーフ・ラインを持つクーペ・スタイルに。
ルーフをオープンにする場合はソフトトップが完全に格納され、スポーティーさとエレガントさを兼ね備えたサイド・ビューとなります。
現行モデルは、本格的なサーキット走行が可能なMハイ・パフォーマンス・モデル「M8 Competition カブリオレ」と、Mパフォーマンス・モデル「M850i xDrive カブリオレ」の2種類をラインアップしています。
「M8 Competition カブリオレ」は、ミラー・キャップ、M サイド・ギル、リヤ・スポイラーがハイグロス・ブラック仕上げとなり、スポーティーさをさらに強調。
「マルチファンクション M スポーツ・レザー・ステアリング・ホイール(M1/M2ボタン付)」や「M スポーツ・シート」といったM専用のエクスクルーシブな装備を備えています。
「M850i xDrive カブリオレ」のセレクター・レバー、スタート/ストップ・ボタンには、エレガントなクラフテッド・クリスタル・フィニッシュが採用されているところがポイント。
M850i xDrive専用デザインのマルチファンクション M スポーツ・レザー・ステアリング・ホイールも魅力です。
さらに、「BMW M8 カブリオレ」には、安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」を標準装備。
「高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシスト」をはじめとするBMWの革新的なテクノロジーが安全運転をサポートしてくれます。
BMW M8 カブリオレの走行性・排気量・燃費
BMW M8 カブリオレの現行モデルの「M8 Competition カブリオレ」「M850i xDrive カブリオレ」の詳しい走行性能や排気量、燃費についてご紹介していきましょう。
M8 Competition カブリオレ
「M8 Competition カブリオレ」のエンジンは、高性能なV型8気筒M ツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載。
最高出力460kW(625PS)、最大トルク750Nm(76.5kgm)もの圧倒的なハイ・パフォーマンスを実現します。
組み合わせるのは、Drivelogic付きの8速 M ステップトロニック・トランスミッションです。
総排気量は4,394ccで、平成30年度排出ガス基準を達成しています。
M850i xDrive カブリオレ
インテリジェント4輪駆動システム「xDrive」を搭載した「M850i xDrive カブリオレ」。
エンジンは、最高出力390kW(530PS)、最大トルク750Nm(76.5kgm)を発揮するV型8気筒M ツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載しています。
組み合わせるのは、8速スポーツ・オートマチック・トランスミッション。
総排気量は4,394cc、燃費はWLTCモードでは8.4km/Lです。
使用環境による燃費の変化は下記の通りです。
- 市街地モード(信号や渋滞などの影響を受ける比較的低速な走行を想定):5.2km/L
- 郊外モード(信号や渋滞などの影響をあまり受けない走行を想定):9.0km/L
- 高速道路モード(高速道路などでの走行を想定):10.7km/L
「BMW M8 カブリオレ」基本モデルのスペック
「BMW M8 カブリオレ」の「M850i xDrive カブリオレ」のスペックを参考に紹介します。
- 全長×全幅×全高(mm):4,855×1,900×1,345
- ホイールベース(mm):2,820
- エンジン:V型8気筒DOHCガソリン
- 総排気量(cc):4,394
- 最高出力(kW [ps] /rpm):390 [530] /5,500
- 最大トルク(Nm [kgm] /rpm):750 [76.5] /1,800-4,600
BMW M8 カブリオレの燃料費を含めた年間の維持費は?
「BMW M8 カブリオレ」の年間の維持費はどのくらい必要となるのでしょうか?
車検や自動車税・自動車保険料の内訳の目安を考慮しながら算出していきましょう。
※2022年6月14日時点
年間の税金額
まずは自動車を所有すると必要となる2つの税金、自動車税と重量税についてです。
それぞれの金額をご紹介します。
自動車税
普通車の自動車税の金額は車両の総排気量によって変わります。
BMW M8 カブリオレの総排気量は「M8 Competition カブリオレ」「M850i xDrive カブリオレ」のどちらも4,394ccです。
自動車税は4L超~4.5L以下の税率が適用されるため、年額75,500円となります。
※2019年10月1日以後に最初の新規検査をした車両の場合
重量税
重量税は車両重量によって料金が異なり、重量が重いほど税額が高くなります。
BMW M8 カブリオレの車両重量は、下記のとおりです。
- BMW M8 Competition カブリオレ:2,030kg
- BMW M850i xDrive カブリオレ:2,120kg
~2,500kgとなりますので、20,500円の重量税が必要となります。
※継続検査等時、1年自家用、13年経過未満の場合
※エコカー減税の適用がない場合
詳しくは国土交通省の自動車重量税額もご覧ください。
自動車保険料
自動車の保険には、自賠責保険料と任意保険料の2つがあります。
自賠責保険料
自賠責保険は、車を所有する場合に必ず契約する保険です。
交通事故を起こした場合に対人への損害を補償するもので、運転者の怪我や物的な損害(自動車の破損など)についての補償は対象外になります。
「BMW M8 カブリオレ」を自家用乗用自動車として使用する場合、自賠責保険料は24カ月契約で20,010円です(2021年4月1日以降に保険期間の始期を有する場合)。
※離島・沖縄以外の地域に適用の場合
任意保険料
自賠責保険は事故で運転者が怪我をした際や対物の補償には対応していないため、任意保険を契約することでもしもの時のために足りない部分を補います。
任意保険の料金は、契約者が契約する保険によって異なります。
補償内容も保険会社やプランによってさまざまなので、ドライバーが安心できる内容が揃ったものを選んで契約しましょう。
車検費用
車検では道路運送車両法で定められている安全性の確保のために、点検・整備・検査を行います。
「BMW M8 カブリオレ」の車検料には、基本車検料、法定費用、部品交換費用といった費用が含まれます。
基本車検料は車検をしてもらう業者によって異なります。
内訳は定期点検料、測定検査料、代行手数料で、金額を業者側が自由に設定できます。
法定費用には、自動車重量税、自賠責保険、印紙代があり、費用は法律で定められた一律の金額となります。
印紙代は新規検査の場合2,500円、2回目以降の継続検査なら2,200円が必要です。
※2021年10月1日から自動車の検査の際に支払う法定手数料として「技術情報管理手数料」が1台あたり一律400円課されており、その金額も合算しています。
部品交換費用はパーツの劣化やブレーキパッドの摩耗、オイル漏れなど、車両の劣化状況によって金額が異なります。
「BMW M8 カブリオレ」は輸入車ですので、国産車と比較するとメーカー専門部品は10~30%ほど割高になる傾向があります。
あくまで目安ですが、BMWの車検費用は初回車検の場合は大きな修理や交換部品が発生しにくいため、合計で約15万円となります。
「BMW M8 カブリオレ」で見ると内訳は車検整備費用の約10万円に、法定費用約4万円というところです。
ただし2回目以降の車検では交換する部品や修理も想定できるため、初回の車検費用よりも10万円以上高くなることも考えられます。
燃費と年間の燃料費
自動車の年間維持費で大きな差が出るのはガソリン代です。
ガソリン車の「M850i xDrive カブリオレ」の場合、燃費はWLTCモードで8.4km/Lとなっています。
例として年間10,000km走行、ガソリン代はハイオク173円/Lで計算すると、燃料費はWLTCモードで約206,000円です。
BMW M8 カブリオレの年間維持費の合計
「BMW M8 カブリオレ」の1年間の維持費の合計目安を「M850i xDrive カブリオレ」の場合で見ていきましょう。
- 自動車税:75,500円
- 重量税:20,500円(エコカー減税なしの場合)
- 自賠責保険:20,010円(24ヵ月契約)
- 車検費用:約100,000円(法定費用以外・初回の場合)
- 燃料費 :約206,000円(年間10,000km走行、燃料消費率WLTCモード 8.4km/L、ハイオク173円/Lとして計算)
合計すると約422,000円となりますので、1つの目安としてご参考ください。
ただし、任意保険料や駐車場代、部品交換・修理代が増えるとさらに金額が変動するでしょう。
BMW M8 カブリオレの燃費や維持費を知って検討を!
オープン・エア・ドライビングが楽しめる「BMW M8 カブリオレ」。
日本では、2019年12月から発売を開始しています。
現行モデルは「M8 Competition カブリオレ」「M850i xDrive カブリオレ」の2種類をラインアップ。
どちらのモデルにも、安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」が標準装備され、ドライバーの安全運転をサポートしています。
現行モデル「M850i xDrive カブリオレ」の気になる燃費は、WLTCモードで8.4km/L。
年間維持費の内訳は、自動車税や重量税といった税金や、自賠責保険と任意保険の自動車保険料、そして車検費用や燃料費です。
年間維持費の目安は約42万円となっています。
利用状況などによっても目安は変動しますので、あくまでも1つの参考としてくださいね。
今回の燃費・維持費の紹介を参考に、ライフスタイルに合わせたベストな1台を選んでください!
※一部、価格・基本性能等については変更になっている場合があります。ご不明な点はショールームへお気軽にお問い合わせください。
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