BMW X2の燃費や維持費をチェック！内訳や総額もご紹介

ヤナセBMWの増田です。

 

コンパクトSUVの「BMW X2」は、BMWのSAC（スポーツ・アクティビティ・クーペ）としてモデルを展開しています。

 

美しくスポーティなデザインと抜群の積載量、そして最先端の安全支援システムも持ち合わせた「BMW X2」は、2019年度の輸入車SUVセグメントでBMW Xモデル累計販売台数No.1の人気車種です。

 

今回は、そんな「BMW X2」を購入する前に知っておきたい特徴や魅力について、そして維持費の内訳や燃費・燃料費の目安、年間維持費の合計を紹介していきます。

 

 

BMW X2はどんな車？燃費を詳しくチェック！

一目で圧倒されるデザイン、上質なインテリア、快適な走行性能を兼ね備え、一般的なSUVよりもさらにBMWらしさを活かした「BMW X2」。

その特徴やグレードごとの燃費や排気量、基本スペックについて見ていきましょう。

 

「BMW X2」の特徴

2019年度の輸入車プレミアムSUVセグメントにおいて、BMW Xモデル累計販売台数No.1を誇る「BMW X2」。

 

そのデザインは、クーペさながらの優美な美しさを称えつつも、ダイナミックでスポーティなスタイリングとなっています。

 

たくましいショルダー・ラインと、ゆるやかな傾斜を描くルーフ・ラインが特徴的なエクステリア。

ガルバニック・ゴールドなどの個性的なボディ・カラーや重心の低いどっしりとしたスタイルが、その比類なき存在感をよりいっそう強烈にアピールします。

 

高品位なインテリアも注目してほしいポイントです。

上質へのこだわりが隅々にまで息づき、豊富な収納オプションによって優れた機能性を実現。

エレガントでスタイリッシュな内装となっており、きわめて快適かつ洗練された空間を演出しています。

 

このシリーズの人気はパワフルなエンジンにも理由があります。

 

「BMW X2」のハンドリングは極めて精度が高く、ダイレクトなステアリングが可能に。

フルタイム4輪駆動システムのxDriveやオプション装備のMスポーツ・サスペンションによって、いかなる路面でもと抜群の走行安定性を発揮します。

 

同クラスにおける、これまでの基準を一新する強烈なダイナミクス。

「BMW X2」は日常の移動でも長距離ドライブやハイウェイ、ワインディングでも、あらゆるシーンでその優れた性能を実感させてくれます。

 

さらに、「BMW X2」はヨーロッパで自動車の安全性を評価する「ユーロNCAP」の衝突安全試験で最高評価を獲得した、高い安全性能を支える最先端のテクノロジーも搭載。

レーン・ディパーチャー・ウォーニング（車線逸脱警告システム）や前車接近警告機能などの機能、オルガンペダル式アクセルペダルやランフラット・テクノロジー・タイヤといった装備が、ドライバーと同乗者を360°の安心で包み込みます。

 

「BMW X2」のグレードごとの走行性・排気量・燃費

現行モデルの「BMW X2」には「sDrive18i」「xDrive20d」「M35i」の3つのグレードが用意されています。

それぞれの走行性能や排気量、燃費についてご紹介します。

 

BMW X2 sDrive18i

駆動方式が2WD（前輪駆動）なのは、「BMW X2」ではこのグレードのみとなっています。

総排気量は1,498cc。

 

燃料消費率はJC08モードでは14.3km/Lとなっています。

 

WLTCモードでは13.0km/Lで、使用環境による燃費の変化は下記の通りです。

• 市街地モード（信号や渋滞などの影響を受ける比較的低速な走行を想定）：9.3km/L
• 郊外モード（信号や渋滞などの影響をあまり受けない走行を想定）：13.6km/L
• 高速道路モード（高速道路などでの走行を想定）：15.2km/L

平成30年度排出ガス基準を達成しています。

フロントが軽いためしなやかに向きを変えられ、快適な乗り心地を実現した一台。

街乗りにぴったりなモデルとなっています。

 

BMW X2 xDrive20d

駆動方式は4WD（4輪駆動）で、直列4気筒DOHCディーゼルエンジンを搭載したクリーン・ディーゼル車です。

エコカー減税対象車で、比較的安価な軽油を燃料としているのも考慮すると維持費を抑えることができるモデルとなっています。

 

総排気量は1,995cc。

燃費はJC08モードでは18.8km/Lです。

 

WLTCモードでは14.5km/Lで、使用環境による燃費の変化は下記の通りです。

• 市街地モード：12.3km/L
• 郊外モード：13.8km/L
• 高速道路モード：16.2km/L

平成30年度排出ガス基準を達成しており、JC08モードでは2020年年度燃費基準を+10%で達成しています。

 

BMW X2 M35i

駆動方式は4WD（4輪駆動）。

パワフルな直列4気筒BMW M Performanceツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載したM パフォーマンス・モデルです。

 

総排気量は1,998cc。

燃費はJC08モードでは14.2km/Lとなっています。

 

WLTCモードでは11.6km/Lで、使用環境による燃費の変化は下記の通りです。

• 市街地モード：8.5km/L
• 郊外モード：11.7km/L
• 高速道路モード：13.6km/L

X2シリーズではM35iのみに設定されるMスポーツ・ブレーキは、優れた制動性能を発揮。

さらにLSD（リミテッド・ スリップ・ディファレンシャル）によって、気持ちよく曲がることができるコーナリング性能も実現しています。

 

「BMW X2」の基本スペックもご紹介

「BMW X2」の「sDrive18i」のスペックを参考に紹介します。

• 全長×全幅×全高（mm）：4,375×1,825×1,535
• ホイールベース（mm）：2,670
• エンジン：直列3気筒DOHCガソリン
• 総排気量（cc）　：1,498
• 最高出力（kW 〔ps〕 / rpm （EEC））：103〔140〕/4,600
• 最大トルク（Nm 〔kgm〕 / rpm （EEC））：220〔22.4〕/1,480-4,200

 

 

BMW X2の燃料費を含めた年間の維持費は？

「BMW X2」の年間の維持費はどのくらい必要となるのでしょうか？

車検や自動車税・自動車保険料の内訳の目安を考慮しながら算出していきましょう。

 

年間の税金額

まずは自動車を所有すると必要となる2つの税金、自動車税と重量税についてです。

それぞれの金額をご紹介します。

※2021年9月10日時点

 

自動車税

普通車の自動車税の金額は車両の総排気量によって変わります。

 

「sDrive18i」の総排気量は1,498cc。

1.0L超1.5L以下の税率が適用されるため、年額の自動車税は30,500円です。

 

「xDrive20d」は総排気量が1,995cc、「M35i」では1,998ccと、どちらも1.5L超2.0L以下の税率となり年額36,000円の自動車税が課せられます。

 

※2019年10月1日以後に最初の新規検査をした車両の場合

 

重量税

重量税は車両重量によって料金が異なり、重量が重いほど税額が高くなります。

 

「BMW X2」のそれぞれのグレードの車両重量は下記の通りです。

• sDrive18i：1,500kg
• xDrive20d：1,680kg
• M35i：1,670kg

〜1,500kgだと12,300円、〜2,000kgだと16,400円の重量税が必要となります。

※継続検査等時、1年自家用、13年経過未満の場合

※エコカー減税の適用がない場合

 

詳しくは国土交通省の自動車重量税額もご覧ください。

 

自動車保険料

自動車の保険には、自賠責保険料と任意保険料の2つがあります。

 

自賠責保険料

自賠責保険は、車を所有する場合には必ず契約する保険です。

交通事故を起こした場合に対人への損害を補償するもので、運転者の怪我や物的な損害（自動車の破損など）についての補償は対象外になります。

 

「BMW X2」を自家用乗用自動車として使用する場合の自賠責保険料は、24か月契約で20,010円です（2021年4月1日以降に保険期間の始期を有する場合）。

 

※離島・沖縄以外の地域に適用の場合

 

任意保険料

自賠責保険は事故で運転者が怪我をした際や対物の補償には対応していないため、任意保険を契約することでもしもの時のために足りない部分を補います。

 

任意保険の料金は、契約者が契約する保険によって異なります。

補償内容も保険会社やプランによってさまざまなので、ドライバーが安心できる内容が揃ったものを選んで契約しましょう。

 

車検費用

車検では道路運送車両法で定められている安全性の確保のために、点検・整備・検査を行います。

「BMW X2」の車検料には、基本車検料、法定費用、部品交換費用といった費用が含まれます。

 

基本車検料は車検をしてもらう業者によって異なります。

内訳は定期点検料、測定検査料、代行手数料で、金額を業者側が自由に設定できます。

 

法定費用には、自動車重量税、自賠責保険、印紙代があり、費用は法律で定められた一律の金額となります。

印紙代は新規検査の場合2,100円、2回目以降の継続検査なら1,800円が必要です。

 

部品交換費用はパーツの劣化やブレーキパッドの摩耗、オイル漏れなど、車両の劣化状況によって金額が異なります。

「BMW X2」は輸入車ですので、国産車と比較するとメーカー専門部品は10～30%ほど割高になる傾向があります。

 

あくまで目安ですが、BMWの車検費用は初回車検の場合は大きな修理や交換部品が発生しにくいため、合計で約14万円程度となります。

内訳は車検整備費用の約10万円に、法定費用約4万円というところです。

ただし2回目以降の車検では交換する部品や修理も想定できるため、初回の車検費用よりも10万円以上高くなることも考えられます。

 

燃費と年間の燃料費

自動車の年間維持費で大きな差が出るのはガソリン代です。

 

ガソリン車の「BMW X2 sDrive18i」の燃費は、JC08モードでは14.3km/L、WLTCモードでは13.0km/Lでした。

 

例えば年間10,000km走行、ガソリン代はハイオク160円/Lで計算すると、JC08モードの場合の年間の燃料費は約111,888円、WLTCモードの場合は約123,077円となります。

 

また、ディーゼル車の「BMW X2 xDrive20d」では、軽油130円/Lで計算すると、JC08モードでは燃費が18.8km/Lのため約69,149円、WLTCモードでは燃費14.5km/Lのため約89,655円が年間の燃料費となります。

 

「BMW X2」の年間維持費の合計

「BMW X2」の一年間の維持費の合計目安を、「BMW X2 sDrive18i」の場合で見ていきましょう。

• 自動車税：30,500円
• 重量税：12,300円（エコカー減税なし・13年以下）
• 自賠責保険：20,010円（24ヵ月）
• 車検費用：約100,000円（法定費用以外・初回の場合）
• 燃料費 ：約111,888円（年間10,000km走行、燃料消費率JC08モード 14.3km/L、ハイオク160円/Lとして計算）

合計すると約275,000円となりますので、1つの目安としてご参考ください。

 

ただし、任意保険料や駐車場代、部品交換・修理代が増えるとさらに金額が変動するでしょう。

 

 

BMW X2の燃費や維持費をチェックしてぴったりの1台を選ぼう

エレガントでスポーティなエクステリアと高品位なインテリア、パワフルなエンジンや数々の革新的なテクノロジーを備えた「BMW X2」。

 

「BMW X2」の年間維持費の内訳は、自動車税や重量税といった税金や、自賠責保険と任意保険の自動車保険料、そして車検費用や燃料費です。

 

「BMW X2 sDrive18i」の年間維持費の目安は約27.5万円ほどとなっています。

利用状況などによっても目安は変動しますので、あくまでも1つの参考としてくださいね。

 

今回の燃費・維持費紹介を参考に、ライフスタイルに合わせたベストな1台を選んでくださいね。

 

※一部、価格・基本性能等については変更になっている場合があります。

ご不明な点はショールームへお気軽にお問い合わせください。