2026.08.07
新型BMW iX3がついに日本発売!航続距離の進化を解説
ヤナセBMWの増田です。
2026年7月22日、BMWの新たな時代を象徴する「ノイエ・クラッセ」第1弾モデル、新型BMW iX3がついに日本で発売されました。
航続距離や充電性能や安全装備まで、日本仕様で確定した最新スペックを詳しくご紹介します。
※2026年8月時点の情報です。

BMWの新時代を切り拓く次世代EV「新型BMW iX3」がついに日本発売!特徴・スペックをご紹介
新型BMW iX3は、BMWが掲げる次世代コンセプト「ノイエ・クラッセ」の記念すべき第1弾モデルです。
まずは発売の背景や受賞歴、基本スペックなど、押さえておきたい基礎情報から確認していきましょう。
新型BMW iX3について
新型BMW iX3は、プレミアム・コンパクトSAV「BMW X3」シリーズに新たに加わる電気自動車です。
BMWが提唱する次世代コンセプト「ノイエ・クラッセ」の第1弾モデルという特別な位置付けを持ちます。
2026年7月22日、全国のBMW正規ディーラーにおいて正式に販売が開始され、納車は同年7月下旬以降を予定しています。
また、新型BMW iX3は国際的な自動車ジャーナリストから高く評価されており、2026年の「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」および「ワールド・エレクトリック・ビークル」をダブル受賞するという快挙を達成しました。
新型BMW iX3の特徴
新型BMW iX3の大きな特徴は、まず何といってもWLTCモードでの一充電走行距離906kmを実現している点です。
あわせて、BMWの新たなデザイン言語を採用し、モダンかつ普遍的な佇まいを表現しているほか、最新テクノロジー「第6世代BMW eDrive」を採用しています。
操作系には、BMWオペレーティング・システムXをベースとした「BMWパノラミックiDrive」を搭載。
駆動方式は、前後輪にそれぞれ電気モーターを配置した電動4輪駆動を採用しています。
これらの特徴により、新型BMW iX3はBMWらしい走りの歓びと、最新の運転支援システムを両立させたモデルに仕上がっています。
新型BMW iX3のラインアップ
新型BMW iX3のラインアップは、以下の2グレードで展開されます。※2026年8月時点
- BMW iX3 50 xDrive
- BMW iX3 50 xDrive M Sport
走行スタイルやお好みに応じて、グレードを選択可能です。
新型BMW iX3の「BMW iX3 50 xDrive」の基本スペック
BMW iX3 50 xDriveの基本スペックは、以下の通りです。
- 全長:4,780mm
- 全幅:1,895mm
- 全高:1,635mm
- ホイールベース:2,895mm
- 最低地上高:176mm
- ラゲージ・ルーム容量(後席折りたたみ時):520L(1,750L)
- フロント・トランク容量:58L
- 車両重量:2,330kg
- 定員:5名
堂々としたボディサイズと余裕あるラゲージスペースにより、日常使いから長距離ドライブまで幅広く対応できる仕様となっています。
新型BMW iX3の航続距離は?日本仕様で確定した走行性能・充電性能を詳しくご紹介

ここからは、新型BMW iX3の航続距離や充電性能について、日本仕様として確定した数値をもとに詳しく見ていきましょう。
新型BMW iX3の走行性能
BMW iX3 50 xDriveの走行性能に関するスペックは、以下の通りです。
- 電気モーター型式(前/後):HF1002N0/HD1001N0
- 電気モーター種類:交流誘導電動機(前)/交流同期電動機(後)
- 定格出力(前):71kW(97ps)
- 定格出力(後):115kW(156ps)
- 最高出力(前):123kW(167ps)/ 4,607rpm
- 最高出力(後):240kW(326ps)/ 5,500rpm
- 最大トルク(前):255Nm / 0-4,607rpm
- 最大トルク(後): 435Nm / 0-5,000rpm
- システム・トータル最高出力:345kW(469ps)
- システム・トータル最大トルク:645Nm
- 駆動方式:4輪駆動
- 駆動用バッテリー種類:リチウムイオン電池
新型BMW iX3の次世代バッテリー技術「セル・トゥ・パック」と驚異の航続距離906km
新型BMW iX3の航続距離を支えているのが、「セル・トゥ・パック」と呼ばれる新設計の高電圧バッテリーです。
従来はバッテリー・セルをモジュール化してから車両に搭載する方式が主流でしたが、セル・トゥ・パック設計では、モジュールを介さずバッテリー・セルを直接車両床面に敷き詰めます。
この構造により、効率の向上、車体の軽量化、冷却効率の向上を実現。
採用されているバッテリー・セルは直径46mm、高さ95mmの円筒形セルで、総電力量は109.1kWhという大容量を確保しています。
こうした技術の積み重ねにより、日本仕様のBMW iX3 50 xDriveはWLTCモードで一充電走行距離906kmという実力を達成しました。
なお、BMW iX3 50 xDrive M Sportの一充電走行距離は835kmとなっています。
BMWの電気自動車として初の最大320kW対応!800Vアーキテクチャによる進化した超急速充電
新型BMW iX3は、BMWの電気自動車として初めて最大320kW充電に対応する800Vアーキテクチャを採用しました。
これにより、10%から80%までの充電がわずか約26分程度で完了します。
15分間の充電でどれだけの距離を走行できるかは、利用する急速充電器の出力によって異なります。
- 最大出力240kWの急速充電器(外気温25℃)を利用した場合:15分の充電で最大約395km走行相当の電力量を確保
- 一口最大350kWの超急速充電器「SERA-400」(海老名サービスエリア等に設置予定、外気温22℃)を利用した場合:15分の充電で最大約420km走行相当の電力量を確保
※上記はBMW Japanによる実測値(参考値)であり、使用環境や運転方法により数値は変動します。
さらに新型BMW iX3は、車両の高電圧バッテリーを活用した外部給電機能にも対応しています。
「V2H」では住宅への給電が可能となり、停電時には車両を非常用電源として活用でき、「V2L」では電気機器等へ直接給電することができます。
災害時やアウトドアシーンでも心強い存在となるでしょう。
新型BMW iX3の走行性能の特徴
新型BMW iX3には、走行性能を支える最新技術も数多く採用されています。
パワートレインとシャシーを高次元で制御する高性能コントロール・ユニット「BMW Heart of Joy」は、ドライブトレインやブレーキ、エネルギー回生、ステアリング補助といった機能を統合的に管理。
あらゆる走行シーンで正確なドライビング・フィールを実現します。
また、優れたトラクションと効率的な回生ブレーキ、スムーズな停車プロセスを両立させる「BMW Symbiotic Drive」も、新型BMW iX3ならではの調和の取れた走りを支える技術です。
モーターシステムにも工夫が凝らされています。
前輪には構造がシンプルで頑丈な「誘導モーター」を採用し、通常走行時は駆動を停止、前輪駆動が必要な場面でのみ作動させることで効率を高めています。
後輪には環境負荷の低い「巻き線界磁式同期モーター」を採用し、界磁電流を調整することで正確な出力制御と航続距離の延長を両立させています。
新型BMW iX3の未来を体現するデザイン・次世代のデジタル体験を紹介
航続距離や走行性能に加え、新型BMW iX3はデザインとデジタル体験の面でも大きく進化しています。
新型BMW iX3のデザイン(エクステリア/インテリア)の概要
新型BMW iX3のエクステリアは、4輪が際立つ力強い2ボックス・シルエットが特徴です。
縦型のキドニー・グリルと垂直に配置されたLEDヘッドライトを組み合わせたフロントフェイスは、1960年代のノイエ・クラッセを現代的に再解釈したデザインとなっています。
インテリアは、水平基調のコックピットが乗員を優しく包み込むような造形が特徴です。
無駄を削ぎ落とした空間に、次世代の操作系「BMWパノラミックiDrive」を組み合わせることで、快適性と先進性を両立させています。
デザインの詳細については、「新型BMW iX3の優先商談が開始!ノイエ・クラッセ第1弾モデルの特徴を解説」もあわせてご覧ください。
新型BMW iX3のデジタル性能を紹介
新型BMW iX3には、BMWオペレーティング・システムXをベースとした革新的な「BMWパノラミックiDrive」が搭載されています。
BMWパノラミック・ビジョンは、フロント・ウインド・スクリーン下部を端から端まで覆う43.3インチのディスプレイで、スピードメーターや充電状態、走行可能距離などをドライバー好みにカスタマイズして表示できます。
BMW 3Dヘッドアップ・ディスプレイは、BMWモデルとして初採用となる機能で、奥行きのある表示によりナビゲーションのルート案内などをより直感的に把握できます。
さらに、インフォテインメントが進化しており、BMWデジタル・キー・プラスによるスマートフォンでの車両キー利用や、Apple CarPlay・Android Autoの標準装備など、日常の使い勝手を高める機能が充実しています。
新型BMW iX3の「ハイウェイ・アシスト」とは?先進安全装備をわかりやすく紹介
新型BMW iX3は、走行性能やデザインだけでなく、安全装備の面でも大きく進化しています。
ここでは標準装備の運転支援機能について確認していきましょう。
最先端の安全機能「ドライビング・アシスト・プラス」を標準装備
新型BMW iX3には、高性能カメラ&レーダー、高性能プロセッサーによる高い解析能力を備えた「ドライビング・アシスト・プラス」が標準装備されています。
主な機能は以下の通りです。
- アクティブ・クルーズ・コントロール
- ステアリング&レーン・コントロール・アシスト
- レーン・ディパーチャー・ウォーニング
- レーン・チェンジ・ウォーニング
- 衝突回避・被害軽減ブレーキ
- 前車接近警告機能
- 後車衝突警告機能
- クロス・トラフィック・ウォーニング(リヤ)
- トラフィック・サイン・アシスト(速度制限認識)
これらの機能が連携することで、高速道路や市街地など、さまざまなシーンでの安全運転をサポートします。
「ハイウェイ・アシスト」について
2019年に日本国内で認可を取得した「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」の発展版として、新型BMW iX3には「ハイウェイ・アシスト」が標準装備(2026年11月以降利用可能予定)。
高速道路上において、ドライバーが前方や周囲の状況に絶えず注意を払い、必要な際に直ちにハンドル操作ができる状態を保っていることを条件に、時速130kmまでの速度域でステアリングから手を離しての走行が可能となります。
※新車購入後3年間は無償で利用でき、それ以降の継続利用には有償のサブスクリプションへの申し込みが必要となります
視線による「レーン・チェンジ・アシスト」など、日本仕様の新しい運転支援機能
「ハイウェイ・アシスト」の機能の一つである「レーン・チェンジ・アシスト」も見逃せないポイントです。
車両が周囲の状況を確認し、安全に車線変更ができると判断した場合、システムがドライバーへ車線変更を提案します。
ドライバーはドア・ミラーを見るという自然な動作をとるだけで車線変更を実施でき、これは日本国内で販売されるBMWとして初めての機能です。
新型BMW iX3は航続距離906kmを実現!ノイエ・クラッセ第1弾モデルに注目
新型BMW iX3は、2026年7月22日に日本で正式発売された、ノイエ・クラッセ第1弾モデルの電気自動車です。
ラインアップは「BMW iX3 50 xDrive」と「BMW iX3 50 xDrive M Sport」の2グレードで展開されます。
注目ポイントは、WLTCモードで906kmという一充電走行距離です。
「セル・トゥ・パック」設計の新型バッテリーと109.1kWhの大容量により、この数値を実現しています。
充電面でも、BMW初となる最大320kW充電に対応した800Vアーキテクチャにより、10%から80%までわずか約26分で完了します。
350kWのSERA-400を利用した場合、15分の充電で最大約420km走行相当の電力量を確保できる点も、長距離ドライブの心強い味方となるでしょう。
デザイン面では、ノイエ・クラッセを象徴する新たなデザイン言語を採用し、インテリアには次世代の操作系「BMWパノラミックiDrive」が搭載されています。
安全装備では、「ドライビング・アシスト・プラス」を標準装備し、2026年11月以降には「ハイウェイ・アシスト」による時速130kmまでのハンズ・オフ走行にも対応予定です。
航続距離や充電性能、先進安全装備のすべてにおいて進化を遂げた新型BMW iX3は、次世代のBMW電気自動車として注目すべき1台といえるでしょう。
詳細は、お近くのショールームにお問い合わせください。
SHOP店舗案内
貴方のお近くのヤナセBMWは?