2022.02.20
BMW 2シリーズ アクティブツアラーの燃費や維持費は?内訳や総額もご紹介
ヤナセBMWの増田です。
プレミアム・コンパクトSAT(スポーツ・アクティビティ・ツアラー)「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」。
コンパクトなボディサイズでありながらも、広々とした快適な室内空間を備えているミニバンタイプのモデルです。
街乗りでも高速道路でも快適に走行ができ、「駆けぬける歓び」を存分に感じられます。
日本での販売は2014年から開始しています。
今回は、そんな「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」を購入する前に知っておきたい特徴や魅力について、そして維持費の内訳や燃費・燃料費の目安、年間維持費の合計を紹介していきます。
「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」はどんな車?燃費を詳しくチェック!
「駆けぬける歓び」を存分に感じられるプレミアム・コンパクトSAT「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」。
その特徴やグレードごとの走行性・排気量・燃費、基本スペックについて見ていきましょう。
「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」の特徴
2014年10月に日本に登場した「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」。
「アクティブ」の名の通り、街乗り、高速道路の走行、長距離ドライブなど、多彩なシーンでオールマイティに活躍します。
全幅1,800mm、全高1,550mmという取り回しの良いコンパクトサイズなので、都市部での移動にもぴったり。
一般的な機械式駐車場にも収まるボディサイズとなっています。
5人乗りタイプで、広々とした室内空間もポイント。
アレンジ自在のリヤ・シートと最大1,510Lとなるラゲッジ・ルームを備えているので、たくさんの荷物を積みたいと考えている方はもちろんのこと、ファミリーにもおすすめです。
BMWならではのダイナミックで存在感のあるシルエット、力強い印象を与える大型のキドニー・グリルやエアインテーク、個性的なデザインのLEDライトなど、デザインに心奪われる方も多いです。
現行モデルでは「218i アクティブ ツアラー Luxury」「218d アクティブ ツアラー Luxury」「218d xDrive アクティブ ツアラー Luxury」をラインアップ。
卓越したパワーと高い環境性能を両立するエンジンを搭載し、どのモデルを選んでも最高のドライビング・ダイナミクスを体感できます。
さらに、ドライバーの安全走行をサポートする「ドライビング・アシスト」を全車に標準装備。
安全性能にも優れた、「駆けぬける歓び」を体感できる一台です。
「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」の走行性・排気量・燃費
現行モデルの「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」には「218i アクティブ ツアラー Luxury」「218d アクティブ ツアラー Luxury」「218d xDrive アクティブ ツアラー Luxury」が用意されています。
それぞれの走行性能や排気量、燃費についてご紹介します。
218i アクティブ ツアラー Luxury
コンパクトかつ軽量な直列3気筒DOHCガソリン・エンジンを搭載。
最高出力103kW(140ps)、最大トルク220Nm(22.4kgm)を発揮します。
総排気量は1,498cc。
燃費はJC08モードでは16.2km/Lとなっています。
WLTCモードでは13.5km/Lで、使用環境による燃費の変化は下記の通りです。
- 市街地モード(信号や渋滞などの影響を受ける比較的低速な走行を想定):10.1km/L
- 郊外モード(信号や渋滞などの影響をあまり受けない走行を想定):13.8km/L
- 高速道路モード(高速道路などでの走行を想定):15.6km/L
平成30年排出ガス基準を達成しています。
218d アクティブ ツアラー Luxury
高い環境性能を実現する直列4気筒DOHCディーゼル・エンジンを搭載。
最高出力110kW(150ps)、最大トルク350Nm(35.7kgm)というディーゼル・エンジンならではのパワフルな走りを実現します。
総排気量は1,995cc。
燃費はJC08モードでは19.2km/Lとなっています。
WLTCモードでは16.7km/Lで、使用環境による燃費の変化は下記の通りです。
- 市街地モード:14.2km/L
- 郊外モード:15.7km/L
- 高速道路モード:19.0km/L
平成27年度燃費基準を+20%で達成し、平成30年排出ガス基準を達成しています。
218d xDrive アクティブ ツアラー Luxury
クリーン・ディーゼル・エンジンとインテリジェント4輪駆動システム「xDrive」を組み合わせたモデルが「BMW 218d xDrive アクティブ ツアラー Luxury」です。
こちらにも高効率な直列4気筒DOHCディーゼル・エンジンを搭載し、最高出力110kW(150ps)、最大トルク350Nm(35.7kgm)を発揮。
総排気量は1,995ccです。
環境対応技術が数多く採用され、燃費はJC08モードで18.4km/Lとなっています。
WLTCモードでは15.6km/Lで、使用環境による燃費の変化は下記の通りです。
- 市街地モード:12.8km/L
- 郊外モード:14.7km/L
- 高速道路モード:18.1km/L
平成27年度燃費基準を+20%で達成し、平成30年排出ガス基準を達成しています。
「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」の基本スペックもご紹介
「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」の「BMW 218d アクティブ ツアラー Luxury」のスペックを参考にご紹介します。
- 全長×全幅×全高(mm):4,375×1,800×1,550
- ホイールベース(mm):2,670
- エンジン:直列4気筒DOHCディーゼル
- 総排気量(cc):1,995
- 最高出力(kW [ps] / rpm (EEC)):110 [150] /4,000
- 最大トルク(Nm [kgm] / rpm (EEC)):350 [35.7] /1,750-2,500
「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」の燃料費を含めた年間の維持費は?
「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」の年間の維持費はどのくらい必要となるのでしょうか?
車検や自動車税・自動車保険料の内訳の目安を考慮しながら算出していきましょう。
※2022年2月20日時点
年間の税金額
まずは自動車を所有すると必要となる2つの税金、自動車税と重量税についてです。
それぞれの金額をご紹介します。
自動車税
普通車の自動車税の金額は車両の総排気量によって変わります。
「218i アクティブ ツアラー Luxury」の総排気量は1,498cc。
1L超~1.5L以下の税率が適用され、年額30,500円の自動車税が課せられます。
「218d アクティブ ツアラー Luxury」「218d xDrive アクティブ ツアラー Luxury」の総排気量は1,995ccなので自動車税は1.5L超~2L以下の税率が適用され、年額36,000円が課せられます。
※2019年10月1日以後に最初の新規検査をした車両の場合
重量税
重量税は車両重量によって料金が異なり、重量が重いほど税額が高くなります。
「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」のそれぞれのグレードの車両重量は下記の通りです。
- 218i アクティブ ツアラー Luxury:1,460kg
- 218d アクティブ ツアラー Luxury:1,570kg
- 218d xDrive アクティブ ツアラー Luxury:1,630kg
「218i アクティブ ツアラー Luxury」は~1,500kgなので、12,300円の重量税が必要となります。
「218d アクティブ ツアラー Luxury」「218d xDrive アクティブ ツアラー Luxury」は~2,000kgとなっており、16,400円の重量税が必要です。
※継続検査等時、1年自家用、13年経過未満の場合
※エコカー減税の適用がない場合
詳しくは国土交通省の自動車重量税額もご覧ください。
自動車保険料
自動車の保険には、自賠責保険料と任意保険料の2つがあります。
自賠責保険料
自賠責保険は、車を所有する場合には必ず契約する保険です。
交通事故を起こした場合に対人への損害を補償するもので、運転者の怪我や物的な損害(自動車の破損など)についての補償は対象外になります。
「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」を自家用乗用自動車として使用する場合、自賠責保険料は24カ月契約で20,010円です。(2021年4月1日以降に保険期間の始期を有する場合)
※離島・沖縄以外の地域に適用の場合
任意保険料
自賠責保険は事故で運転者が怪我をした際や対物の補償には対応していないため、任意保険を契約することでもしもの時のために足りない部分を補います。
任意保険の料金は、契約者が契約する保険によって異なります。
補償内容も保険会社やプランによってさまざまなので、ドライバーが安心できる内容が揃ったものを選んで契約しましょう。
車検費用
車検では道路運送車両法で定められている安全性の確保のために、点検・整備・検査を行います。
「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」の車検料には、基本車検料、法定費用、部品交換費用といった費用が含まれます。
基本車検料は車検をしてもらう業者によって異なります。
内訳は定期点検料、測定検査料、代行手数料で、金額を業者側が自由に設定できます。
法定費用には、自動車重量税、自賠責保険、印紙代があり、費用は法律で定められた一律の金額となります。
印紙代は新規検査の場合2,100円、2回目以降の継続検査なら1,800円が必要です。
部品交換費用はパーツの劣化やブレーキパッドの摩耗、オイル漏れなど、車両の劣化状況によって金額が異なります。
「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」は輸入車ですので、国産車と比較するとメーカー専門部品は10~30%ほど割高になる傾向があります。
あくまで目安ですが、BMWの車検費用は初回車検の場合は大きな修理や交換部品が発生しにくいため、合計で約15万円となります。
「BMW 218d アクティブ ツアラー Luxury」で見ると内訳は車検整備費用の約10万円に、法定費用約4万というところです。
ただし2回目以降の車検では交換する部品や修理も想定できるため、初回の車検費用よりも10万円以上高くなることも考えられます。
燃費と年間の燃料費
自動車の年間維持費で大きな差が出るのはガソリン代です。
ディーゼルエンジンを搭載した「BMW 218d アクティブ ツアラー Luxury」の燃費はJC08モードで19.2km/L、WLTCモードで16.7km/L。
ディーゼル車ですので燃料には比較的安価な軽油を使用でき、経済的なモデルとなっています。
年間10,000km走行、軽油144円/Lで計算すると、燃料消費率JC08モードの場合の年間の燃料費は約75,000円、燃料消費率WLTCモードの場合は約86,227円となります。
「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」の年間維持費の合計
「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」の一年間の維持費の合計目安を、「BMW 218d アクティブ ツアラー Luxury」の場合で見ていきましょう。
- 自動車税:36,000円
- 重量税:16,400円(エコカー減税なしの場合)
- 自賠責保険:20,010円(24ヵ月契約)
- 車検費用:約100,000円(法定費用以外・初回の場合)
- 燃料費 :約75,000円(年間10,000km走行、燃料消費率JC08モード 19.2km/L、軽油144円/Lとして計算)
合計すると約247,000円となりますので、1つの目安としてご参考ください。
ただし、任意保険料や駐車場代、部品交換・修理代が増えるとさらに金額が変動するでしょう。
BMW 2シリーズ アクティブツアラーの燃費や維持費を知って検討を
日本で2014年に登場したプレミアム・コンパクトSAT「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」。
コンパクトなボディサイズながらも広々として利便性の高い室内空間、ダイナミックで存在感のあるシルエット、優れたドライビング・ダイナミクスといった数多くの魅力があります。
「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」の年間維持費の内訳は、自動車税や重量税といった税金や、自賠責保険と任意保険の自動車保険料、そして車検費用や燃料費です。
「218d アクティブ ツアラー Luxury」の年間維持費の目安は約25万円ほどとなっています。
利用状況などによっても目安は変動しますので、あくまでも1つの参考としてくださいね。
今回の燃費・維持費の紹介を参考に、ライフスタイルに合わせたベストな1台を選んでくださいね。
※一部、価格・基本性能等については変更になっている場合があります。ご不明な点はショールームへお気軽にお問い合わせください。
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