2020.09.15
BMW i8 ロードスターの魅力全貌!スペック・デザイン全特徴をご紹介
ヤナセBMWの増田です。
BMWにていわゆる「エコカー」に分類されている車両は、各シリーズのエコカー仕様車として展開されたものが大半ですが、そのラインとは一線を画した「BMW i8」。
現在流通しているモデルで販売終了となることが2020年4月に発表されましたが、「プラグイン・ハイブリッド」の枠に収まらない「BMW i8」は、強烈な個性と魅力を醸し出しています。
今回はそんな「BMW i8」のうち、よりアグレッシブなスタイルが特徴の「BMW i8 ロードスター」をご紹介。
その魅力や特徴、スペックについて詳しくお話していきます!
BMW i8 ロードスターの魅力はここ!最初にまとめると
BMW i8 ロードスターの魅力はBMW i8 クーペ同様、跳ね上げ式の「バタフライ・ドア」が個性を放ち、あらゆるパーツから「先進性」と「駆けぬける歓び」が溢れる一台です。
BMW i8 ロードスターは、インテリアやオプションパーツなども高級感の溢れるデザイン・テクスチャを使用。
さらに一部にサスティナビリティを重視した素材を取り入れているのが特徴的で、プラグイン・ハイブリッド仕様の環境性能を最大限に活かしつつ、快適性を損なわない魅力があります。
ボディのサイズ感や高級志向に関しては、フラッグシップ・モデルの「8シリーズ」を彷彿させながらも独自の魅力はしっかりと進化させている「BMW i8 ロードスター」。
まさに最高級のプラグイン・ハイブリッド・スポーツカーに相応しいモデルとなっています。
BMW i8 ロードスターの歴史、デザイン、操作性
「BMW i8」シリーズは「エコカーに特化したモデル」である「BMW i」シリーズとして、BMW初のEV車「BMW i3」と同時期・2014年に日本デビューしました。
当時からまるでSF映画から飛び出てきたような先進的なデザインと、プラグイン・ハイブリッドであるという相反する仕様は注目の的でありました。
そんなBMW i8シリーズのBMW i8 クーペ/ロードスターは、2018年にマイナーチェンジを迎えていますが、2020年製造分をもって生産終了することが発表されています。
新車のBMW i8 ロードスターを手にしたいなら、今がチャンスといえる一台です。
消費エネルギーを最小限に抑えつつ安全性にも配慮したいエコカーにとって、軽量でありながらも強硬なボディ素材であることが不可欠。
BMW i8 ロードスターは、BMW現行モデルにも多く採用されている「カーボン・ ファイバー強化樹脂(CFRP)」を随所に採用しています。
他の車両より切れ長のキドニー・グリルから流れるフロント・ビュー/リア・ビューは、どこをとっても革新的な個性を醸し出します。
そしてロードスターならではの、電動ハッチを走行中にオープン・クローズ可能なところもありがたいところ。
急な天候不良にも対応できます。
また、他社のプラグイン・ハイブリッドとの違いとして、電気自動車⇔ガソリン仕様車を切り替えるだけでなく、前輪を電気モーターで後輪をガソリンエンジンで駆動させるといった運転方法も選択可能。
プラグイン・ハイブリッド・モデルでありながらも従来の4輪駆動を思わせる、パワフルでダイナミックな走りを追求することができます。
BMW i8 ロードスターのスペックや特徴
現在国内で販売されている「BMW i8 ロードスター」はエクステリア・インテリアによるグレード展開はなく、シンプルに「BMW i8 ロードスター(standard)」のみの展開となっています。
この個性をしっかり見極めるには、あえてシンプルなデザイン構成の方が良いという自信の現れでもあります。
では、詳しい特徴やスペックについてご紹介していきましょう。
BMW i8 ロードスターの性能と特徴
BMW i8 ロードスター(standard)
1.5L直列3気筒DOHCガソリンエンジンと電気モーターを兼ね備えた一台。
電気モーターは最高出力 105kW〔142,8ps〕/4,300rpm、最大トルク250Nm〔25.5kgm〕/100-4,100rpm。
ガソリンエンジンは最高出力 170kW〔231ps〕/5,800rpm、最大トルク320Nm〔32.6kgm〕/3,700rpm。
一見すると、BMW 8シリーズより見劣りするように見えてしまいますが、4輪駆動のBMW i8 ロードスターは前後でガソリンエンジン×電気モーターと別システムにより稼働させることが可能であり、大きめボディを感じさせないキビキビとした操作が可能となります。
BMW i8 ロードスターのスペック一覧
BMW i8 クーペと比較して定員が少なく、ロードスターの形状上ラゲッジスペースおよび最大積載量も少ないのが特徴。
最低地上高が低いため、より力強い旋回性能を味わえます。
BMW i8 ロードスターのスペックは下記の通りです。
寸法
※トレッドは装着するホイールによって変更になることがあります。
エンジン
価格
BMW i8 ロードスター は、2ドア仕様、定員2名です(消費税抜き、2020年4月現在) 。
「BMW i8 ロードスター」は他にもこんな魅力がたくさん!
BMW i8 ロードスターは環境性能を高めながらも、0-100km/h加速をわずか4.6秒で実現するという実力にも定評があります。
一見クーペより加速が劣るように思いますが、一度加速した後は地上高の違いやロードスター独自の流線的なデザインにより、まるで車両が自分の手足に感じられるほど快適な走りが叶います。
また、BMW i8 ロードスターはエクステリア・インテリアのラインナップが、他の車両とは違った系統のオプションの中から選択可能。
自分の好みに合わせてカスタマイズする楽しさがあります。
ボディカラー
BMW i8 ロードスターのボディカラーにはメインカラーとアクセントカラーがあり、その組み合わせは6パターン用意されています。
◇標準カラー
- ソフィスト・グレー・ブリリアント・エフェクト × BMW i ブルー・アクセント
- ソフィスト・グレー・ブリリアント・エフェクト × フローズン・グレー・メタリック・アクセント
◇オプションカラー
- E-コッパー×フローズン・グレー・メタリック・ アクセント
- クリスタル・ホワイト・ パール・エフェクト × BMW i ブルー・アクセント
- クリスタル・ホワイト・ パール・エフェクト × フローズン・グレー・ メタリック・アクセント
◇ BMW INDIVIDUAL
- BMW Individualドニントン・グレー × フローズン・グレー・メタリック・アクセント
タイヤ
- BMW i8 ロードスター (standard)…20インチ BMW i ライト・アロイ・ホイール タービン・スタイリング444
※オプションホイールは4種類と豊富なラインナップが特徴です。
エクステリアとインテリア、ドライビングサポート
BMW i8 ロードスターは、いまだかつてない先鋭的なデザインが随所に散りばめられた設計となっているのが特徴です。
6パターンのカラーアレンジが織りなすエクステリアの中央に位置するキドニー・グリルは他のモデルよりも細身。
そしてBMW i3やBMW i8 クーペ同様クローズドタイプの仕様となっており、大きなボディを精悍な印象へと昇華させています。
また、BMW i8 クーペ/ロードスターのみに搭載されている近未来的な印象を与えるエンジン・フードのV型ラインと独特なカラーリングも魅力です。
他のBMWの車両とは違ったフォルムにより、シャープでありながらもフラットさを兼ね備えた風貌へ成長を遂げています。
インテリアやドライビング・アシストもBMW i8 シリーズ独自のラインナップを採用。
インテリアの標準装備は「CARPO」という名称でブラックを基調に統一感を持たせた「AMIDO」、アイボリーを基調に差し色でナチュラル・レザーのブラックを使用した「IVORY WHITE」からインテリアカラーパターンを選択可能。
インテリアトリムやシートカラーの一体感をより強調した、近未来デザインになっています。
このほか、街に映える「Eコッパ―」カラーを基調とした「ACCARO」、より深みのあるブラックで差し色にBMW iシリーズのライト・ブルーを使用した「HALO」をオプションとして選択することができます。
ボディカラーとも組み合わせ、「自分だけの一台」を実現しやすいのも魅力的ですよね。
ベーシックな「ドライビング・アシスト(衝突回避・被害軽減ブレーキ、リヤ・ビュー・ カメラ、サラウンド・ビュー・システム」も、もちろん搭載!
電気走行時はほぼ無音となるため、周囲に気づかれにくいのがプラグイン・ハイブリッドのメリットでもありデメリットでもあります。
そんなときBMW i8 ロードスターは走行速度が30km/hを下回るとシステムがタービンのようなノイズを発生させ、歩行者など周囲の道路利用者に車両の接近を知らせて注意を促します。
BMW i8シリーズならではのデザイン性と安全性能に対する配慮が、BMW i8 ロードスターにはあります。
BMW i8 ロードスターは近未来感のある先進的な一台!
プラグイン・ハイブリッド車のEV走行では、どうしてもガソリン仕様車より走行感を堪能できない印象を持つ人も少なくないでしょう。
ですが、BMW i8 ロードスターのスポーツモードなら1.5L直列3気筒ガソリンエンジンを使っているとは思えない迫力の走りが可能です。
単なるエコ志向として電気モーター走行をするのみならず、電気モータ―×ガソリンエンジンで燃費や環境問題へ配慮し、4輪駆動の実力を遺憾なく発揮できる仕組みがそこにはあります。
バタフライ・ドアなど見た目のインパクトも絶大で、もちろん乗り心地や走行性も満足いただける一台となっています。
BMW i8 クーペ同様、終売が発表されてしまった今が「BMW i8 ロードスター」の魅力を実感できる一番のチャンスかもしれませんよ。
詳しくはお近くの販売店にてお問い合わせ下さいね。
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