2022.07.19
BMWのコネクテッドドライブを詳しく解説!魅力のサービス内容とは
ヤナセBMWの増田です。
インターネットが広く普及するようになって、車両にも「通信サービスが搭載されたらいいな」と思っている方もいるのではないでしょうか。
BMWのコネクテッドドライブは、まさにそういったご要望にマッチするサービスです。
このサービスは、車両と外の世界を繋ぎ、ドライブをサポートしてくれます。
今回は、BMWのコネクテッドドライブの機能やサービスの内容、使用に必要な条件、注意点を幅広く解説します。
BMWのコネクテッドドライブとは?サービス内容を詳しく!
BMWのコネクテッドドライブとは、車両の状況をリアルタイムで把握し、ドライバーをサポートするサービスです。
車に搭載された通信システムを使うことで、快適なドライブを楽しめたり、万が一トラブルに巻き込まれた際に安心して対処することができます。
コネクテッドドライブの中心となるサービスは、以下の3つです。
- BMW iDrive
- リモート・ソフトウェア・アップデート
- My BMWアプリ
それぞれのサービスについて、詳しく見ていきましょう。
BMW iDrive
BMW iDriveは、車両の情報やナビゲーションシステム、オーディオ、セーフティ機能などを管理するシステムです。
最先端のテクノロジーとAIを統合しており、インテリジェント・パーソナル・アシスタントでは自然な会話で指示を出し、機能を操作することができます。
人間工学に基づいたタッチ・コントロール、シンプルかつ明確な情報の提示により、使いやすく直感的な操作も叶います。
デザイン性も優れており、モダンな作りが魅力です。
その他にも、iDiveでは以下のようなことが可能です。
- 個々の好みに合わせたエアコン設定温度の調整
- ドライバーが近づくとドアロックを解除
- ドライバーの行動パターンを学び目的地を提示
ドライブを快適に過ごすためのサービスが、一通り整っています。
リモート・ソフトウェア・アップデート
リモート・ソフトウェア・アップデートでBMWのソフトウェアをアップデートすることで、車両を常に最新の状態に保つことができます。
電波の届かない場所での更新や、部品交換やメンテナンスなど専門的な知識を要する修理が必要な場合にはできないといった制限はありますが、サービスの向上や不具合の改善などのアップデートが叶います。
My BMWアプリ、もしくはSIMカードを介した通信で更新可能です。
My BMWアプリ
BMW専用のアプリ「My BMWアプリ」には、以下のような機能があります。
- 車両の現在位置の特定
- リモートで車両の解錠・施錠
- 航続可能距離の把握
- 換気の予約
- 目的地の予約
- 点検の予約
- リモートカメラ
- BMWデジタルキー
- リモート履歴
- Alexaサービスとの統合
遠隔操作や車両状況の確認などの機能を、アプリから利用可能です。
なお、My BMWアプリは2014年以降に生産されたモデルと互換性があります。
このほか、トラブルに対応する「BMW SOSコール」や、「BMW コネクテッドドライブ」ポータルまたは「MyBMWアプリ」にてアカウントを作成することで、メンテナンス情報を正規ディーラーに通知できる「BMW テレサービス」などの機能もあります。
BMWのコネクテッドドライブの使用条件は?
BMWコネクテッドドライブは、車両の情報をカスタマーセンターに繋げたり、インターネットに接続したりするシステムのため、使用条件があります。
BMWコネクテッドドライブの使用条件は、以下の3つです。
- SIMカードがインストールされていること
- BMW IDを所有していること
- 車両をBMW IDに登録していること
SIMカードは契約者の識別に必要なICカードで、インターネットに接続することでデータ通信を行えるようになります。
BMWコネクテッドドライブは車両を個別に把握し、その車両に適切なサービスを提供する必要があるので、このSIMカードが必須です。
また、SIMカードだけでなくBMW IDを所有し、車両をBMW IDに登録する必要もあります。
以上の条件を満たすことで、BMWコネクテッドドライブのサービスを利用できるようになります。
BMWでコネクテッドドライブを活用するメリットや注意点も確認!
BMWコネクテッドドライブを活用するメリットは、なんといっても様々なサービスのおかげでドライブが快適になることです。
BMW SOSコールがついていることで、万が一トラブルに巻き込まれた際も、コールセンターのオペレーターと音声通話が可能です。
状況を共有し必要性があれば、警察や救急車への連絡を行ってくれます。
また、BMW テレサービスは、メンテナンスやバッテリー低下などの車両の情報を正規ディーラーに通知する機能です。
自動で情報を送信し、適切な提案をしてくれるので、ドライバーは車両の情報を細かく把握する必要がなくなります。
この2つのサービスは、BMWコネクテッドドライブの標準装備です。
なお、BMWコネクテッドドライブは頼もしいシステムですが、いくつか注意点もあります。
主な注意点は、以下の2つです。
- 一部有償のサービスとなっていること
- 不具合が生じる可能性があること
それぞれ詳しく見ていきましょう。
一部有償のサービスとなっていること
BMWコネクテッドドライブは、すべてのサービスが標準装備として付いているわけではありません。
必要な機能があれば、有償サービスの「BMW コネクテッド ・ ドライブ ・ プレミアム」を検討すると良いでしょう。
BMW コネクテッド ・ ドライブ ・ プレミアムには、以下の3つのサービスがあります。
- コネクテッド ・ ドライブ ・ サービス
- リモート・サービス
- BMWドライバー・サポート・デスク
コネクテッド・ドライブ・サービス
コネクテッド・ドライブ・サービスには、以下の2つのサービスが含まれています。
- BMW オンライン
- BMW Apps
BMW オンラインは、リアルタイムのニュースや天気予報を知ることができます。
BMW Appsは、専用のアプリ「BMW Connected」をインストールすることで、Twitterやカレンダーをモニターに表示させるサービスです。
リモートサービス
リモートサービスは、専用のアプリ「My BMW Remote」を使い、車両を遠隔操作できるサービスです。
アプリを介して、ドアロックの解除や車両のある現在位置を地図上で把握できます。
BMWドライバー・サポート・デスク
BMWドライバー・サポート・デスクは24時間365日、コールセンターのオペレーターがドライバーの代わりに情報を調べてくれるサービスです。
運転中に通話し検索してもらうことができるので、わざわざ停車して自分で調べる必要がなくなります。
不具合が生じる可能性があること
現時点(2022年7月)でOnlineまたはコネクテッド・ブースター・パッケージに、動作障害が発生中です。
このように、BMWコネクテッドドライブには、稀に不具合が生じる可能性もあります。
ただ、その後すぐにメンテナンスに入っており、解消の目処が立っているのは安心できる点ですね。
BMWコネクテッドドライブは快適なドライブをサポート
BMWの車両には、車両と外の世界を繋ぐデジタルサービス「BMWコネクテッドドライブ」が搭載されています。
トラブルに巻き込まれた際に使えるSOSコールや、車両の状態をチェックしてくれるテルサービスなど、BMWコネクテッドドライブがあると、様々な場面で便利なサービスを体感できます。
有償サービスも充実しているので、目的にあわせて機能を拡張させることも可能です。
デジタルの力で快適なドライブをサポートしてくれるBMWコネクテッドドライブ。
この素晴らしい機能を体感するには、実際に乗ってみることがおすすめです!
ぜひ、お近くのショールームに足を運んでみてくださいね。
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