2022.08.27
BMWのidriveとは?紹介や操作条件、搭載車種まで詳しく解説
ヤナセBMWの増田です。
BMWには「BMW iDrive」と呼ばれる車両を統括するシステムが搭載されており、快適で安全なドライブを楽しむことが可能です。
初代の登場からBMW iDriveはさらに進化を遂げており、その機能は多様化しています。
今回は、BMW iDriveの搭載車種やどのような機能があるかを詳しくご紹介。
後半では、BMW iDriveをスムーズに操作するための機能についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
BMW iDriveとは?現在の進化や搭載車種もご紹介
BMW iDriveとは、BMWの車両の頭脳にあたるシステムのことです。
2001年に登場したBMW7シリーズから導入されており、現在のモデルで8代目となります。
初代モデルが登場した当初は、タッチパネル式ではなくダイヤルで表示された画面を操作するタイプであったBMW iDrive。
タッチパネルに慣れているユーザーにとっては使い勝手が悪く、評判はあまりよくありませんでした。
しかし、その後は改良を重ね、BMWカーブド・ディスプレイの導入やダイヤルコントロールの操作性の向上などで高性能に進化しています。
現在のBMW iDriveには、オペレーティング・システム8が搭載されており、ナビやオーディオの操作、車両情報の位置の取得、インターネット接続などあらゆることが可能です。
BMW iDriveの機能については、後ほど詳しくご紹介しますね。
新型のBMW iDriveは、今後すべてのモデルに搭載される予定となっており、直近だと2021年に発売されたBMW iX、BMW4に組み込まれています。
BMW iDriveの機能を詳しく紹介!どんなことが可能?
BMW iDriveは年々進化を遂げており、それに伴い多くの機能が搭載されています。
以下の主な機能をご紹介していきましょう。
- BMW Maps
- グレート・エントランス・モーメント
- BMW IDへの個人データの保存
- アクティブ・クルーズ・コントロール
- ドライビング・パフォーマンス・コントロール
- BMW Connected Drive
- BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント
- 安全に関する機能
BMW Maps
BMW iDriveのナビゲーションシステムは、従来の「目的地を設定し、そこまで案内してもらう」だけのものではありません。
BMW iDriveには、個々のBMW IDから過去の行動パターンや習慣によって、最適な目的地を予測する機能が付いています。
拡張ビュー機能を活用すれば、実際の道路のカメラ画像から、ベストなナビゲーションを知ることが可能です。
グレート・エントランス・モーメント
グレート・エントランス・モーメントによって、快適に、そしてスムーズに車に乗り込むことが可能に。
車に乗る際に、光のカーペットが広がると同時に、ドア・ハンドルやテールゲートが照らされ、車内へとエスコートしてくれます。
BMW IDへの個人データの保存
お好みの車両設定を、個人のBMW IDに保存すれば、どのBMWの車に乗っても同じ設定でドライブを楽しむことができます。
MyModeを使用すれば、ドライバーの好みの設定を10個まで保存することが可能に。
また、オートメート・マイ・ハビッツ(Automate My Habits)には、自動で窓を開けるなどの個人のルーティーンワークも登録できます。
アクティブ・クルーズ・コントロール
アクティブ・クルーズ・コントロールとは、車両に搭載されたレーダーが、前の車両との距離や車線を把握し、自動で加減速を行う追従システムです。
アクセルやブレーキの調整、ハンドリングなどを自動で行ってくれるので、ドライバーの負担が減ります。
ドライビング・パフォーマンス・コントロール
ドライビング・パフォーマンス・コントロールは、ドライバーの好みに合わせて走行特性を最適化させるシステムです。
スイッチを切り替えることで、スポーツ・コンフォート・ECO PROの3つのタイプから走行モードを選べます。
BMW Connected Drive
BMWのコネクテッドドライブは、車両の状況をリアルタイムで把握し、ドライバーをサポートするサービスです。
「BMW SOSコール」や「BMWテレサービス」などのサービスが含まれています。
これらのサービスによって、万が一トラブルの際も安心して対応してもらうことが可能です。
また、My BMWアプリやリモート・ソフトウェア・アップデートを活用すれば、より快適なドライブが楽しめます。
安全に関する機能
BMW iDriveは、安全に関する機能も充実しています。
レーン・ディパーチャー・ウォーニング
レーン・ディパーチャー・ウォーニングは、時速60km以上で走行している際に、車線からはみ出すと警告してくれるシステムです。
前方を確認するカメラで車線を捉え、そこからずれるとハンドルを振動させ、危険を知らせます。
衝突回避・被害軽減ブレーキ
衝突回避・被害軽減ブレーキは、走行中に他の車輌との衝突が避けられないタイミングまでブレーキが踏まれなかった際に、被害を最小限に抑えるために発動します。
車両だけでなく、障害物や歩行者にも反応します。
前車接近警告機能
前車接近警告機能とは、ルームミラーに装備されたステレオカメラとフロントのミリ波レーダーセンサーで前方車両の位置を捉え、接近した際に警告するシステムです。
ドライバーに警告すると同時に、自動でブレーキ圧を高め、ブレーキが踏まれた際に瞬時に効くように備えます。
BMW iDriveはスムーズに操作するための機能も多い!
BMW iDriveには、スムーズに操作を行うための機能も豊富に搭載されています。
これらを使いこなせば、より快適なドライブを楽しむことができるでしょう。
- BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント
- スマートフォンとの連携
- Bluetooth接続
それぞれについて、詳しく解説します。
BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント
BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、音声入力で操作を行うための機能です。
任意の名前を設定して呼び出すことで、以下のようなさまざまな指示を音声で送ることができます。
- 駐車場の検索
- 音楽の再生・停止
- エアコンの調整
手を使わずに音声で入力できるので、ドライブの安全性も高まります。
スマートフォンとの連携
BMW iDriveはスマートフォンと連携することで、より便利な機能が使えるようになります。
遠隔でスマートフォンで車の様子を確認できたり、ドアの解錠・施錠を行えたり、駐車場で車両の位置がわからなくなった際に探せたりする機能があります。
また、スマートフォンを使えば、簡単に目的地を設定することが可能です。
Bluetooth接続
車とスマートフォンを、Bluetoothで接続することができます。
音楽や映像を楽しめるだけでなく、手を使わずに音声通話することも可能です。
BMW iDriveを活用して快適なドライブを楽しもう!
BMW iDriveは、BMWの車両の頭脳ともいえるシステムで、数多くの機能が搭載されています。
初代の登場から大きく進化を遂げており、現在の8代目のモデルはBMWカーブド・ディスプレイを導入。
操作性も、年々向上しています。
音声入力やナビゲーションシステムなどで便利になったのはもちろん、最新の安全装備も搭載されており、安心してドライブを楽しめます。
BMW iDriveを堪能するには、試乗して実際に体験してみることがおすすめです。
ぜひお近くのショールームに足を運んでみてくださいね!
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