2022.03.08
BMW 2シリーズ カブリオレの燃費や維持費は?内訳や総額もご紹介
ヤナセBMWの増田です。
日本で2015年から販売開始された、BMWのコンパクト・オープン・モデル「BMW 2シリーズ カブリオレ」。
2021年に惜しまれつつも生産終了となったため、現在では中古車市場でのみ取り扱われています。
今回は、そんな「BMW 2シリーズ カブリオレ」を購入する前に知っておきたい特徴や魅力について、そして維持費の内訳や燃費・燃料費の目安、年間維持費の合計を紹介していきます。
「BMW 2シリーズ カブリオレ」はどんな車?燃費を詳しくチェック!
オープン・エア・ドライビングが愉しめる、BMWのオープンカー「BMW 2シリーズ カブリオレ」。
その特徴やグレードごとの走行性・排気量・燃費、基本スペックについて見ていきましょう。
「BMW 2シリーズ カブリオレ」の特徴
BMW 2シリーズ カブリオレは、「BMW 1シリーズ カブリオレ」の後継モデルとして2015年に登場しました。
BMWのオープン・モデルのラインナップでは、一番取り回しの良いサイズとなっているBMW 2シリーズ カブリオレ。
「オープンカーといえば2人乗り」と思っていらっしゃる方も多いと思いますが、全長約4mのコンパクトなボディでありながらも4人乗りが可能なんです!
BMW 2シリーズ カブリオレは、カブリオレならではのスポーティで美しいプロポーション、優れた居住性、そしてドライビング・パフォーマンスまで一切の妥協がありません。
オープン・モデルの魅力といえばルーフ(屋根)の開閉が可能なところ。
爽快なオープン・エア・ドライビングはもちろんのこと、開放感や非日常感も楽しめます。
BMW 2シリーズ カブリオレは、吸音性に優れた電動開閉式のソフトトップを備えており、ボタン操作一つで開閉が可能です。
駆動方式はFR(後輪駆動)で、BMWらしさを象徴。
卓越したパワーと燃費性能を両立させた高性能エンジンを搭載し、ダイナミックな走りを実現します。
2021年に惜しまれつつも生産終了となったため、現在では中古車市場でのみ取り扱われています。
ヤナセBMWでは「BMW 2シリーズ」の認定中古車を多数取り揃えており、お近くの店舗になくても全国どこからでも取り寄せられます。
ヤナセBMW公式情報サイトから、認定中古車のラインナップをご確認ください。
「BMW 2シリーズ カブリオレ」の走行性・排気量・燃費
「BMW 2シリーズ カブリオレ」のラインアップには、直近では「220i カブリオレ M Sport」「220i カブリオレ Luxury」の2つのグレードがありました。
今回は「220i カブリオレ Luxury」の走行性能、排気量、燃費についてご紹介します。
「220i カブリオレ Luxury」には、直列4気筒DOHCガソリン・エンジンを搭載。
最高出力135kW(184ps)、最大トルク270Nmのパワーを発揮し、燃費性能にも優れています。
総排気量は1,998ccです。
燃費はJC08モードでは15.8km/Lとなっています。
「BMW 2シリーズ カブリオレ」の基本スペックもご紹介
「BMW 2シリーズ カブリオレ」の「220i カブリオレ Luxury」のスペックを参考に紹介します。
- 全長×全幅×全高(mm):4,440×1,775×1,415
- ホイールベース(mm):2,690
- エンジン:直列4気筒DOHCガソリン
- 総排気量(cc):1,998
- 最高出力(kW [ps] / rpm (EEC)):135 [184] /5,000
- 最大トルク(Nm / rpm (EEC)):270/1,380-4,600
「BMW 2シリーズ カブリオレ」の燃料費を含めた年間の維持費は?
「BMW 2シリーズ カブリオレ」の年間の維持費はどのくらい必要となるのでしょうか?
車検や自動車税・自動車保険料の内訳の目安を考慮しながら算出していきましょう。
※2022年3月8日時点
年間の税金額
まずは自動車を所有すると必要となる2つの税金、自動車税と重量税についてです。
それぞれの金額をご紹介します。
自動車税
普通車の自動車税の金額は車両の総排気量によって変わります。
「220i カブリオレ Luxury」の総排気量は1,998cc。
自動車税は1.5L超~2L以下の税率が適用され、年額36,000円が課せられます。
※2019年10月1日以後に最初の新規検査をした車両の場合
重量税
重量税は車両重量によって料金が異なり、重量が重いほど税額が高くなります。
「220i カブリオレ Luxury」の車両重量は1,650kg。
~2,000kgなので、16,400円の重量税が必要となります。
※継続検査等時、1年自家用、13年経過未満の場合
※エコカー減税の適用がない場合
詳しくは国土交通省の自動車重量税額もご覧ください。
自動車保険料
自動車の保険には、自賠責保険料と任意保険料の2つがあります。
自賠責保険料
自賠責保険は、車を所有する場合には必ず契約する保険です。
交通事故を起こした場合に対人への損害を補償するもので、運転者の怪我や物的な損害(自動車の破損など)についての補償は対象外になります。
「BMW 2シリーズ カブリオレ」を自家用乗用自動車として使用する場合、自賠責保険料は24カ月契約で20,010円です。(2021年4月1日以降に保険期間の始期を有する場合)
※離島・沖縄以外の地域に適用の場合
任意保険料
自賠責保険は事故で運転者が怪我をした際や対物の補償には対応していないため、任意保険を契約することでもしもの時のために足りない部分を補います。
任意保険の料金は、契約者が契約する保険によって異なります。
補償内容も保険会社やプランによってさまざまなので、ドライバーが安心できる内容が揃ったものを選んで契約しましょう。
車検費用
車検では道路運送車両法で定められている安全性の確保のために、点検・整備・検査を行います。
「BMW 2シリーズ カブリオレ」の車検料には、基本車検料、法定費用、部品交換費用といった費用が含まれます。
基本車検料は車検をしてもらう業者によって異なります。
内訳は定期点検料、測定検査料、代行手数料で、金額を業者側が自由に設定できます。
法定費用には、自動車重量税、自賠責保険、印紙代があり、費用は法律で定められた一律の金額となります。
印紙代は新規検査の場合2,100円、2回目以降の継続検査なら1,800円が必要です。
部品交換費用はパーツの劣化やブレーキパッドの摩耗、オイル漏れなど、車両の劣化状況によって金額が異なります。
「BMW 2シリーズ カブリオレ」は輸入車ですので、国産車と比較するとメーカー専門部品は10~30%ほど割高になる傾向があります。
あくまで目安ですが、BMWの車検費用は初回車検の場合は大きな修理や交換部品が発生しにくいため、合計で約15万円となります。
「220i カブリオレ Luxury」で見ると内訳は車検整備費用の約10万円に、法定費用約4万円というところです。
ただし、2回目以降の車検では交換する部品や修理も想定できるため、初回の車検費用よりも10万円以上高くなることも考えられます。
燃費と年間の燃料費
自動車の年間維持費で大きな差が出るのはガソリン代です。
ガソリン車の「220i カブリオレ Luxury」の場合、燃費はJC08モードで15.8km/L。
例として年間10,000km走行、ガソリン代はハイオク172円/Lで計算すると、燃料費はJC08モードで約109,000円となります。
「BMW 2シリーズ カブリオレ」の年間維持費の合計
「BMW 2シリーズ カブリオレ」の1年間の維持費の合計目安を、「220i カブリオレ Luxury」の場合で見ていきましょう。
- 自動車税:36,000円
- 重量税:16,400円(エコカー減税なしの場合)
- 自賠責保険:20,010円(24カ月契約)
- 車検費用:約100,000円(法定費用以外・初回の場合)
- 燃料費 :約109,000円(年間10,000km走行、燃料消費率JC08モード 15.8km/L、ハイオク172円/Lとして計算)
合計すると約281,500円となりますので、1つの目安としてご参考ください。
ただし、任意保険料や駐車場代、部品交換・修理代が増えるとさらに金額が変動するでしょう。
BMW 2シリーズ カブリオレの燃費や維持費を知って検討を
BMWのコンパクト・オープン・モデル「BMW 2シリーズ カブリオレ」。
全長約4mのコンパクトなボディでありながらも、4人乗りが可能となっております。
カブリオレならではのスポーティなスタイリング、ドライビング・パフォーマンスなど、魅力があふれる一台です。
2021年に生産終了となったため、現在では中古車市場でのみ取り扱われています。
「BMW 2シリーズ カブリオレ」の年間維持費の内訳は、自動車税や重量税といった税金や、自賠責保険と任意保険の自動車保険料、そして車検費用や燃料費です。
「220i カブリオレ Luxury」の年間維持費の目安は約28万円となっています。
利用状況などによっても目安は変動しますので、あくまでも1つの参考としてくださいね。
今回の燃費・維持費の紹介を参考に、ライフスタイルに合わせたベストな1台を選んでくださいね。
※一部、価格・基本性能等については変更になっている場合があります。ご不明な点はショールームへお気軽にお問い合わせください。
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