2022.11.20
BMW 3シリーズと7シリーズの違いは?特徴や走行性能を比較
ヤナセBMWの増田です。
モダンなデザインや技術、そしてプレミアム・コンパクト・スポーツ・モデルとして、幅広い層から人気の「BMW 3シリーズ」。
3シリーズは、2022年9月20日にセダンとツーリングともに新型モデルがリリースされると発表されました。
そして、最高級のラグジュアリー・セダンとして品質を誇る「BMW 7シリーズ」。
こちらも2022年7月1日に新型モデルへと進化し、電気自動車(EV)や限定モデルも登場しています。
どの車種も卓越した魅力があるため、迷われる方も多いでしょう。
今回は、そんな人気モデルのBMW 3シリーズと、BMW 7シリーズのスペックや特徴、走行性能、そして乗り心地を詳しく比較していきます。
BMW 3シリーズと7シリーズの特徴や基本スペックの違いは?
BMW 3シリーズは1975年に登場し、長く愛され続けているロングセラー・モデル。
プレミアム・コンパクト・スポーツ・モデルとして幅広い層に人気があり、現在のボディタイプのラインナップは、セダンとツーリングの2つです。
ダブル・バーを採用したBMW特有のキドニーグリル、水平で細く進化したリア・コンビネーション・ライト、デイタイム・ランニング・ライト機能を有したLEDヘッドライトが装備され、シャープで都会的な印象を与えます。
さらに、新型モデルではシフト・レバーが廃止され、全モデルにパドル・シフトを装備。
よりモダンな雰囲気となっています。
一方、BMW 7シリーズは1977年に初代が登場し、2022年9月に新型モデルが発表。
最高品質、最新の運転支援テクノロジーを取り入れたラグジュアリーセダンです。
大型キドニー・グリルにフロントのシャープなレーザーライト、サイドのエア・ブリーザー、さらにインテリアには最上級のマテリアルが採用され、存在感ある表情と気品が演出されています。
セダンタイプのためボディも比較的大きく、3シリーズセダンよりもさらにサイズアップしています。
3シリーズはシティドライブを中心とした軽快さを重視しており、7シリーズはスポーティネスな加速感を味わえるモータースポーツ仕様車さながらの走りが魅力です。
また、7シリーズはグレード名に「i」が付いた電気のみで走行する電気自動車「i7 xDrive60」があるのも特徴。
ドアハンドルをドアパネルに内蔵して空気抵抗を低減し、スマートなデザインになっています。
続いて、3シリーズと7シリーズそれぞれの基本スペックについて見ていきましょう。
BMW 3シリーズ セダンの基本スペック
※2022年11月20日時点
BMW 3シリーズ ツーリングの基本スペック
※2022年11月20日時点
BMW 7シリーズの基本スペック
※2022年11月20日時点
BMW 3シリーズと7シリーズの走行性能の違いは?徹底比較!
では、エンジンスペックを含めたそれぞれの走行性能の違いについても見ていきましょう。
BMW 3シリーズはボディタイプに関わらず、同じグレードであれば同じエンジンを採用しているため、高速走行での大きな違いはありません。
駆動方式はFR(後輪駆動)もしくは4WD(四輪駆動)で、FRはコーナーでの優れたハンドリング、xDriveの技術が搭載された4WDは、道路状況の危険を察知して安全なドライブができるよう設計されています。
特に320d xDriveでは、振動を抑えつつ安定感がありながら、高回転域でも軽快な走りを味わえます。
また、スポーティで安定感のある走りならセダン、アウトドア志向なら荷物が多く積めるツーリングという選択もできるでしょう。
BMW 7シリーズは、BMW 740iがガソリン車、BMW 740dがディーゼル車という違いはあるものの、エンジンスペックの差はほとんどありません。
どちらも8速オートマチック・トランスミッションで、ダイナミックな走りを味わえます。
また、環境性能に優れたプラグイン・ハイブリッド・モデルの「BMW i7」は、最高出力が400kWあり、650kmを超える航続可能距離も魅力です。
ゆとりあるロング・ドライブが叶うことでしょう。
続いて、BMW 3シリーズとBMW 7シリーズのエンジンスペックについてご紹介します。
BMW 3シリーズのエンジンスペック
まずは、BMW 3シリーズのエンジンスペックについて、ご紹介します。
※2022年11月20日時点
BMW 7シリーズのエンジンスペック
続いて、BMW 7シリーズのエンジンスペックです。
※2022年11月20日時点
電気自動車BMW i7については、以下の表のとおりです。
※2022年11月20日時点
BMW 3シリーズと7シリーズの乗り心地を比較!安全装備の違い
BMW 3シリーズは安定感ある乗り心地、7シリーズはハイグレードな仕様となっており、それぞれに魅力があります。
乗り心地や安全装備についても、比較してみましょう。
乗り心地とシート仕様
BMW 3シリーズはM Sport仕様車以外はフラットな構造をしたシートを取り入れており、特にM仕様車のシートは、カーレースから着想を得た身体にフィットするデザインになっています。
加速時にも安定感があり、心地良い乗り心地を叶えてくれます。
また、セダンの後部座席にはスルーローディング・システムのシートを採用。
3分割にバックレストを倒して使えるため、幅広い収納に対応できます。
一方、BMW 7シリーズはフロントコックピットが全長5,000㎜越えのため、ゆったりと贅沢な乗り心地が魅力です。
電動フロント・シートをベースとし、オプションでは下肢部のクッションが座面と一体となった「エグゼクティブ・ラウンド・シート」や微細な隙間から適度な風が流れる「フロント・アクティブ・ベンチレーション・シート」、シート・ヒーティング、マッサージ機能なども付けられます。
安全性能の比較
BMW3シリーズも7シリーズも、BMWの安全機能がふんだんに搭載されています。
両シリーズとも、日本で初めて認可を取った「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載しており、一定の条件を満たせば自動で先行車に追従することが可能です。
その他、「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」、高性能3眼カメラとレーダーを組み合わせた最先端の運転支援システムなども装備しています。
7シリーズは、「パーキング・アシスト・プラス」にオプションで「BMWナイト・ビジョン(歩行者、動物検知機能付)」や「リモート・パーキング」なども搭載できるため、より安心してドライブを楽しめることでしょう。
BMW 3シリーズと7シリーズの違いを知って理想の一台を
長い間幅広い世代に愛されてきたBMW 3シリーズ、最高品質・最新の運転支援テクノロジーを取り入れたハイグレードなBMW 7シリーズ。
どちらも魅力あふれる一台のため、悩まれる方が多いモデルです。
3シリーズは、プレミアム・コンパクト・スポーツ・モデルとして小回りが効きながらも安定感ある乗り心地が魅力です。
ボディタイプはセダンとツーリングがあり、走りを重視するのか、実用性を重視するかで、お好みのモデルを選択できます。
ラグジュアリー・セダンの7シリーズは、2022年7月1日に新型モデルへと進化し、電気自動車(EV)や限定モデルも登場。
サイズも大きく、ゆったりと贅沢な乗り心地が魅力です。
ぜひお近くのショールームでご試乗し、体感してみてくださいね。
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※一部、価格・基本性能等は変更になっている場合があるので、ご不明な点はショールームへお気軽にお問い合わせください。
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