BMW 4シリーズ カブリオレの燃費や維持費は？内訳や総額もご紹介

ヤナセBMWの増田です。

 

先進的なBMWのオープン・モデル「BMW 4シリーズ カブリオレ」。

日本での販売は2014年から開始し、現在は2代目モデルを展開しています。

 

今回は、そんな「BMW 4シリーズ カブリオレ」を購入する前に知っておきたい特徴や魅力について、そして維持費の内訳や燃費・燃料費の目安、年間維持費の合計を紹介していきます。

 

 

「BMW 4シリーズ カブリオレ」はどんな車？燃費を詳しくチェック！

「BMW 4シリーズ カブリオレ」は、BMW 4シリーズ クーペをベースとしたBMWのオープン・モデル。

その特徴やグレードごとの走行性・排気量・燃費、基本スペックについて見ていきましょう。

 

「BMW 4シリーズ カブリオレ」の特徴

2014年に日本に登場した「BMW 4シリーズ カブリオレ」は、2つの魅力を併せ持つモデルです。

 

ソフトトップを閉じている状態は、スポーティかつエレガントなクーペ・スタイルで魅了し、ルーフ（屋根）を開けるとオープン・エア・ドライビングが愉しめるオープンカーに！

 

BMW 4シリーズ カブリオレのルーフは、キャンバス製のソフトトップを採用しています。

走行中※であってもオープン・クローズ操作ができ、閉じている状態から約18秒で開閉可能です。

※50km/h以下の場合

 

オープンカーではめずらしい4シーターとなっており、後席のバックレストを倒すことで大きな荷物を積み込めるところがポイントで、積載性と利便性を兼ね備えています。

 

現行モデルは2代目で、力強いBMWツインパワー・ターボ・エンジンを搭載した「420i カブリオレ」「420i カブリオレ M Sport」、サーキットでの走行を可能とするMパフォーマンス・モデル「M440i xDrive カブリオレ」の3グレードをラインアップ。

 

最先端の安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」やパーキング・アシストといった運転支援システムがドライバーの安全をサポートします。

 

iPhoneによる車両のロック解除・施錠、エンジン始動が可能な「BMWデジタル・キー」をはじめとする、革新的なデジタル・サービスも充実しています。

 

「BMW 4シリーズ カブリオレ」の走行性・排気量・燃費

現行モデルの「BMW 4シリーズ カブリオレ」には「420i カブリオレ」「420i カブリオレ M Sport」「M440i xDrive カブリオレ」が用意されています。

それぞれの走行性能や排気量、燃費についてご紹介します。

 

420i カブリオレ・420i カブリオレ M Sport

高効率な直列4気筒DOHCガソリン・エンジンを搭載。

最高出力135kW（184ps）、最大トルク300Nm（30.6kgm）ものパワーを発揮します。

 

総排気量は1,998ccです。

 

燃費はJC08モードでは15.4km/Lとなっています。

WLTCモードでは13.3km/Lで、使用環境による燃費の変化は下記の通りです。

• 市街地モード（信号や渋滞などの影響を受ける比較的低速な走行を想定）：9.8km/L
• 郊外モード（信号や渋滞などの影響をあまり受けない走行を想定）：13.3km/L
• 高速道路モード（高速道路などでの走行を想定）：15.7km/L

 

平成30年排出ガス基準を達成しています。

 

M440i xDrive カブリオレ

4輪駆動システム「xDrive」を搭載したMパフォーマンス・モデル「BMW M440i xDrive カブリオレ」。

搭載された直列6気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンは、最高出力285kW（387ps）、最大トルク500Nm（51.0kgm）の力強くスポーティーな走りを実現します。

 

総排気量は2,997ccです。

 

燃費はJC08モードで12.0km/L、WLTCモードでは10.9km/Lとなっております。

使用環境による燃費の変化は下記の通りです。

• 市街地モード：7.6km/L
• 郊外モード：11.2km/L
• 高速道路モード：13.2km/L

 

平成30年排出ガス基準を達成しています。

 

「BMW 4シリーズ カブリオレ」の基本スペックもご紹介

「BMW 4シリーズ カブリオレ」の「420i カブリオレ」のスペックを参考に紹介します。

• 全長×全幅×全高（mm）：4,775×1,850×1,395
• ホイールベース（mm）：2,850
• エンジン：直列4気筒DOHCガソリン
• 総排気量（cc）：1,998
• 最高出力（kW [ps] / rpm (EEC)）：135 [184] /5,000
• 最大トルク（Nm [kgm] / rpm (EEC)）：300 [30.6] /1,350-4,000

 

 

「BMW 4シリーズ カブリオレ」の燃料費を含めた年間の維持費は？

「BMW 4シリーズ カブリオレ」の年間の維持費はどのくらい必要となるのでしょうか？

車検や自動車税・自動車保険料の内訳の目安を考慮しながら算出していきましょう。

※2022年3月23日時点

 

年間の税金額

まずは自動車を所有すると必要となる2つの税金、自動車税と重量税についてです。

それぞれの金額をご紹介します。

 

自動車税

普通車の自動車税の金額は車両の総排気量によって変わります。

 

「420i カブリオレ」「420i カブリオレ M Sport」の総排気量は1,998cc。

1.5L超～2L以下の税率が適用され、年額36,000円の自動車税が課せられます。

 

「M440i xDrive カブリオレ」の総排気量は2,997ccなので、自動車税は2.5L超～3L以下の税率が適用され、年額50,000円となります。

※2019年10月1日以後に最初の新規検査をした車両の場合

 

重量税

重量税は車両重量によって料金が異なり、重量が重いほど税額が高くなります。

 

「BMW 4シリーズ カブリオレ」のそれぞれのグレードの車両重量は下記の通りです。

• 420i カブリオレ／420i カブリオレ M Sport：1,710kg（M スポーツ・ブレーキ装備車の場合：1,730kg）
• M440i xDrive カブリオレ：1,880kg

 

どのグレードも～2,000kgなので、16,400円の重量税が必要となります。

 

※継続検査等時、1年自家用、13年経過未満の場合

※エコカー減税の適用がない場合

 

詳しくは国土交通省の自動車重量税額もご覧ください。

 

自動車保険料

自動車の保険には、自賠責保険料と任意保険料の2つがあります。

 

自賠責保険料

自賠責保険は、車を所有する場合には必ず契約する保険です。

交通事故を起こした場合に対人への損害を補償するもので、運転者の怪我や物的な損害（自動車の破損など）についての補償は対象外になります。

 

「BMW 4シリーズ カブリオレ」を自家用乗用自動車として使用する場合、自賠責保険料は24カ月契約で20,010円です。（2021年4月1日以降に保険期間の始期を有する場合）

 

※離島・沖縄以外の地域に適用の場合

 

任意保険料

自賠責保険は事故で運転者が怪我をした際や対物の補償には対応していないため、任意保険を契約することでもしもの時のために足りない部分を補います。

 

任意保険の料金は、契約者が契約する保険によって異なります。

 

補償内容も保険会社やプランによってさまざまなので、ドライバーが安心できる内容が揃ったものを選んで契約しましょう。

 

車検費用

車検では道路運送車両法で定められている安全性の確保のために、点検・整備・検査を行います。

「BMW 4シリーズ カブリオレ」の車検料には、基本車検料、法定費用、部品交換費用といった費用が含まれます。

 

基本車検料は車検をしてもらう業者によって異なります。

内訳は定期点検料、測定検査料、代行手数料で、金額を業者側が自由に設定できます。

 

法定費用には、自動車重量税、自賠責保険、印紙代があり、費用は法律で定められた一律の金額となります。

 

印紙代は新規検査の場合2,100円、2回目以降の継続検査なら1,800円が必要です。

 

部品交換費用はパーツの劣化やブレーキパッドの摩耗、オイル漏れなど、車両の劣化状況によって金額が異なります。

 

「BMW 4シリーズ カブリオレ」は輸入車ですので、国産車と比較するとメーカー専門部品は10～30%ほど割高になる傾向があります。

 

あくまで目安ですが、BMWの車検費用は初回車検の場合は大きな修理や交換部品が発生しにくいため、合計で約15万円となります。

「BMW 420i カブリオレ」で見ると内訳は車検整備費用の約10万円に、法定費用約4万円というところです。

 

ただし2回目以降の車検では交換する部品や修理も想定できるため、初回の車検費用よりも10万円以上高くなることも考えられます。

 

燃費と年間の燃料費

自動車の年間維持費で大きな差が出るのはガソリン代です。

 

ガソリン車の「420i カブリオレ」の場合、燃費はJC08モードで15.4km/L、WLTCモードで13.3km/Lでした。

例として年間10,000km走行、ガソリン代はハイオク179円/Lで計算すると、燃料費はJC08モードで約116,000円、WLTCモードで約135,000円となります。

 

「BMW 4シリーズ カブリオレ」の年間維持費の合計

「BMW 4シリーズ カブリオレ」の1年間の維持費の合計目安を、「BMW 420i カブリオレ」の場合で見ていきましょう。

• 自動車税：36,000円
• 重量税：16,400円（エコカー減税なしの場合）
• 自賠責保険：20,010円（24ヵ月契約）
• 車検費用：約100,000円（法定費用以外・初回の場合）
• 燃料費 ：約116,000円（年間10,000km走行、燃料消費率JC08モード 15.4km/L、ハイオク179円/Lとして計算）

合計すると約288,500円となりますので、1つの目安としてご参考ください。

 

ただし、任意保険料や駐車場代、部品交換・修理代が増えるとさらに金額が変動するでしょう。

 

 

BMW 4シリーズ カブリオレの燃費や維持費を知って検討を

BMW 4シリーズ クーペをベースとしたBMWのオープン・モデル「BMW 4シリーズ カブリオレ」。

日本では2014年に登場し、現在は2代目モデルを展開しています。

 

BMW 4シリーズ カブリオレは、ソフトトップを閉じている状態はクーペ・スタイルに。

ルーフを開ければオープン・エア・ドライビングが愉しめるという、2つの魅力を併せ持つモデルです。

 

オープンカーではめずらしい4シーターとなっており、積載性と利便性も抜群！

運転支援システムやデジタル・サービスも充実しています。

 

「BMW 4シリーズ カブリオレ」の年間維持費の内訳は、自動車税や重量税といった税金や、自賠責保険と任意保険の自動車保険料、そして車検費用や燃料費です。

 

「420i カブリオレ」の年間維持費の目安は約29万円となっています。

利用状況などによっても目安は変動しますので、あくまでも1つの参考としてくださいね。

 

今回の燃費・維持費の紹介を参考に、ライフスタイルに合わせたベストな1台を選んでくださいね。

 

※一部、価格・基本性能等については変更になっている場合があります。ご不明な点はショールームへお気軽にお問い合わせください。