2022.04.07
「BMW X6 M」の燃費や維持費は?内訳や総額もご紹介
ヤナセBMWの増田です。
「BMW X6 M」は、日常走行とサーキットでレース走行を両立する、実用性の高いスポーツ・アクティビティ・クーペ(SAC)です。
日本での販売は2009年から開始し、現在は3代目モデルを展開しています。
今回は、そんな「BMW X6 M」を購入する前に知っておきたい特徴や魅力について、そして維持費の内訳や燃費・燃料費の目安、年間維持費の合計をご紹介していきます。
「BMW X6 M」はどんな車?燃費を詳しくチェック!
BMW X6をベースとした「BMW X6 M」は、街乗りといった日常走行からサーキットでのスポーツ走行まで、あらゆるフィールドで刺激的なスポーツ・ドライビングを体感できるモデルです。
その特徴や走行性・排気量・燃費、基本スペックについて見ていきましょう。
「BMW X6 M」の特徴
ハイ・パフォーマンスなSAC「BMW X6 M」は、究極のスポーツ・マシンを手掛けるBMW M社が開発した4輪駆動モデルです。
日本では2009年7月に登場し、現行モデルは3代目となっています。
2022年4月時点のラインアップは「BMW X6 M Competition」のみを展開しています。
BMW X6 M Competitionは、アグレッシブなサーキットでのレース走行を想定したMハイ・パフォーマンス・モデルです。
最大限のトランザクションとドライビング・ダイナミクスを実現する、インテリジェント4輪駆動システム「M xDrive」を搭載。
レーシングマシンであることを強調するエクスクルーシブなM専用のデザインや、装備を多数備えているところもポイントです。
高速道路での渋滞時にドライバーをサポートする「高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシスト」や、最先端の運転支援システムも標準装備し、安全運転でドライブを楽しむことができます。
「BMW X6 M」の走行性・排気量・燃費
現行3代目の「BMW X6 M Competition」の走行性能や排気量、燃費についてご紹介します。
BMW X6 M Competitionには、高負荷走行も想定してデザインされた高性能なV型8気筒Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載。
他の追随を許さない圧倒的なパワーを発揮します。
0-100km/hの加速は、わずか3.8秒です!(※ヨーロッパ仕様車値)
総排気量は4,394cc、燃費はWLTCモードでは7.4km/Lとなっています。
使用環境による燃費の変化は下記の通りです。
- 市街地モード(信号や渋滞などの影響を受ける比較的低速な走行を想定):4.9km/L
- 郊外モード(信号や渋滞などの影響をあまり受けない走行を想定):7.8km/L
- 高速道路モード(高速道路などでの走行を想定):9.1km/L
平成30年度排出ガス基準を達成しています。
「BMW X6 M Competition」基本モデルのスペック
「BMW X6 M Competition」のスペックを参考に紹介します。
- 全長×全幅×全高(mm):4,955×2,020×1,695
- ホイールベース(mm):2,970
- 総排気量(cc):4,394
- 最高出力(kW [ps] / rpm (EEC)):460 [625] /6,000
- 最大トルク(Nm [kgm] / rpm (EEC)):750 [76.5] /1,800-5,860
「BMW X6 M」の燃料費を含めた年間の維持費は?
「BMW X6 M」の年間の維持費はどのくらい必要となるのでしょうか?
車検や自動車税・自動車保険料の内訳の目安を考慮しながら算出していきましょう。
※2022年4月7日時点
年間の税金額
まずは自動車を所有すると必要となる2つの税金、自動車税と重量税についてです。
それぞれの金額をご紹介します。
自動車税
普通車の自動車税の金額は車両の総排気量によって変わります。
「BMW X6 M Competition」の総排気量は4,394cc。
4.0L超~4.5L以下の税率が適用され、年額75,500円の自動車税が課せられます。
※2019年10月1日以後に最初の新規検査をした車両の場合
重量税
重量税は車両重量によって料金が異なり、重量が重いほど税額が高くなります。
「BMW X6 M Competition」の車両重量は2,370kgです。
~2,500kgとなりますので、20,500円の重量税が必要となります。
※継続検査等時、1年自家用、13年経過未満の場合
※エコカー減税の適用がない場合
詳しくは国土交通省の自動車重量税額もご覧ください。
自動車保険料
自動車の保険には、自賠責保険料と任意保険料の2つがあります。
自賠責保険料
自賠責保険は、車を所有する場合には必ず契約する保険です。
交通事故を起こした場合に対人への損害を補償するもので、運転者の怪我や物的な損害(自動車の破損など)についての補償は対象外になります。
「BMW X6 M」を自家用乗用自動車として使用する場合、自賠責保険料は24カ月契約で20,010円です。(2021年4月1日以降に保険期間の始期を有する場合)
※離島・沖縄以外の地域に適用の場合
任意保険料
自賠責保険は事故で運転者が怪我をした際や対物の補償には対応していないため、任意保険を契約することでもしもの時のために足りない部分を補います。
任意保険の料金は、契約者が契約する保険によって異なります。
補償内容も保険会社やプランによってさまざまなので、ドライバーが安心できる内容が揃ったものを選んで契約しましょう。
車検費用
車検では道路運送車両法で定められている安全性の確保のために、点検・整備・検査を行います。
「BMW X6 M」の車検料には、基本車検料、法定費用、部品交換費用といった費用が含まれます。
基本車検料は車検をしてもらう業者によって異なります。
内訳は定期点検料、測定検査料、代行手数料で、金額を業者側が自由に設定できます。
法定費用には、自動車重量税、自賠責保険、印紙代があり、費用は法律で定められた一律の金額となります。
印紙代は新規検査の場合2,100円、2回目以降の継続検査なら1,800円が必要です。
部品交換費用はパーツの劣化やブレーキパッドの摩耗、オイル漏れなど、車両の劣化状況によって金額が異なります。
「BMW X6 M」は輸入車ですので、国産車と比較するとメーカー専門部品は10~30%ほど割高になる傾向があります。
あくまで目安ですが、BMWの車検費用は初回車検の場合は大きな修理や交換部品が発生しにくいため、合計で約15万円となります。
「BMW X6 M Competition」で見ると内訳は車検整備費用の約10万円に、法定費用約4万円というところです。
ただし2回目以降の車検では交換する部品や修理も想定できるため、初回の車検費用よりも10万円以上高くなることも考えられます。
燃費と年間の燃料費
自動車の年間維持費で大きな差が出るのはガソリン代です。
ガソリン車の「BMW X6 M Competition」の場合、燃費はWLTCモードで7.4km/L。
例として年間10,000km走行、ガソリン代はハイオク179円/Lで計算すると、燃料費は約242,000円となります。
「BMW X6 M」の年間維持費の合計
「BMW X6 M」の1年間の維持費の合計目安を、「BMW X6 M Competition」の場合で見ていきましょう。
- 自動車税:75,500円
- 重量税:20,500円(エコカー減税なしの場合)
- 自賠責保険:20,010円(24ヵ月契約)
- 車検費用:約100,000円(法定費用以外・初回の場合)
- 燃料費 :約242,000円(年間10,000km走行、燃料消費率WLTCモード 7.4km/L、ハイオク179円/Lとして計算)
合計すると約458,000円となりますので、1つの目安としてご参考ください。
ただし、任意保険料や駐車場代、部品交換・修理代が増えるとさらに金額が変動するでしょう。
BMW X6 Mの燃費や維持費を知って検討を
2009年に登場した「BMW X6 M」は、あらゆるフィールドで刺激的なスポーツ・ドライビングを体感できるSACです。
現行モデルはフルモデルチェンジを経て3代目となり、2022年4月時点ではMハイ・パフォーマンス・モデル「BMW X6 M Competition」を展開しています。
BMW X6 M Competitionには、インテリジェント4輪駆動システム「M xDrive」やV型8気筒Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載し、0-100km/hの加速は3.8秒と走行性能は抜群です。
気になる燃費は、WLTCモードでは7.4km/Lとなっています。
「BMW X6 M」の年間維持費の内訳は、自動車税や重量税といった税金や、自賠責保険と任意保険の自動車保険料、そして車検費用や燃料費です。
「BMW X6 M Competition」の年間維持費の目安は約46万円となっています。
利用状況などによっても目安は変動しますので、あくまでも1つの参考としてくださいね。
今回の燃費・維持費の紹介を参考に、ライフスタイルに合わせたベストな1台を選んでくださいね。
※一部、価格・基本性能等については変更になっている場合があります。ご不明な点はショールームへお気軽にお問い合わせください。
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