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2023.04.17

BMW 7シリーズを徹底比較!特徴や走行性能、乗り心地の違いは?

ヤナセBMWの増田です。

 

長年、ハイクラスなセダンとして注目を集め続けているBMW 7シリーズ。

2023年4月現在、BMW 7シリーズには「740i」「740d xDrive」「i7 xDrive60」の3種類をラインアップしています。

 

今回は、BMW 7シリーズについてそれぞれどのような違いがあるのか、基本スペックや走行性能、乗り心地などを徹底比較します。

 

「BMW 7シリーズが気になるものの、どのモデルを選んで良いのかわからない…」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

※2023年4月現在の情報です。

BMW i7 xDrive60

 

 

BMW 7シリーズ、各ラインナップの基本スペックを比較!

BMWの数あるシリーズの中でも、BMW 7シリーズはハイクラスな高級セダンとして多くのファンを獲得しています。

 

日本では1990年9月に初代BMW 7シリーズが登場し、現在は2022年7月に登場した6代目モデルが現行モデルです。

 

BMW 7シリーズは、2023年4月現在、「740i」、「740d xDrive」、「i7 xDrive60」の3種類のモデルがラインナップされています。

グレードは、3種類ともベーシックなフラッグシップである「Exellence」と、よりスポーティーなイメージの「M Sport」の2つが用意されています。

 

3種類の違いは、パワートレインです。

「740i」はガソリン、「740d xDrive」はディーゼルをそれぞれパワートレインとするハイブリッド車で、「i7 xDrive60」はフル電動モデルです。

 

まずは、BMW 7シリーズのサイズや価格についてご紹介します。※2023年4月時点

BMW 7シリーズのサイズや価格

 

このように比較してみると、全てのモデルでボディサイズやホイールベース、トレッドが共通して同じであることがわかります。

 

フル電動モデルである「i7 xDrive60」のみ、最低地上高がその他モデルより119cm低く、ラゲージルーム容量が40L少なく設定されています。

これは、大容量のリチウムイオンバッテリー等を使用していることが理由に考えられるでしょう。

 

大きなキドニーグリルとスワロフスキー製ヘッドランプが生みだす存在感あるフロントデザインが、現行BMW 7シリーズの特徴です。

 

また、夜間にはキドニーグリルの縁が点灯し、さらに存在感を主張できる仕様となっています。

 

 

BMW 7シリーズの走行性能の違いを比較!

BMW i7 xDrive60の後ろ

ボディサイズの違いはあまり見られないBMW 7シリーズ。

しかし、使用エンジンがそれぞれ違うBMW 7シリーズは、走行性能や燃費に大きな違いが見えてきます。

 

BMW 7シリーズのエンジンスペックは以下のとおりです。※2023年4月時点

BMW 7シリーズのエンジンスペック

 

電気自動車「BMW i7」の電気モーターについては、以下のスペックとなっています。

BMW i7のエンジンスペック

 

「740i」は後輪駆動、「740d xDrive」「i7 xDrive60」は4輪駆動モデルです。

 

「740i」と「740d xDrive」はいずれも3.0L直列6気筒DOHCエンジンを搭載。

ダイナミックな走りを実現する8速オートマチック・トランスミッションと48Vマイルド・ハイブリッド・システムが組み合わさった仕様で、力強い走行を実現しています。

 

ディーゼルエンジンである「740d xDrive」が最も最大トルクが大きく、650Nm〔66.3kgm〕/1,500-2,500rpmもの威力を発揮。

「i7 xDrive60」は最高出力190kW〔258ps〕/8,000rpmの電気モーターが前輪に、230kW〔313ps〕/8,000rpmの電気モーターが後輪にある4輪駆動モデルです。

 

前輪後輪合わせての最高出力・最大トルクは「740i」と同じで、0-100km/hの加速性能はわずか4.7秒。

 

0-100km/hの加速性能は「740i」で5.4秒、「740d xDrive」で5.8秒のため、フル電動モデルである「i7 xDrive60」が最もスムーズな加速を楽しめる仕様となっています。

 

「i7 xDrive60」は普通充電と急速充電に対応した最新の充電テクノロジーが用いられていることもポイント。

普通充電の場合、自宅でBMWウォール・ボックス(200V/32A)を利用することにより、0%から100%まで約17時間で充電が完了します。

急速充電の場合は、90kW充電器を利用することにより、0%から80%までを約60分で充電できます。

 

フル充電の場合の航続可能距離はWLTCモードで650km。

わずか10分の急速充電でも130km程度の航続可能距離が実現します。

 

 

BMW 7シリーズの乗り心地を比較!安全装備の違いは?

BMW i7 xDrive60のインテリア

BMW 7シリーズは、全てのモデルがロング・ホイールベース仕様となっています。

そのため、直進の時に非常に安定した乗り心地を体感できます。

 

ロング・ホイールベース仕様であることから、車内が広々としていることも特徴。

ゆったりと安定した乗り心地を全てのモデルで楽しめます。

 

運転席と助手席には、どのモデルもメモリー機能つきのマルチファンクション・シートを使用し、幅広い調節により快適な走行を楽しめます。

 

また、運転席と助手席にマッサージ・シート機能も搭載。

筋肉に適度な刺激を与え、長時間のドライブの疲れを癒します。

マルチファンクション・シートやマッサージ・シートは、オプションで後部座席にも設置可能です。

 

運転席から見えるディスプレイは、12.3インチのメーター・パネルとタッチパネル式の14.9インチコントロール・ディスプレイが一体型となったBMWカーブド・ディスプレイを採用。

視認性と操作性にすぐれたディスプレイで車に関する情報が瞬時にわかります。

 

車内搭載ラジオは、「740i」と「740d xDrive」はAM・FM両方に対応していますが、「i7 xDrive60」はFMのみ対応のため注意が必要です。

 

安全装置は、全てのモデルで最新の機能を搭載。

高性能レーダーやカメラから分析した情報を駐車時に活かすパーキング・アシスト・プロフェッショナルや、「高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシスト」などを搭載したドライビング・アシスト・プロフェッショナルでより快適で安全な走行が楽しめます。

 

 

BMW 7シリーズのモデルを比較して最適な1台を

今回は、BMW 7シリーズの3種類のモデルを比較しました。

BMW 7シリーズの3つのモデル、「740i」と「740d xDrive」、そして「i7 xDrive60」をラインアップ。※2023年4月時点

 

ボディサイズはいずれも同じですが、「i7 xDrive60」はラゲージルーム容量がやや少ないことがわかりました。

 

それぞれのモデルの最も大きな違いはパワートレインにあり、ガソリン・ディーゼル・フル電動でも異なり、最高出力や最大トルク、加速性能などに違いが見られます。

 

全てBMWが誇る最新の安全機能を装備しており、ロング・ホイールベースによる乗り心地も安定しています。

 

BMW 7シリーズのモデルによる違いについて、気になる方はぜひこの記事を参考に、お近くのショールームで試乗してみてくださいね。

 

最新のBMW 7シリーズに関しては、こちらのコラムもぜひ参考にしてください。

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