BMW COLUMNBMW コラム

YANASE BMW
Official Information Site

2023.04.05

「BMW M2 クーペ」の年式は?モデルごとの特徴を解説

ヤナセBMWの増田です。

 

コンパクトな見た目と、直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンによる圧倒的なパワフルさを両立させた「BMW M2 クーペ」。

2016年に登場した初代「BMW M2 クーペ」は、2023年2月にフルモデルチェンジを発表し2代目モデルとなりました。

 

今回は、「BMW M2 クーペ」の年式による違いやスペックを比較して紹介していきます。

初代モデルと2代目モデル、どちらを選ぶか悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。

BMW M2 クーペの赤色のフロント

 

 

まずはBMW M2 クーペの特徴や魅力面から

日本では2016年1月に登場した「BMW M2クーペ」。

2023年2月にフルモデルチェンジが発表された2代目「BMW M2クーペ」が現行モデルです。

※2代目モデルは2023年4月からの納車を予定しています。

 

BMW Mシリーズは、BMWの子会社であるM社により、サーキット走行を想定した高度な技術力を駆使して製造されています。

 

「BMW M2クーペ」は、そのBMW Mシリーズの中でも最もコンパクトなモデルとして誕生しました。

高性能スポーツカーとして名をはせる「初代BMW M3」と、美しいデザインが特徴の「BMW 2002ターボ」のスタイルを引き継ぐモデルとして発表され、多くのファンを獲得。

サーキット走行可能なほどのダイナミックな走行性能と、コンパクトさゆえの日常走行のしやすさを両立する人気モデルです。

 

「BMW M2クーペ」現行モデルの特徴は、コンパクトさとダイナミックな走行の両立だけではありません。

BMWシリーズ唯一の後輪駆動車であることや、前後重量配分が約50:50であることから生みだされる高いコーナリング性能は「BMW M2クーペ」ならではの「駆けぬける歓び」を実現します。

 

フロントデザインはBMW 2シリーズ クーペをベースに、四角型基調のエア・インテーク、横バーを配した直線的なデザインのキドニー・グリルなどで存在感を演出。

リアデザインは、ハイパフォーマンスモデルならではの4本出しエキゾーストパイプや、キックアップされたトランク形状などがスポーティさを醸し出しています。

 

全高を低くし重心を低くすることによって生まれた、レーシングカーさながらの迫力がサイドからも伺えることも魅力。

 

インテリアは、アッパー・モデルであるBMW M3やBMW M4と共通した部品を使用していることも特徴です。

タッチ操作ができるカーブド・ディスプレイはゆるやかなカーブを描き、操作性にも視認性にも優れています。

 

また、座席にはドライバーの身体を包み込むようにホールドするMスポーツ・シートを採用。

オプションで「Mカーボン・バケット・シート」の設定もあります。※M レース・トラック・パッケージとの組み合わせで設定可能

Mカーボン・バケット・シートは、サーキット走行用のシートベルトにも対応しており、イルミネーション付きのM2ロゴがフロントシートに内蔵されているところもポイントです。

 

高性能のレーダーとカメラを搭載し、さまざまな事故を予測感知して事故の軽減をはかるドライビング・アシスト機能も充実。

車載通信モジュールにより充実したカーライフをサポートすることも、BMWの最新型モデルの特徴と言えるでしょう。

 

スマートフォンアプリと連動してドアロックの解除やエンジン始動も可能にしています。

 

 

「BMW M2 クーペ」の年式の特徴をご紹介

BMW M2 クーペの青色のフロント

2016年の発売以降人気を博し、2023年にフルモデルチェンジを経て2代目が発表された「BMW M2 クーペ」。

それぞれ年式ごとの変遷や特徴について、詳しくご紹介していきます!

 

初代「BMW M2 クーペ」の変遷や特徴

2016年1月に注文受付が開始された初代「BMW M2 クーペ」。

最もコンパクトなBMW Mシリーズとして誕生しました。

 

コンパクトなボディに、新開発の直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載。

前後のトレッドをBMW 2シリーズ クーペより拡大し、それに合わせた専用ボディを使用してコンパクトながらも力強い外観を実現しています。

 

エンジンは直列 6気筒 DOHC Mツインパワー・ターボ・エンジン、最高出力は272kW(370ps)、最大トルクは465Nm(47.40Kgm)です。

 

BMW Mが誇る革新的なテクノロジーもポイントで、「7速Mダブル・クラッチ・トランスミッション M DCT Drivelogic」「アクティブMディファレンシャル」などが採用されています。

 

2016年10月、BMW M2クーペのラインナップに、6速マニュアル・トランスミッション車の追加が発表されました。

6速マニュアル・トランスミッション車も、7速Mダブル・クラッチ・トランスミッション車と同様のエンジンを使用しており、最高出力・最大トルクも双方変わりありません。

 

しかし、燃費に関しては「7速Mダブル・クラッチ・トランスミッション車」は12.30km/L、「6速マニュアル・トランスミッション車」は12.10km/Lと若干の違いが見られます。

 

2017年8月、エクステリア・インテリアのデザインを一新。

エクステリア刷新により、キドニー・グリルに幅広なフレームを採用し、エア・インテークを大型化するなど、よりダイナミックなエクステリアデザインになりました。

リア・デザインにはL字型LEDリヤ・コンビネーション・ライトを採用し、より立体感のあるデザインに変更されています。

装備もさらに充実し、BMWコネクテッド・ドライブ、7スピーカー搭載のHiFiサウンド・システムが標準装備となりました。

 

2018年5月、BMW M2クーペの限定販売モデル「BMW M2クーペEdition Black Shadow(エディション ブラック シャドウ) 」も登場。

黒をテーマに漆黒の存在感を放つモデルで、日本全国100台限定で販売されました。

 

2018年8月には、BMW M2 クーペに高性能エンジンを搭載した「BMW M2 Competition(コンペティション)」が登場。

3.0L直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、最高出力302kW(410 PS) 、最大トルク550Nm(56.10Kgm)まで発揮します。

 

※BMW M2 Competitionについては、下記のコラムで詳しくご紹介しています。

BMW M2 コンペティションの魅力!スペック・デザイン・性能すべてをご紹介

 

2020年4月、BMW M2 Competitionをベースとした「BMW M2 CS(エム・ツー・シー・エス)」を日本全国60台限定で発売しました。

 

「BMW M2 Competition」の最高出力をさらに向上させ、最高出力331kW(450 PS) 、最大トルク550Nm(56.10Kgm)まで発揮させる3.0L直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載。

「BMW M2 CS」は、パーツにカーボン・パーツを採用することで30kgもの軽量化に成功しています。

 

また、2020年4月には、BMW M2 Competitionと現代アーティスト「FUTURA 2000」がコラボレーションした限定車「BMW M2 Edition Designed by Futura 2000」が日本全国10台限定で販売されました。

 

初代 「BMW M2 クーペ」基本モデルのスペック

初代「BMW M2 クーペ(7速Mダブル・クラッチ・トランスミッション車)」のスペックを参考に紹介します。

  • 全長×全幅×全高(mm):4,475×1,855×1,410
  • ホイールベース(mm):2,695
  • エンジン:直列 6気筒 DOHC ガソリン
  • 総排気量(cc):2,979
  • 最高出力(kW [ps] /rpm):272 [370] /6,500
  • 最大トルク(Nm [kgm] /rpm):465 [47.40] /1,400

 

2代目「BMW M2 クーペ」の変遷や特徴

2023年2月にフルモデルチェンジが発表された、現行モデルである2代目「BMW M2 クーペ」。

 

ラインナップ一覧は下記の通りです。

  • M2 クーペ ATモデル(オートマチック・トランスミッション搭載モデル)
  • M2 クーペ MTモデル(マニュアル・トランスミッション搭載モデル)

 

「ATモデル」には、ドライブロジック付きの8速Mステップトロニック・オートマチック・トランスミッションを搭載。

「MTモデル」は、6速マニュアル・トランスミッションを搭載しています。

 

エンジンは直列6気筒Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載。

ATモデル・MTモデル共に、最高出力は338kW(460ps)、最大トルク550Nm(56.1Kgm)と、初代モデルよりもさらに走行性能がパワーアップしています。

 

「BMW M2 クーペ」は4輪駆動システムを採用し、日常における利便性を重視しているところもポイント。

Mスポーツ・サスペンション、Mスポーツ・ディファレンシャル、Mスポーツ・ブレーキを標準装備していることも特徴です。

 

新型BMW M2 クーペの詳細については、ぜひこちらのコラムも参考にしてくださいね。

新型BMW M2 クーペをご紹介!特徴やポイントを確認

 

2代目 「BMW M2 クーペ」基本モデルのスペック

2代目「BMW M2 クーペ」のATモデル(8速AT)のスペックを紹介します。※2023年4月時点

  • 全長×全幅×全高(mm):4,580×1,885×1,410
  • ホイールベース(mm):2,745
  • エンジン:直列6気筒DOHCガソリン
  • 総排気量(cc):2,992
  • 最高出力(kW [ps] /rpm):338 [460]/6,250
  • 最大トルク(Nm [kgm] /rpm):550 [56.1]/2,650-5,870

 

 

BMW M2 クーペの年式の違いを参考に理想の一台を選ぼう

コンパクトかつ力強くダイナミックな「BMW M2 クーペ」。

2023年2月には2代目となる現行モデルが発表されました。

※納車は2023年4月からを予定

 

初代BMW M3とBMW2002ターボのスタイルを引き継ぐモデルとして誕生した「BMW M2 クーペ」は非常に高い走行性能で、コンパクトな見た目からは想像もできない疾走感を体験できます。

 

6速マニュアル・トランスミッション、8速Mステップトロニック・オートマチック・トランスミッションを選ぶことができ、好みに合わせて選択可能なところもポイントです。

 

ぜひ今回紹介した初代と2代目の違いを確認して、ライフスタイルにあった理想の一台に出会ってくださいね。

 

新型BMW M2 クーペが気になった方は、ぜひお近くのショールームにお問い合わせください。

 

閉じる