2023.01.12
BMW i8 ロードスターの燃費(電費)や維持費は?内訳や総額もご紹介
ヤナセBMWの増田です。
BMW i8ロードスターは、BMW i8クーペをベースに開発された2シーターオープンモデルのプラグイン・ハイブリッド・スポーツカーです。
未来志向の先鋭的なデザインはダイナミックで堂々たる風格を漂わせています。
残念ながら2020年に生産終了してしまいましたが、中古車で購入した際の維持費や燃費(電費)はどうなのか、気になるところですよね。
今回は、「BMW i8ロードスター」の維持費の内訳や燃費(電費)・燃料費(電気代)の目安、年間の維持費を紹介します。
BMW i8ロードスターの特徴は?燃費(電費)を詳しくチェック!
電気モーターと内燃エンジンの2つの動力源を最大限に生かし、パワフルで爽快な走りを実現する「BMW i8ロードスター」。
その特徴や走行性能・排気量・燃費(電費)、基本スペックを見ていきましょう。
BMW i8ロードスターの特徴
BMW i8ロードスターは未来的なデザイン志向を全面的に表現し、圧倒的な存在感のある流線型のボディラインは空流を最適化。
エアロダイナミクスを最大限に引き出すボディデザインです。
最大の特徴は、なんといっても専用に開発された電動格納式のソフト・トップ。
時速50km/h以下であれば、走行をしながらでもフルオート開閉が可能になっています。
そしてBMW i8クーペと同様に、上前方向に跳ね上がるように開く「シザー・ドア」がスポーティーで優美な外観を強調させ見る人を魅了します。
インテリア・デザインも個性的で、未来を想像させるコックピットは高級感と躍動感に溢れ、ドライバーの気分を高揚させてくれるでしょう。
プラグイン・ハイブリッドのドライブトレインは4輪駆動で、電気モーターと内燃エンジンを融合させ燃料消費を抑えながらも、パワフルなパフォーマンスを発揮。
運転支援システムも充実しており、ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール、ステアリング・&レーン・コントロール・アシストが、自動運転を思わせる快適性を実現しています。
BMW i8ロードスターの走行性能・排気量・燃費(電費)
「BMW i8ロードスター」の走行性能や排気量、燃費(電費)についてご紹介します。
ミッドに搭載されたエンジンは1,498ccDOHC直列3気筒で、最高出力170kW(231ps)、最大トルク320Nm(32.6kgm)となっています。
フロントアクスルに配置された電気モーターは、最高出力105kW(142.8ps)、最大トルク250Nm(25.5kgm)です。
革新的なプラグイン・ハイブリッドエンジンは、最高出力374ps・最高出力570Nmを発生し、4.6秒で100㎞/hに到達するハイパワーになっています。
燃費はJC08モードで15.9㎞/L、充電電力使用時走行距離は54.8㎞となっています。
また、一充電電力消費は11.28kWhです。
BMW i8ロードスターの基本スペック
「BMW i8ロードスター」の基本スペックを紹介します。
- 全長×全幅×全高(mm):4,690×1,940×1,290
- ホイールベース(mm):2,800
- エンジン:DOHC直列3気筒ガソリン
- 総排気量(cc):1,498
- 最高出力(kW〔ps〕/rpm):170〔231〕/5,800
- 最大トルク(Nm〔kgm〕/rpm):320〔32.6〕/3,700
スペックやデザイン・性能についての詳しい情報はこちらのコラムもご覧ください。
BMW i8ロードスターの魅力全貌!スペック・デザイン全特徴をご紹介
BMW i8ロードスターの燃料費(電気代)を含めた年間の維持費は?
「BMW i8ロードスター」の年間での維持費はどのくらい必要なのでしょうか。
車検や自動車税・自動車保険料の内訳の目安を考慮しながら、算出していきましょう。
※2023年1月時点
年間の税金額
自動車を所有すると、「自動車税」と「重量税」の2つの税金が必要になります。
それぞれ、金額を紹介します。
自動車税
普通車の自動車税の金額は、車両の総排気量によって変わります。
「BMW i8ロードスター」は1,498ccのため、総排気量1リットル超〜1.5リットル以下に分類され、年額30,500円になります。
※2019年10月1日以後に新規登録された車両の場合
重量税
重量税は車両重量によって料金が決まっています。
「BMW i8ロードスター」は1,650kgなので、1.5t超〜2t以下の16,400円になります。
※継続検査等時、1年自家用、13年経過未満の場合
※エコカー減税の適用がない場合
詳しくは国土交通省の自動車重量税額もご覧ください。
自動車保険料
自動車保険料には、自賠責保険料と任意保険料の2つがあります。
自賠責保険料
自賠責保険は、車を所有する場合には必ず契約する保険です。
交通事故を起こした場合に対人への損害を補償するもので、運転者の怪我や物的な損害(自動車の破損など)についての補償は対象外になります。
「BMW i8ロードスター」を自家用乗用自動車として使用する場合、自賠責保険料は24ヶ月契約で20,010円です(2021年4月1日以降に保険期間の始期を有する場合)。
※離島・沖縄以外の地域に適用の場合
任意保険料
任意保険は、契約者が任意で契約する保険です。
自賠責保険では補いきれない損害を補償するもので、運転者のケガや車の修理費用など、幅広く保証される保険で万が一に備えて加入しておくと安心です。
補償内容は、保険会社のプランによって様々で料金も異なります。
ドライバーが安心できる内容がそろったものを選んで契約しましょう。
車検費用
車検では、道路運送車両法で定められている安全性の確保のために、点検・整備・検査を行います。
車検費用は、「法定費用」「車検基本料」「部品交換費用」の3つです。
「法定費用」には、自動車重量税・自賠責保険料・印紙代があり、法律で定められた一律の金額となります。
印紙代は、車検の種類・車検を受ける場所・サイズや排気量で区分される車種によって変わります。
「BMW i8ロードスター」は、新規検査の場合2,600円、2回目以降の継続検査なら2,300円が必要です。
※OSS(自動車保有関係手続のワンストップサービス)を利用して申請しない場合
「基本車検料」の内訳は、定期点検料・測定検査料・代行手数料で、業者側が自由に設定できます。
「部品交換費用」はパーツの劣化や消耗など、車両の劣化によって金額が異なり一概には言えませんが、専用バーツや部品は輸入するため国産車より割高と言われています。
あくまで目安ですが、BMWの車検費用は初回車検の場合は大きな修理や交換部品が発生しにくいため、合計で約15万円となります。
2回目以降は、交換する部品や修理も想定できるため、さらに数万円加算されると考えてください。
年間の燃料費(電気代含む)
「BMW i8ロードスター」はプラグイン・ハイブリッドのため、燃料費はガソリン代と電気代を計算します。
JO08モードで15.9㎞/L、ガソリンタンク容量は42Lなので、667.8㎞走行できます。
一充電電力消費量が11.28kWhで充電電力使用時走行距離が54.8㎞走行できるため、それぞれを満タンにした場合の航続距離は722.6㎞になります。
ガソリンタンクの容量が42L、179円/Lで計算すると7,518円。
1回の充電でかかる電気代は、31円/kWhで計算すると349.68円。
年間走行距離を10,000㎞とした場合、JO08モードで計算すると約109,000円になります。
BMW i8ロードスターの年間維持費の合計
「BMW i8ロードスター」の1年間の維持費の目安を見ていきましょう。
- 自動車税:30,500円
- 重量税:16,400円(エコカー減税なしの場合)
- 自賠責保険:20,010円(24ヶ月契約)
- 車検費用:約150,000円(法定費用以外・初回の場合)
- 燃料費(電気代含む):約109,000円(年間10,000㎞走行、燃費消費率JC08モード15.9㎞/L、ガソリン代179円/L、31円/kWhとして計算)
合計すると約326,000円となります。
ただし、任意保険や駐車料金などは含まれておらず、車検代も変動するため1つの目安として参考にしてください。
BMW i8ロードスターの燃費(電費)や維持費を知って検討を
BMW i8ロードスターの未来を思わせる革新的なデザインは、堂々とした風格と存在感をかもし出すだけではなく、空流を最適化させたエアロダイナミクスを実現しました。
アクセルを踏み込めば、プラグインハイブリッドとは思えないほどの力強い走りと低重心設計がもたらす旋回力が、ドライバーの心を鷲掴みにします。
「BMW i8ロードスター」の年間維持費の内訳は、自動車税や重量税といった税金、自動車保険料と車検代・燃料費(電気代)がかかり、目安としては約326,000円です。
利用状況などによっても目安の金額は変動しますので、あくまでも参考程度にしてくださいね。
今回紹介した燃費(電気代)・維持費を参考に、ぜひライフスタイルに合わせたベストな1台を選んでください。
その他のBMW iシリーズについては、こちらのコラムもご覧ください。
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