BMW 3シリーズ ツーリングの燃費や維持費とは？内訳や総額もご紹介

ヤナセBMWの増田です。

 

ステーションワゴンの「BMW 3シリーズ ツーリング」は、BMWの中核を担う主力モデルのひとつとして高い人気を誇る車種です。

 

初代モデルが発表されたのは2000年で、現在は4代目モデルを展開。

先進的なデザインやスポーティな走行性能はもちろん、高い積載性や革新的な運転支援システムなども搭載し、高い機能性を持ったモデルです。

 

今回は、そんな「BMW 3シリーズ ツーリング」を購入する前に知っておきたい特徴や魅力について、そして維持費の内訳や燃費・燃料費の目安、年間維持費の合計を紹介していきます。

 

 

BMW 3シリーズ ツーリングはどんな車？燃費を詳しくチェック！

「BMW 3シリーズ ツーリング」は、先進的なデザインとパワフルな走行性能、高い積載性などを併せもった人気車種です。

その特徴やグレードごとの燃費や排気量、基本スペックについて見ていきましょう。

 

「BMW 3シリーズ ツーリング」の特徴

ステーションワゴンの「BMW 3シリーズ ツーリング」。

 

その歴史は古く、1975年にデビューした「BMW 3シリーズ セダン」の派生形として「BMW 3シリーズ ツーリング」が誕生しました。

 

BMW 3シリーズの特徴である曲線を活かした優美で流麗なフォルムが活かされた、先進的でスポーティなエクステリア。

500Lという大きな容量が確保されたラゲージ・ルーム。

 

さらに数々の革新的なシステムによる機能的なコネクティビティも備わっており、見た目にも利便性にも優れた1台です。

 

クラスでは比肩するもののないドライビング・ダイナミクスも相まって、走りの歓びというBMWの真髄を楽しむことができるモデルとなっています。

 

「BMW 3シリーズ ツーリング」には、ガソリン車だけではなくディーゼル車もラインアップ。

パワフルなパフォーマンスを発揮するMモデルも用意されており、ドライバーの理想の走りを実現してくれます。

 

「BMW 3シリーズ ツーリング」のグレードごとの走行性・排気量・燃費

現行モデルの「BMW 3シリーズ ツーリング」には「318i」「320i」「320d」「M340i」の4つのグレードが用意されています。

それぞれの走行性能や排気量、燃費についてご紹介します。

 

BMW 318i ツーリング

直列4気筒DOHCガソリンエンジンを搭載した「BMW 318i ツーリング」。

エクステリア・インテリアや装備内容には「Standard」モデルの他、スポーティで精悍な個性を強調した「M Sport」モデルも用意されています。

 

総排気量は1,998cc。

 

燃料消費率はJC08モードでは15.4km/Lとなっています。

WLTCモードでは13.3km/Lで、使用環境による燃費の変化は下記の通りです。

• 市街地モード（信号や渋滞などの影響を受ける比較的低速な走行を想定）：9.9km/L
• 郊外モード（信号や渋滞などの影響をあまり受けない走行を想定）：13.4km/L
• 高速道路モード（高速道路などでの走行を想定）：15.5km/L

 

平成30年度排出ガス基準を達成しています。

 

BMW 320i ツーリング

直列4気筒DOHCガソリンエンジンを搭載しており、駆動方式は後輪駆動。

こちらも「Standard」と「M Sport」の2つのモデルが設定されています。

 

総排気量は1,998cc。

燃費はJC08モードでは14.9km/Lです。

 

WLTCモードでは13.3km/Lで、使用環境による燃費の変化は下記の通りです。

• 市街地モード：10.0km/L
• 郊外モード：13.4km/L
• 高速道路モード：15.4km/L

 

平成30年度排出ガス基準を達成しています。

 

BMW 320d ツーリング

「BMW 320d ツーリング」には直列4気筒DOHCディーゼル・エンジンが搭載されており、BMWのクリーン・ディーゼル・モデルとなっています。

エコカー減税対象車で、比較的安価な軽油を燃料としているのも考慮すると維持費を抑えることができるモデルです。

 

総排気量は1,995cc、燃費はJC08モードでは18.2km/Lです。

 

「Edition Joy+」ではWLTCモードの燃費は14.6km/Lで、使用環境による燃費の変化は下記の通りです。

• 市街地モード：11.2km/L
• 郊外モード：14.1km/L
• 高速道路モード：17.2km/L

 

平成30年度排出ガス基準を達成しています。

 

BMW M340i xDrive ツーリング

「BMW M340i xDrive ツーリング」は、パワフルな直列6気筒BMW M Performanceツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載したM パフォーマンス・モデルです。

 

総排気量は2,997ccで、最高出力は285kW・387ps、最大トルクは500Nm・51.0kgmの力強いパフォーマンスを発揮。

 

燃費はJC08モードでは11.8km/Lとなっています。

WLTCモードでは10.7km/Lで、使用環境による燃費の変化は下記の通りです。

• 市街地モード：7.4km/L
• 郊外モード：10.9km/L
• 高速道路モード：13.0km/L

 

平成30年度排出ガス基準を達成しているモデルです。

 

 

「BMW 3シリーズ ツーリング」の基本スペックもご紹介

「BMW 3シリーズ ツーリング」の「318i ツーリング」のスペックを参考に紹介します。

• 全長×全幅×全高（mm）：4,715×1,825×1,470
• ホイールベース（mm）：2,850
• エンジン：直列4気筒DOHCガソリン
• 総排気量（cc）：1,998
• 最高出力（kW 〔ps〕 / rpm （EEC））：115〔156〕/4,500
• 最大トルク（Nm 〔kgm〕 / rpm （EEC））：250〔25.5〕/1,300-4,300

 

 

BMW 3シリーズ ツーリングの燃料費を含めた年間の維持費は？

「BMW 3シリーズ ツーリング」の年間の維持費はどのくらい必要となるのでしょうか？

車検や自動車税・自動車保険料の内訳の目安を考慮しながら算出していきましょう。

 

年間の税金額

まずは自動車を所有すると必要となる2つの税金、自動車税と重量税についてです。

それぞれの金額をご紹介します。

※2021年10月19日時点

 

自動車税

普通車の自動車税の金額は車両の総排気量によって変わります。

 

「318i」「320i」の総排気量は1,998ccで、「320d」は総排気量が1,995ccとなっています。

これらのグレードでは1.5L超2.0L以下の税率となり年額36,000円の自動車税が課せられます。

 

「M340i」は2,997ccの総排気量となっているため2.5L超3.0L以下の税率が適用され、年額の自動車税は50,000円となります。

 

※2019年10月1日以後に最初の新規検査をした車両の場合

 

重量税

重量税は車両重量によって料金が異なり、重量が重いほど税額が高くなります。

「BMW 3シリーズ ツーリング」のそれぞれのグレードの車両重量は下記の通りです。

• 318i：1,610kg
• 320i：1,610kg
• 320d：1,730kg
• M340i：1,800kg

 

どのグレードも～2,000kgですので、16,400円の重量税が必要となります。

 

※継続検査等時、1年自家用、13年経過未満の場合

※エコカー減税の適用がない場合

 

詳しくは国土交通省の自動車重量税額もご覧ください。

 

自動車保険料

自動車の保険には、自賠責保険料と任意保険料の2つがあります。

 

自賠責保険料

自賠責保険は、車を所有する場合には必ず契約する保険です。

交通事故を起こした場合に対人への損害を補償するもので、運転者の怪我や物的な損害（自動車の破損など）についての補償は対象外になります。

 

「BMW 3シリーズ ツーリング」を自家用乗用自動車として使用する場合の自賠責保険料は、24か月契約で20,010円です。（2021年4月1日以降に保険期間の始期を有する場合）

 

※離島・沖縄以外の地域に適用の場合

 

任意保険料

自賠責保険は事故で運転者が怪我をした際や対物の補償には対応していないため、任意保険を契約することでもしもの時のために足りない部分を補います。

 

任意保険の料金は、契約者が契約する保険によって異なります。

補償内容も保険会社やプランによってさまざまなので、ドライバーが安心できる内容が揃ったものを選んで契約しましょう。

 

車検費用

車検では道路運送車両法で定められている安全性の確保のために、点検・整備・検査を行います。

「BMW 3シリーズ ツーリング」の車検料には、基本車検料、法定費用、部品交換費用といった費用が含まれます。

 

基本車検料は車検をしてもらう業者によって異なります。

内訳は定期点検料、測定検査料、代行手数料で、金額を業者側が自由に設定できます。

 

法定費用には、自動車重量税、自賠責保険、印紙代があり、費用は法律で定められた一律の金額となります。

印紙代は新規検査の場合2,100円、2回目以降の継続検査なら1,800円が必要です。

 

部品交換費用はパーツの劣化やブレーキパッドの摩耗、オイル漏れなど、車両の劣化状況によって金額が異なります。

「BMW 3シリーズ ツーリング」は輸入車ですので、国産車と比較するとメーカー専門部品は10～30%ほど割高になる傾向があります。

 

あくまで目安ですが、BMWの車検費用は初回車検の場合は大きな修理や交換部品が発生しにくいため、合計で約15万円程度となります。

「BMW 3シリーズ ツーリング」で見ると内訳は車検整備費用の約10万円に、法定費用約4万円というところです。

ただし2回目以降の車検では交換する部品や修理も想定できるため、初回の車検費用よりも10万円以上高くなることも考えられます。

 

燃費と年間の燃料費

自動車の年間維持費で大きな差が出るのはガソリン代です。

 

ガソリン車の「BMW 318i ツーリング」の燃費は、JC08モードでは15.4km/L、WLTCモードでは13.3km/Lでした。

 

例えば年間10,000km走行、ガソリン代はハイオク170円/Lで計算すると、JC08モードの場合の年間の燃料費は約110,390円、WLTCモードの場合は約127,820円となります。

 

「BMW 3シリーズ ツーリング」の年間維持費の合計

「BMW 3シリーズ ツーリング」の一年間の維持費の合計目安を、「BMW 318i ツーリング」の場合で見ていきましょう。

• 自動車税：36,000円
• 重量税：16,400円（エコカー減税なしの場合）
• 自賠責保険：20,010円（24ヵ月）
• 車検費用：約100,000円（法定費用以外・初回の場合）
• 燃料費 ：約110,390円（年間10,000km走行、燃料消費率JC08モード 15.4km/L、ハイオク170円/Lとして計算）

合計すると約283,000円となりますので、1つの目安としてご参考ください。

ただし、任意保険料や駐車場代、部品交換・修理代が増えるとさらに金額が変動するでしょう。

 

 

BMW 3シリーズ ツーリングの燃費や維持費を知って理想の1台を

先進的で流麗なデザイン、力強いドライビング・ダイナミクス、高い積載性、優れたコネクティビティなど、走る歓びを楽しめる「BMW 3シリーズ ツーリング」。

 

「BMW 3シリーズ ツーリング」の年間維持費の内訳は、自動車税や重量税といった税金や、自賠責保険と任意保険の自動車保険料、そして車検費用や燃料費です。

 

「BMW 318i ツーリング」の年間維持費の目安は約28万円ほどとなっています。

利用状況などによっても目安は変動しますので、あくまでも1つの参考としてくださいね。

 

今回の燃費・維持費紹介を参考に、ライフスタイルに合わせたベストな1台を選んでくださいね。

 

「BMW 3シリーズ ツーリング」についての詳細は、こちらもご覧ください！

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※一部、価格・基本性能等については変更になっている場合があります。ご不明な点はショールームへお気軽にお問い合わせください。