2022.05.06
BMW 8シリーズ カブリオレの燃費や維持費は?内訳や総額も
ヤナセBMWの増田です。
ラグジュアリーなドライブを堪能できる、BMW 8シリーズのオープン・モデル「BMW 8シリーズ カブリオレ」。
日本では2019年に初代モデルが登場し、2022年3月にマイナーチェンジがありました。
今回は、そんな「BMW 8シリーズ カブリオレ」を購入する前に知っておきたい特徴や魅力について、そして維持費の内訳や燃費・燃料費の目安、年間維持費の合計をご紹介していきます。
BMW 8シリーズ カブリオレはどんな車?特徴や燃費を詳しく!
内外装ともに高級感があるラグジュアリーモデルでありながらも、圧倒的なドライビングパフォーマンスを誇るオープン・モデル「BMW 8シリーズ カブリオレ」。
「BMW 8シリーズ カブリオレ」の特徴やグレードごとの燃費・走行性・排気量、基本スペックについて見ていきましょう。
BMW 8シリーズ カブリオレの特徴
優れた走行性能とエレガントなデザインで魅了するラグジュアリー・モデル「BMW 8シリーズ」。
「BMW 8シリーズ カブリオレ」は、2ドアのBMW 8シリーズ クーペをベースとした定員4名のオープン・モデル。
ラインアップは「840i カブリオレ(M Sport・Exclusive M Sport)」「840d xDrive カブリオレ(M Sport・Exclusive M Sport)」「M850i xDrive カブリオレ」です。
ルーフ(屋根)の開放が可能で、ルーフを開けることで爽快なオープン・エア・ドライビングを楽しめるところがポイント!
美しいボディラインに調和したソフトトップが採用されており、ルーフを閉じた状態も優雅で上品な佇まいとなっております。
エクステリア・デザインでぜひ注目していただきたいのが、フロントのキドニー・グリル。
先進の光ファイバー技術が採用された「アイコニック・グロー」を標準装備し、キドニー・グリルを輝かせることで、さらに存在感を強調します。
快適性も追求しており、シートは運転席・助手席ともにマルチファンクション・シートを装備。
12.3インチ マルチ・ディスプレイ・メーター・パネルを備えた「BMWライブ・コックピット」といった革新的なテクノロジーを搭載し、機能性も抜群!
2022年3月のマイナーチェンジで、高級感のあるガラス仕上げのセレクター・レバーといった装備や優れた機能などを搭載した新たなグレード「Exclusive M Sport(エクスクルーシブ・エム・スポーツ)」が設定されました。
運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」や、AI技術を活用した革新的なテクノロジー「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント(AI音声会話システム)」なども搭載し、ドライバーの安全運転をサポートします。
BMW 8シリーズ カブリオレの燃費・走行性・排気量
現行モデルの8シリーズ カブリオレのパワートレインは、ガソリンエンジン搭載モデルとディーゼルエンジン搭載モデルの2種類。
燃費については、2022年3月にマイナーチェンジした新型BMW 8シリーズ カブリオレの燃費は、2022年5月現在未発表となっております。
2021年4月に発売されたガソリン車の「BMW 840i カブリオレ M Sport」の燃費を参考までにご紹介すると、JC08モードで12.4km/Lです。
BMW 8シリーズでいうと、クーペの840iと同じ数値になります。
では、走行性能や排気量、スペックについてもご紹介していきましょう。
840i カブリオレ(M Sport・Exclusive M Sport)
3.0L 直列6気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載する840iカブリオレ。
最高出力250kW(340PS)/5,000rpm、最大トルク500Nm(51.0kgm)/1,600-4,500rpmもの優れたパワーを発揮します。
総排気量は2,997ccです。
840d xDrive カブリオレ(M Sport・Exclusive M Sport)
3.0L 直列6気筒BMWツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンを搭載した「840d xDrive カブリオレ」。
最高出力235kW(320PS)/4,400 rpm、最大トルク680Nm(69.3kgm)/1,750-2,250rpmの卓越したダイナミクスを実現します。
総排気量は2,992ccとなっております。
M850i xDrive カブリオレ
Mパフォーマンス・モデル「M850i xDrive カブリオレ」には、4.4L V型8気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載しています。
最高出力390kW(530PS)/5,500rpm、最大トルク750Nm(76.5kgm)/1,800-4,600rpmもの圧倒的なハイパフォーマンスを発揮!
総排気量は4,394ccです。
「BMW 8シリーズ カブリオレ」基本モデルのスペック
「BMW 8シリーズ カブリオレ」の「840i カブリオレ M Sport」現行モデルのスペックを参考に紹介します。
- 全長×全幅×全高(mm):4,855×1,900×1,345
- ホイールベース(mm):2,820
- エンジン:直列6気筒DOHCガソリン
- 総排気量(cc):2,997
BMW 8シリーズ カブリオレの燃料費を含めた年間の維持費は?
「BMW 8シリーズ カブリオレ」の年間の維持費はどのくらい必要となるのでしょうか?
車検や自動車税・自動車保険料の内訳の目安を考慮しながら算出していきましょう。
※2022年5月6日時点
年間の税金額
まずは自動車を所有すると必要となる2つの税金、自動車税と重量税についてです。
それぞれの金額をご紹介します。
自動車税
普通車の自動車税の金額は車両の総排気量によって変わります。
「840i カブリオレ(M Sport・Exclusive M Sport)」の総排気量は2,997cc、「840d xDrive カブリオレ(M Sport・Exclusive M Sport)」の総排気量は2,992ccです。
そのため、自動車税は2.5L超~3L以下の税率が適用になり、年額50,000円となります。
「M850i xDrive カブリオレ」の総排気量は4,394ccです。
4L超〜4.5L以下の税率が適用され、年額75,500円の自動車税が課せられます。
※2019年10月1日以後に最初の新規検査をした車両の場合
重量税
重量税は車両重量によって料金が異なり、重量が重いほど税額が高くなります。
「840i カブリオレ(M Sport・Exclusive M Sport)」の場合、車両重量は1,870kgです。
~2,000kgとなりますので、16,400円の重量税が必要となります。
「840d xDrive カブリオレ(M Sport・Exclusive M Sport)の車両重量は2,010kg、「M850i xDrive カブリオレ」の車両重量は2,070kg。
~2,500kgとなりますので、20,500円の重量税が必要となります。
※継続検査等時、1年自家用、13年経過未満の場合
※エコカー減税の適用がない場合
詳しくは国土交通省の自動車重量税額もご覧ください。
自動車保険料
自動車の保険には、自賠責保険料と任意保険料の2つがあります。
自賠責保険料
自賠責保険は、車を所有する場合には必ず契約する保険です。
交通事故を起こした場合に対人への損害を補償するもので、運転者の怪我や物的な損害(自動車の破損など)についての補償は対象外になります。
「BMW 8シリーズ カブリオレ」を自家用乗用自動車として使用する場合、自賠責保険料は24カ月契約で20,010円です。(2021年4月1日以降に保険期間の始期を有する場合)
※離島・沖縄以外の地域に適用の場合
任意保険料
自賠責保険は事故で運転者が怪我をした際や対物の補償には対応していないため、任意保険を契約することでもしもの時のために足りない部分を補います。
任意保険の料金は、契約者が契約する保険によって異なります。
補償内容も保険会社やプランによってさまざまなので、ドライバーが安心できる内容が揃ったものを選んで契約しましょう。
車検費用
車検では道路運送車両法で定められている安全性の確保のために、点検・整備・検査を行います。
「BMW 8シリーズ カブリオレ」の車検料には、基本車検料、法定費用、部品交換費用といった費用が含まれます。
基本車検料は車検をしてもらう業者によって異なります。
内訳は定期点検料、測定検査料、代行手数料で、金額を業者側が自由に設定できます。
法定費用には、自動車重量税、自賠責保険、印紙代があり、費用は法律で定められた一律の金額となります。
印紙代は新規検査の場合2,100円、2回目以降の継続検査なら1,800円が必要です。
部品交換費用はパーツの劣化やブレーキパッドの摩耗、オイル漏れなど、車両の劣化状況によって金額が異なります。
「BMW 8シリーズ カブリオレ」は輸入車ですので、国産車と比較するとメーカー専門部品は10~30%ほど割高になる傾向があります。
あくまで目安ですが、BMWの車検費用は初回車検の場合は大きな修理や交換部品が発生しにくいため、合計で約15万円となります。
「BMW 8シリーズ カブリオレ M Sport」で見ると内訳は車検整備費用の約10万円に、法定費用約4万円というところです。
ただし2回目以降の車検では交換する部品や修理も想定できるため、初回の車検費用よりも10万円以上高くなることも考えられます。
燃費と年間の燃料費
自動車の年間維持費で大きな差が出るのはガソリン代です。
2022年3月にマイナーチェンジした新型BMW 8シリーズ カブリオレの燃費は、2022年5月現在未発表となっているため、2021年4月発売モデル「BMW 840i カブリオレ M Sport」の燃費「JC08モード:12.4km/L」で計算します。
例として年間10,000km走行、ガソリン代はハイオク177円/Lで計算すると、燃料費はJC08モードで約143,000円となります。
BMW 8シリーズ カブリオレの年間維持費の合計
「BMW 8シリーズ カブリオレ」の1年間の維持費の合計目安を、「BMW 840i カブリオレ M Sport」の場合で見ていきましょう。
- 自動車税:50,000円
- 重量税:16,400円(エコカー減税なしの場合)
- 自賠責保険:20,010円(24ヵ月契約)
- 車検費用:約100,000円(法定費用以外・初回の場合)
- 燃料費 :約143,000円(2021年4月発売モデルで年間10,000km走行、燃料消費率JC08モード 12.4km/L、ハイオク177円/Lとして計算)
合計すると約329,500円となりますので、1つの目安としてご参考ください。
ただし、任意保険料や駐車場代、部品交換・修理代が増えるとさらに金額が変動するでしょう。
BMW 8シリーズ カブリオレの燃費や維持費を知って検討を
BMW 8シリーズ クーペをベースとしたオープン・モデル「BMW 8シリーズ カブリオレ」。
日本では2019年に初代モデルが登場し、2022年3月にマイナーチェンジがありました。
内外装ともに高級感があるラグジュアリー・モデルで、エクステリア・インテリアともに革新的な技術を備えているところがポイントです。
圧倒的なドライビングパフォーマンスを誇り、現行モデルではガソリンエンジン搭載モデルとディーゼルエンジン搭載モデルの2種類をラインアップしています。
新型BMW 8シリーズ カブリオレの燃費は、2022年5月現在未発表となっていますが、2021年4月に発売された「BMW 840i カブリオレ M Sport」はJC08モードで12.4km/Lになっています。
「BMW 8シリーズ カブリオレ」の年間維持費の内訳は、自動車税や重量税といった税金や、自賠責保険と任意保険の自動車保険料、そして車検費用や燃料費です。
年間維持費の目安は約33万円となっています。
利用状況などによっても目安は変動しますので、あくまでも1つの参考としてください。
今回の燃費・維持費の紹介を参考に、ライフスタイルに合わせたベストな1台を選んでくださいね。
※一部、価格・基本性能等については変更になっている場合があります。ご不明な点はショールームへお気軽にお問い合わせください。
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