2021.04.20
BMWのX5とX7を比較!特徴や走行性能、乗り心地は?
ヤナセBMWの増田です。
2021年現在、BMWの輸入車プレミアムSUV販売台数No.1の「BMW X5」と、プレミアムSUVの最高峰「BMW X7」。
もともとBMW X5の方が先に登場しており、BMWが誇るプレミアムSUVの魅力を世に知らしめることとなりましたが、X7は単にボディサイズを大きくしただけにとどまらない「フラッグシップモデル」としての存在感があります。
今回はそんな「BMW X5」と「BMW X7」の魅力や特徴、各種性能などについて比較していきます。
BMWのプレミアムSUV「Xシリーズ」とは?
時代の流れも見据えて、豊富なラインナップを取り揃えたBMWのSUV「Xシリーズ」。
BMWのSUVは、SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)、SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)と独自の呼称を持たせ、街に、郊外に、よりアクティブで時にアグレッシブな走りができることを目的として設計されました。
Xシリーズは2021年現在「X1」から「X7」まで7モデルを展開しており、価格帯も300万円台からハイグレードなものまで多彩にラインナップしています。
SAVは、スポーティーでありながらもシルエットは比較的四角ベースとするボディラインで、居室スペースも広め。
街のあらゆるシーンでの積載も可能とし、もちろん郊外でのアグレッシブな走行をも実行することができます。
こちらは「X1」「X3」「X5」「X7」が該当します。
一方SACは、SAVの特徴を生かしつつも、クーペの名称に相応しいより流線的で先進的なデザインを採用しています。
こちらは「X2」「X4」「X6」が対象です。
SAVはそのデザインの形状から少々積載空間は劣るものの、走行感はSAV/SACのいずれもアグレッシブな走りを実感できること間違いなしです。
さらに高性能のモータースポーツの走りを味わいたいならMシリーズにもラインナップされる「X3 M」「X5 M」「X6 M」もあります。
BMW Xシリーズの紹介については、こちらもご参考ください。
(一部、価格・基本性能等は変更になっている場合があります。ご不明な点はショールームへお問い合わせください)
BMW X5とX7を比較!各ラインナップの基本スペックの違い
BMW X5が2000年発表、X7が2019年発表であることを鑑みると、X5の方が地名度およびシェア率が高く、それまでのハイエンドモデルであったことがうかがえます。
X5/X7に共通して、BMWの源流である5シリーズおよびハイエンド・セダンである7シリーズに通じるボディサイズを誇るほか、最低地上高も200mm超えとなり、目線の高さ=視界の広さを実感できる設計となっています。
SUVらしい居室スペースやラゲージルームの広さも魅力。
X5のリアシートへは3人同乗が可能で、X7の3列目には標準的な大人が乗っても窮屈さを感じません。
X5にはプラグイン・ハイブリッドのe仕様車もラインナップされており、こちらはバッテリー積載スペース分のラゲージルーム容量が少々目減りしているものの、一般的なSUVの積載量を思えば十分な積載量をカバーしています。
BMW X5の基本スペック
BMW X7の基本スペック
※トレッドは装着するホイールによって変更になることがあります。
BMW X5とX7の走行性能を比較!
BMW X5とX7は基本的に同じタイプのエンジンを使用しています。
そのため、数値の上で見る最大出力/最大トルクは同数値です。
とはいえボディサイズが異なりますので、加速感はBMW X5のほうがより強く体感できます。
0-100km/hの加速実測平均値は、X5 M50iで約4.3秒。
ボディの形状からすると、かなり高性能であることが見て取れますよね。
Standardでも約6.5秒とその実力はお墨付きです。
また、BMW X5にはプラグイン・ハイブリット仕様車も設定があります。
一般的なイメージでは、モーター駆動のSUVはガソリン/ディーゼル・エンジンと比較してパワー不足だと感じる方が多いかもしれません。
しかし、それはもう過去の情報であり、システムトータル出力はガソリン/ディーゼル・エンジンと匹敵する数値を誇示しています。
また、走行スタート時の力伝導はプラグイン・ハイブリット車のほうがスムーズで、0-100km/h加速約5.6秒の実測タイム以上に快適な加速感を味わえるでしょう。
一方、M50iでは迫力のあるV型エンジンを採用しているのも、両シリーズの特徴。
直列エンジンとはまた異なるハイスピードな加速感はもちろんのこと、アップダウンの多い郊外でも負担を感じることが少なく、むしろその逆境をもろともしないパワーを楽しむことができます。
BMW X5とX7の乗り心地を比較!安全装備の違いは?
BMW X5/X7共にハイエンド・プレミアムSUVとして知られていることにふさわしく、エクステリアやインテリア、安全性能いずれをとっても、現時点のBMWの最高峰の技術を集約しています。
快適な乗り心地を保証するエクステリア・インテリア、安全性能の詳細もご紹介します。
BMW X5、BMW X7のエクステリア・インテリア
BMW X5/X7はフロントマスクの印象も力強く、現行BMWの車両の中では比較的大きな、やや正方形に近い形状(ヘキサゴナル・デザイン)を取り入れています。
そして大型のエア・インテークのシルエットが、アグレッシブなドライビングの支えとなっています。
さらにX7はシックなブラックのキドニー・グリルの設定がなされているモデルもあり、パワフルでありながらも上品で洗練された走りを期待させます。
両シリーズ共にすべての計器類が見やすい位置に配置され、ドライバー志向のインスツルメント・パネルが快適なドライビングをアシスト。
さらにX7のM sport・M50iはクラフテッド・クリスタル・フィニッシュがセレクター・レバーを始めとした車内の随所に使用されており、高級感のある乗り心地をを演出しています。
BMW X5、BMW X7の安全性能
BMW X5/X7ともに安全性能も充実。
どちらも「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」を採用しています。
これにより単調な運転が続く時や、渋滞や認識しづらい状況において、いつでもドライバーの運転を支えることが可能です。
例えば、 衝突回避・被害軽減ブレーキを備えた前車接近警告機能を含む「ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」であれば、 最高210km/hまでの速度で、車線を維持しながら安全なステアリング操作をアシスト。
その他「パーキング・アシスト・プラス」にも対応しており、大型ボディの駐停車も楽々こなせるように工夫がなされています。
BMW X5とX7だからこそ楽しめる、アグレッシブでスポーティネスな走行
BMW X5/X7のいずれもハイエンド・プレミアムSUVの名にふさわしい各種性能が搭載されており、どの角度から眺めても惚れ惚れすること間違いなしです。
大きなボディでありながらも、約4.3秒〜約6.5秒と加速感もよく、X5のプラグイン・ハイブリット仕様であれば約5.6秒の実測値よりもスムーズな加速を実感できます。
エクステリア/インテリア/安全性能も2021年時点で最高峰の技術を集約し、ドライビングの高揚感をさらに高めてくれることでしょう。
もちろん、その実力は乗り込んでみると手に取るようにわかっていただけるはず。
ぜひ一度、試乗も体験してみてくださいね。
なお、各車両の詳しい情報はこちらもご参考ください。
BMW X5の魅力全貌!スペック・デザイン・性能すべてをご紹介
BMW X7の魅力全貌!スペック・デザイン・性能すべてをご紹介
(一部、価格・基本性能等は変更になっている場合があります。ご不明な点はショールームへお問い合わせください)
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