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2023.03.22

BMW 1シリーズのグレード別の違いを解説!特徴やスペックも確認

ヤナセBMWの増田です。

 

BMWのエントリーモデルであり、扱いやすいボディサイズ、リーズナブルな価格が特徴の「BMW 1シリーズ」。

 

コンパクトでありながら走りの基本を存分に味わうことができ、高いレベルの安全性を備えているところも魅力です。

 

そんなBMW 1シリーズで、どのグレードを選ぶべきか迷う方は多いでしょう。

 

今回はBMW 1シリーズの魅力とともに、グレードごとの特徴やスペック、装備や機能について、詳しくご紹介していきます。

ぜひ、選ぶ際の参考にしてくださいね!

BMW 1 Series

 

 

BMW 1シリーズの特徴は?ラインアップもご紹介

2004年に登場し、2度のフルモデルチェンジを遂げたBMW 1シリーズ。

2019年に第3世代が発売されました。

 

BMW 1シリーズの現行モデルは「118i(Play・M Sport)」「118d(Play・M Sport)」「M135i xDrive」がラインアップされていますが、BMWオンライン・ストア限定モデルとして「116i」も販売されています。※2023年3月時点

 

各グレード(Play・M Sport)については、後ほど詳しくご紹介しますね。

 

現行のBMW 1シリーズは、フロント・マスクの中央に大型キドニー・グリル、シャープなデザインの4灯ヘキサゴナルLEDヘッドライトを備えています。
流線形を描く低重心なボディで、スポーティかつ都会的なエクステリアが特徴的。

 

1シリーズはBMWで最もコンパクトなモデルですが、駆動方式がFRからFFになったため、室内や収納、後部座席のスペースが広がりました。

 

また、パワフルなエンジンによる高い走行性能、最先端の安全性能が備わっているのもBMW 1シリーズならではです。

現行モデルではどれも共通して、車体の軽量化、エンジン出力の向上が図られており、さらなる「ドライビング・ダイナミクス」を高めています。

 

スポーティでダイレクトなサスペンション設計、最先端のシャシー・テクノロジーを装備し、スムーズな加速と力強い走りを味わえるのも魅力。

コックピットは人間工学に基づいて設計されていて、車との一体感も完璧です。

 

FFでは長いプロペラシャフトを介さない分、駆動のための部品が少ないことで車体を動かすエネルギーを抑えられ、燃費性能もアップしています。

 

安全性能も抜群で、自動車の安全性を評価する「Euro NCAP」の衝突安全試験では最高評価の総合5つ星を獲得!

車線内走行維持をサポートするレーン・ディパーチャー・ウォーニング、前車・後車接近警告機能、夜間走行で歩行者を検知するナイト・ビジョン、ステアリング操作をサポートするリバース・アシスト機能など、危険を回避する機能が十分に備わっています。

 

BMW 1シリーズの魅力については「BMW 1シリーズの魅力全貌!スペック・デザイン・性能すべてをご紹介」でもお伝えしていますので、チェックしてみてくださいね。

 

 

BMW 1シリーズのグレード別の違いは?特徴や基本スペックを比較

BMW 1シリーズの「118i(Play・M Sport)」「118d(Play・M Sport)」「M135i xDrive」、BMWオンライン・ストア限定モデル「116i」のスペックから、早速ご紹介しましょう。

 

※2023年3月時点

 

BMW 1シリーズの基本スペック

BMW 1シリーズの基本スペック

 

BMW 1シリーズのグレード別の違いとして、ボディサイズは「Play」の全長が短く、トレッドの差が少しあるくらいで、ほぼ変わりません。

 

内外装はグレードによって差があり、例えば「Standard」である「116i」は専用の17インチホイールやスポーツシートをはじめとするスポーティなデザインが魅力です。

 

「BMW 118i」「BMW 118d」ともに設定のある「Play」は、オプション装備が充実しており、エクステリアとインテリアを自分好みにカスタムしやすいのが特徴。

 

「M Sport」はよりシャープでスポーティなエクステリア・インテリアで、M Sport専用のアルミホイールやサスペンションを備えた、ファンの多いグレードです。

 

「BMW M135i xDrive」はフラッグシップモデルとして、メッシュ・キドニー・グリルなどを備えたラグジュアリー感あふれるグレードで、別格の魅力を放ちます。

 

また、モデル名に付いている「i」はガソリンエンジン、「d」はクリーンディーゼルエンジンを示しています。

 

BMW 1シリーズの違いは主に走行性能にあるため、エンジンや燃費のスペックについてもみていきましょう。

 

※2023年3月時点

 

BMW 1シリーズのエンジンスペック

BMW 1シリーズのエンジンスペック

 

BMW 1シリーズの「118i」「116i」はBMW ツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用した1.5Lの小排気量ガソリンエンジンである、直列3気筒ガソリンエンジン。

効率よくパワーを発揮できる特徴があり、燃費性能が高いのが魅力です。

 

もうひとつのガソリン車である「BMW M135i xDrive」は、直列4気筒ガソリンエンジン。

シリンダーが直線上に4つ並んでいるため、振動が少なく安定性・静粛性の高い乗り心地もポイントです。

 

また、「118d」に搭載されている直列4気筒ディーゼルエンジンは、低回転域から力強いトルクを発生させ、アクセルを踏んだ瞬間に軽快な走りを愉しめるメリットがあります。

 

燃費については「118d」がもっとも良いといえますね。

エコカー減税対象車で軽油を使用するため、維持費も抑えやすいでしょう。

 

BMW 1シリーズの燃費や維持費については「BMW 1シリーズの燃費や維持費をチェック!内訳や総額もご紹介」でも詳しくご紹介していますので、チェックしてみてくださいね。

 

なお、「Play」と「M Sport」は最大出力・最大トルクが同じですが、「M Sport」はスタイリッシュなエアロパーツを採用しているという違いがあります。

 

「Play」「M Sport」については、以下の過去のコラムでも解説していますので参考にしてくださいね。

BMW の「Play」とは?各モデルの特徴や乗り心地をご紹介!

BMWのM Sportとは?特徴や魅力、他のグレードとの違いを解説

 

 

BMW 1シリーズのグレードによる装備・機能の違いは?

BMW 1シリーズのインテリア

BMW 1シリーズは共通の装備・機能が多いため、それぞれ共通の部分をご紹介しながら違いについても触れていきましょう。

 

BMW 1シリーズのエクステリアの装備・機能

主な標準装備は、以下の通りです。

  • 自動防眩ドア・ミラー
  • ウェルカム・ライト コンフォート・アクセス(スマート・オープン/クローズ機能付)
  • オートマチック・テールゲート・オペレーション(オープン/クローズ)
  • LEDヘッドライト レイン・センサー、オートライト・システム
  • ダイナミック・ブレーキ・ライト(ブレーキ・ライト点滅機能)
  • リヤ・フォグ・ランプ
  • LEDテールライト
  • フロント・ウインドー・ワイパー(ヒーター付ウォッシャー・ノズル)
  • リヤ・ウインドー・ワイパー

 

違いについては「Mモデル」か否かという点が大きいです。

 

「M Sport」「M135i xDrive」にはBMW M 50周年記念エンブレムが至るところに散りばめられていたり、M ハイグロス・シャドー・ライン・エクステリアであったり、M エアロダイナミクス・パッケージを装備しているといった差があります。

 

また、上位モデルである「BMW M135i xDrive」には、LEDフロント・フォグ・ランプが備わっており、セリウム・グレーの直径100mmの大径デュアル・ エキゾースト・テールパイプになっているのも特徴です。

 

BMW 1シリーズのインテリアの装備・機能

主な標準装備は、以下の通りです。

  • BMWライブ・コックピット
  • BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント(AI音声会話システム)
  • インテグレイテッド・オーナーズ・ハンドブック
  • プログラマブル・ボタン
  • ワイヤレス・チャージング
  • ハンズフリー・テレフォン・システム
  • ITSスポット対応DSRC車載器(ルーム・ミラー内蔵、ETC機能付)
  • チルト&テレスコピック・ステアリング・コラム オーディオ・ビジュアル・システム
  • USBオーディオ・インターフェイス
  • 2ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナー
  • 電動フロント・シート(運転席メモリー機能付
  • スルーローディング・システム
  • ドア・シル・プレート
  • ベロア・フロア・マット
  • ライト・パッケージ
  • パワー・ウインドー
  • 自動防眩ルーム・ミラー
  • 照明付グローブ・ボックス
  • フロント・センター・アームレスト
  • カップ・ホルダー(フロント)
  • 12V電源ソケット

 

シートに差があり、「Play」のグレードはクロス・グリッド・シートを採用し、Mモデルはシートマテリアルにクロス・トリゴン/センサテック・コンビネーション・シートを採用し、運転席&助手席はスポーツ・シート。

 

さらに、MモデルにはM アンソラジット・ルーフ・ライニング、イルミネーテッド・ボストン・トリムも追加されています。

 

そして「BMW M135i xDrive」には、HiFiスピーカー・システム(205W、10スピーカー)、フロント・ランバー・サポート、フロント・シート・ヒーティングがプラスされ、より快適な室内空間になっています。

 

BMW 1シリーズの安全装備・機能

安全装備・機能についての標準装備は、各グレード共通です。

  • ドライビング・アシスト
  • DSC/ダイナミック・スタビリティ・コントロール(拡張機能付)
  • DTC/ダイナミック・トラクション・コントロール
  • ABS/アンチロック・ブレーキング・システム サイド・ドア・ビーム
  • パーキング・アシスト
  • フロント・シートベルト(3点式、シートベルト・フォース・リミッター付)
  • リヤ・シートベルト(3点式)
  • ISOFIXチャイルド・シート・アタッチメント(リヤ)
  • セントラル・ロッキング・システム(クラッシュ・センサー付)
  • イモビライザー リモート・コントロール・キー(パーソナル・プロファイル・メモリー機能付)
  • タイヤ空気圧警告システム ランフラット・タイヤ
  • BMWコネクテッド・ドライブ・プロフェッショナル
  • BMWサービス・インクルーシブ・プラス(3年間)

 

「ドライビング・アシスト」には、ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、トラフィック・サイン・アシスト(速度制限認識)、 レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、レーン・チェンジ・ウォーニング、 クロス・トラフィック・ウォーニング(リヤ)、前車接近警告機能、 後車衝突警告機能、 衝突回避・被害軽減ブレーキが付いています。

 

また、パーキング・アシストは並列・縦列両方の駐車のサポートが可能です。

 

アクティブPDC/パーク・ディスタンス・コントロール、PDC/パーク・ディスタンス・コントロール 、リバース・アシスト/後退時ステアリング・アシスト機能、リヤ・ビュー・カメラ、エアバッグ サイド・エアバッグ カーテン・ヘッド・エアバッグも付いています。

 

 

BMW 1シリーズのグレードごとにぜひ試乗を

BMW 1シリーズの現行モデルのモデルラインアップは、「118i」「118d」「M135i xDrive」「116i」。※2023年3月時点

「118i」「118d」には、それぞれ「Play」「M Sport」のグレードが設定されています。

 

内外装はグレードによって差がありますが、ボディサイズについては、どのグレードもほぼ変わりません。

 

モデル名に付いている「i」はガソリンエンジン、「d」はクリーンディーゼルエンジンを示しており、「118i」「116i」には直列3気筒ガソリンエンジン、「M135i xDrive」には直列6気筒ガソリンエンジン、「118d」には直列4気筒ディーゼルエンジンが搭載されています。

 

その違い故の差があるので、ぜひ実物もチェックしていただきたいです。

 

気になった方は、ぜひお近くのショールームで試乗してみてくださいね!

 

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