2020.05.25
BMW 8シリーズ グラン クーペの魅力!スペック・デザイン・性能すべての特徴をご紹介
ヤナセBMWの増田です。
現在のBMWでは奇数をベーシックモデル、その数字に+1した偶数モデルをアレンジモデルとしてシリーズ展開しています。
その中で7シリーズの最高峰スペックの車両という部分と、6シリーズに設定のないボディタイプ(クーペ・カブリオレ・グラン クーペ)の融合として発売されたのが「8シリーズ」です。
今回はそんなBMW8シリーズのうち、BMW最大級かつ、あらゆる性能を網羅したグラン クーペのご紹介。
魅力や特徴、スペックについてお話していきます!
BMW8シリーズ グラン クーペの魅力はここ!最初にまとめると
BMW8シリーズ グランクーペの魅力は、BMWの持てる技術やパフォーマンスを集約した「最高峰ドライビング・ラグジュアリー」を堪能できるBMW8シリーズ クーペの利点はそのままに、広々とした居住空間をとり、日常的に同乗者がいる方の快適性も併せ持つ一台であることです。
ゆとりに満ちた空間と息を呑むほどの美しさをたたえた、珠玉の4ドア・スポーツカー「BMW 8シリーズ グラン クーペ」。
ひとたび走り出すと高性能スポーツカーとしての実力を体感できます。
BMWが誇る唯一無二の存在、それが「BMW8シリーズ グラン クーペ」です。
BMW 8シリーズ グラン クーペの歴史、デザイン、操作性
初代BMW 8シリーズは1990年に世界デビュー、日本での展開も同年開始されました。
その後1999年に一度生産終了・後継モデルとして6シリーズが販売スタートします。
満を持して2018年に復活した第2世代モデルは、6シリーズと比較し大型化しつつ高級感も持たせた「ニュー BMW 8シリーズ」として再度住み分けを行った形となります。
ニュー BMW 8シリーズのクーペ・カブリオレから少し遅れた2019年10月に、グラン クーペは「840d xDrive」「840i」「M850i xDrive」の3モデル展開にて日本での発売を開始します。
4ドアゆえのフォルムはクーペよりは幾分なだらかになっているものの、その流麗な印象は遜色なく大型ボディの迫力を活かしており、広々とした居住スペースを確保しつつも端正なデザインへと昇華しています。
絶妙なバランスが保たれたBMW8シリーズ グラン クーペは、観る人も乗る人も惹きつけて離しません。
もちろんデザイン性の高さはインテリアにも反映されています。
フロント・シートの快適性はクーペ・カブリオレと共通していますが、運転席と助手席のみならずリヤ・シートのシングル・シート・フォルムにも現れており、BMWの技術を集約したアグレッシブな走りでも、同乗者の快適性・安全性をキープします。
さらにオプションの電動パノラマ・ガラス・サンルーフを取り入れれば、自然や街との一体感をさらに共有できることでしょう。
また、グラン クーペの操作性に関しても最高峰の実力は健在です。
レーシング・マシンさながらのBMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジン+ドライブトレイン+シャシー・コンポ―ネントの組み合わせが、ドライバーを忘れがたいドライビング体験へと導きます。
モデル展開もフラッグシップモデルらしく選択肢が広いので、より様々なニーズに応えることのできる一台です。
BMW8シリーズ グラン クーペ、ラインナップごとのスペックや特徴
BMW8シリーズ グラン クーペには「840i グラン クーペ」「840i グラン クーペ M Sport」「840d xDrive グラン クーペ」「840d xDrive グラン クーペ M Sport」「M850i xDrive グラン クーペ」がラインナップされています。
詳しい特徴やスペックについてご紹介していきますね。
各モデルの性能
840i
3.0L直列6気筒DOHCガソリンエンジンで最大出力250kW〔340ps〕/5,000rpm、最大トルク500Nm〔51.0kgm〕/1,600-4,500rpm。
FR駆動で、現在発売されている8シリーズ共通のエンジンモデルとなります。
840d xDrive
3.0L直列6気筒DOHCディーゼルエンジンで最大出力235kW〔320ps〕/4,400rpm、最大トルク680Nm〔69.3kgm〕/1,750-2,500rpm。
4輪駆動によりエレガンスでありながら、スポーティーな動きが可能なモデルです。
M850i xDrive
4.4LV型8気筒DOHCガソリンエンジンで最大出力390kW〔530ps〕/5,500rpm、最大トルク750Nm〔76.5kgm〕/1,800-5,500rpm。
V型8気筒エンジンにより、総排気量4,394ccでディーゼルモデルとは違った力強さを体感できるのが特徴です。
各グレードの特徴
standard
BMW 8シリーズの基本となるグレード。
8シリーズのstandardはフラッグシップモデルらしくインテリアも高級感があり、スポーツカーらしい素材感を主張したステンレス・スチール・ファブリックのインテリア・トリムや電動フロント・シートなど、快適な仕様が満載されています。
M sport
M Sportグレードならではの「M スポーツ・ブレーキ」や「アダプティブ M サスペンション」など、よりスポーティーな走りを演出できる性能を搭載したグレードです。
エクステリア・インテリアにもM Sportのスポーティーなデザインが選ばれています。
たとえばマルチファンクション M スポーツ・レザー・ステアリング・ホイール(ハンドル)は見た目だけでなくグリップ感もよく、より快適な運転を手助けします。
各モデルのスペック比較
それぞれ、スペックも比較してみましょう。
寸法
※トレッドは装着するホイールによって変更になることがあります。
エンジン
価格
すべて4ドア仕様です(消費税抜き、2020年4月現在) 。
「BMW8シリーズ グラン クーペ」他にもこんな魅力がたくさん!
BMW8シリーズ グラン クーペはシリーズ最大級のボディを持ちながらも、ただ単に大きいというわけではない利便性やデザイン性が随所に光ります。
そんなBMWを代表するフラッグシップモデルとしての存在感を放つオプション装備も、豊富に取り揃えています。
ボディカラー
ボディカラーは以下のラインナップです。
◆全モデル共通
アルピン・ホワイト、ミネラル・ホワイト、ブラック・サファイア、ブルー・ストーン、ブルー・リッジ・マウンテン、ソニック・スピード・ブルー、サンセット・オレンジ
※ BMW INDIVIDUALのカラー設定は各ディーラーにお問い合わせください。
タイヤ
タイヤはグレードによって装着できるものが異なります。
- 840i/840d standard…18インチ Vスポーク・スタイリング642 アロイ・ホイール
- 840i/840d M Sport…19インチ Mライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング772M バイ・カラー
- 850i xDrive…20インチ Mライト・アロイ・ホイール・Yスポーク・スタイリング728M バイ・カラー(セリウム・グレー)
エクステリアとインテリア、ドライビングサポート
BMW7シリーズが紳士的な走りのフラッグシップモデルなら、BMW8シリーズの目指す「ラグジュアリー」とは、高級感・快適性を兼ね備えたスポーツカーとしての立ち位置がより色濃いモデル。
BMWの象徴となる横長のキドニー・グリルを含む逞しいフロント・セッションからは精悍な面持ちも感じさせ、リア・ビューにつながるラインはこれからの走りを予感させます。
BMW7シリーズと比較してスポーティーなデザインとするために、全高のサイズは抑えながらも、ひとたび車内に乗り込めば居住スペースの広さに驚くことでしょう。
まさにエクスクルーシブな空間で味わう圧倒的なダイナミズム、を実感できます。
そして、シートに腰かければさらにラグジュアリーさを体感できます。
サーキットでも使用されるものからインスパイアされたシートアレンジは後部座席にも取り入れられており、身体を包み込むデザインが長時間のドライブやアグレッシブなコーナリングでもやさしく体をホールドしてくれます。
もちろん、各種ドライビング・アシストも充実。
先進のAI音声会話システムである「インテリジェント・パーソナル・アシスタント」や「高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシスト」「ドライビング・アシスト」「パーキング・アシスト(リバース・アシスト/後退時ステアリング・アシスト機能付き)」を標準搭載。
オプションで搭載できるBMW ドライブ・レコーダーは、走行中・停車中の動向を鮮明に撮影でき、あらゆるトラブルに備えられるのが魅力です。
BMW 8シリーズ グラン クーペは「真のラグジュアリー」を表す一台!
BMW 8シリーズ グランクーペは他のいずれのモデルと比較しても、スポーティーを極限まで引き出しながら、安全性・デザイン性を兼ね備えた「真のラグジュアリー」を凝縮した一台です。
BMWの最新技術も網羅しており、BMWが誇れるフラッグシップモデルとしても注目が集まっています。
BMW7シリーズ セダンが高級志向で後部座席にも配慮したモデルなら、BMW8シリーズ グラン クーペはよりスポーティー志向!
特等席はフロントシートとしつつも後部の同乗者への高揚感や安定性も欠かさないモデル、といえるでしょう。
ぜひ一度、ご試乗くださいね。
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