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YANASE BMW
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2020.08.13

BMW i3の魅力全貌!スペック・デザイン全特徴をご紹介

ヤナセBMWの増田です。

 

近年、さまざまなクリーンエネルギー車に注目が集まっています。

BMWでは「駆けぬける歓び」を最大限に活かしつつ、環境に配慮した車両が次々発売されていますが、なかでも環境性能×疾走感のバランスが良く、何かと話題に上るのが「BMW i3」です。

 

エコ性能はキープしながらもBMWらしい走行感は損なわない工夫が満載のBMW i3は、今後の発展からも目が離せません。

 

今回はそんなBMW i3の魅力や特徴、スペックについて詳しくお話していきます。

BMW車と風力発電

 

 

BMW i3の魅力はここ!最初にまとめると

近年のエコカー志向への高まりと共に、疾走感の高い車両への懐古ともいうべき、従来のスポーツカーのような走行感は影をひそめる傾向にありました。

 

しかしBMW i3では、電気自動車の環境配慮や安定性を保ちつつ、最大限スポーティネスな走りを得られる設計になっているのが一番の魅力といえます。

 

「0~100km/h加速は7.2秒」といわれると「やはりエンジン車両には敵わないのでは?」という意見もちらほら耳にしますが、最大トルクまでの到達時間は圧倒的に電気自動車の方が短いのが特徴です。

 

信号待ちからの発進や高速出口からの加速もスムーズで、街乗り~中距離運転ではより快適に加速できるのがBMW i3の利点であり、この加速率は街中のあらゆる場面で効力を発揮します。

 

デザイン性、環境性能、スポーティネスな走りのバランスが良い電気自動車、それが「BMW i3」です。

 

BMW i3の歴史、デザイン、操作性

BMW i3は2014年にBMW初のEV車として日本デビューしました。

 

ボディのベースは3シリーズで、比較的コンパクトな印象を持つ一台となっています。

コンパクトといっても、いわゆるコンパクトカーよりは広い居住スペースを持ち、安全性を保ちながらも軽量化を実現した「カーボン・ ファイバー強化樹脂(CFRP)」を随所に採用しています。

 

BMWの象徴であるキドニー・グリルはもちろん搭載され、ダイナミックなボディ・ラインや、ボンネットからリヤ・エンドへとつながるブラック・ベルトは、BMW i3特有のデザイン。

まるで止まっていてもスピードを感じさせるようです。

 

BMWの電気自動車は、走行時に環境に配慮するだけでなく、ユーカリ・ウッドなどの再生材や、再生可能・リサイクル可能なマテリアルが採用されているのも特徴。

たとえば、BMW i3のインテリアにはペットボトルからリサイクルされたポリウレタン樹脂を34%採用しており、次の世代での再利用もまた可能となっています。

 

それでいてチープさは一切感じない、エクスクルーシブなインテリアがもたらす快適性を堪能できるのが、BMW i3の魅力の一つです。

 

操作性についてもBMW i3ならではの特性があり、アクセルペダルを離せばガソリン車のエンジンブレーキよりもクイックに減速することができ、より直感的な運転が可能となっています。

 

また、充電スポットが近隣に乏しいエリアでの運転が多いドライバーや、中距離の運転時に一度の充電でまかないたいドライバーへは「レンジ・エクステンダー装備車(容量21.8kWhのリチウムイオンバッテリーに加え、発電用の2気筒ガソリンエンジンを装備している)」の設定も。

長距離でも、安心走行が実現します。

 

 

BMW i3のラインナップごとのスペックや特徴

3モデルのBMW車

BMW i3はエクステリア・インテリアによるグレード展開はなく「BMW i3(standard)」をベースに、さらにクリーンエネルギー性能を高めた特別仕様車「BMW i3 Edition Joy+」があり、それぞれレンジ・エクステンダー装備車がプラスされたモデル展開となっています。

 

詳しい特徴やスペックについて、ご紹介していきますね。

 

BMW i3の性能、グレードの特徴

BMW i3(standard)

2019年にリニューアルされた新型リチウムイオンバッテリーを搭載したピュアEV車両で、120Ahの容量、総電力量42kWh。

電気モーターは最高出力 125kW〔170ps〕/5,200rpm、最大トルク250Nm〔25.5kgm〕/100-4,800rpmを誇ります。

 

満充電一回あたりの走行可能距離は、新燃料消費率基準であるWLTCモードで360kmとなり、街中はもちろん、郊外へのドライビングも安心です。

 

BMW i3(レンジ・エクステンダー装備車)

基本的なスペックはBMW i3同様、120Ahの容量、総電力量42kWh。

電気モーターは最高出力 125kW〔170ps〕/5,200rpm、最大トルク250Nm〔25.5kgm〕/100-4,800rpmです。

 

これに加え「『発電用』の直列2気筒DOHCガソリンエンジン=『レンジ・エクステンダー』」が搭載されていますので、最大走行距離は466kmとなり、より遠くまでのアクセスが可能になります。

 

※「BMW i3 Edition Joy+」は環境性能をよりアップさせた特別仕様車となりますが、エクステリア・インテリア等を始めとした各種装備は共通のものとなります。

また、エコカー減税等の対象となりますので、車両本体価格が比較的お求めやすい価格帯に設定されています。

 

詳しくは「BMW Edition Joy+について」もご覧ください。

 

 

BMW i3のスペック一覧

BMW i3のスペックは下記の通りです。

 

寸法

※トレッドは装着するホイールによって変更になることがあります。

 

エンジン

※レンジ・エクステンダー装備車のエンジンは発電用のエンジンとなりますので、基本的には車両の走行性能に直結はしません。

 

価格

BMW i3 は、いずれも5ドア仕様です(消費税抜き、2020年4月現在) 。

 

 

「BMW i3」は他にもこんな魅力がたくさん!

BMW i3は環境性能を高めながらも、スポーティネスな立ち振る舞いが魅力です。

従来のエコカーは「コンパクトで環境に良く安全であればOK」という風潮がありましたが、BMW i3は一味違います。

 

BMW i3には多彩でエクスクルーシブな装備があり、他のモデルとは違ったバリエーションの中から自分に合ったものを選択できるのが特徴。

自分の好みに合わせてカスタマイズする楽しさがあります。

 

ボディカラー

BMW i3のボディカラーにはメインカラーとアクセントカラーがあり、その組み合わせは6パターン用意されています。

  • インペリアル・ブルー × フローズン・グレー・メタリック・アクセント
  • ユーカリ・ベージュ × フローズン・グレー・メタリック・アクセント
  • メルボルン・レッド × フローズン・グレー・メタリック・アクセント
  • ミネラル・グレー  × BMW i ブルー・アクセント
  • カパリス・ホワイト × BMW i ブルー・アクセント
  • フルード・ブラック × BMW i ブルー・アクセント

※ BMW INDIVIDUALの設定はありません。

 

 

タイヤ

  • BMW i3 (standard)…19インチ BMW i スタースポーク・スタイリング427 アロイ・ホイール
  • BMW i3(レンジ・エクステンダー装備車)…19インチ BMW i スタースポーク・スタイリング427 アロイ・ホイール

※オプションで20インチの設定もあります。

 

 

エクステリアとインテリア、ドライビングサポート

BMW i3は、先進性を感じさせるデザインが随所に散りばめられた設計となっているのが特徴です。

 

6パターンのカラーアレンジが織りなすエクステリアをフロントから眺めると、キドニー・グリルも他のBMWの車両とは一味違うクロズード・タイプの形状に。

つながるバンパーは視覚的にワイドでありつつもショート・ノーズな印象を与え、キビキビとした走りや街中での安定性を予感させます。

 

インテリアやドライビング・アシストもBMW i3独自のラインナップを採用。

 

標準装備は「ATELIER」という名称でブラックを基調として差し色のライトブルーを加えたデザインになっており、インテリアトリムやシートカラーを統一した近未来デザインになっています。

 

このほか、ホワイトを基調としたシックな「LODGE」、モダンなブラックで全体的にシックな印象を与える「SUITE」をオプションとして選択することができます。

ボディカラーとも組み合わせ、「自分だけの一台」を実現しやすいのも魅力的ですよね。

 

また「ドライビング・アシスト・プラス(前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ+ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」と「パーキング・サポート・パッケージ(パーキング・アシストをはじめ、PDC/パーク・ディスタンス・コントロール、リヤ・ ビュー・カメラを搭載)」といった安心性能を備えることが可能。

この機能は「ATELIER」の場合はオプション、「LODGE」「SUITE」では標準装備となっています。

 

ボディパターンはもちろん、安全性能も運転の頻度やよくアクセスする場所に合わせて選ぶことができるなど、カスタマイズの幅が広いのがBMW i3のメリットといっても過言ではありません。

 

 

BMW i3は、街乗りからドライブまで充実させる一台!

充電スポットの都合上、電気自動車は街乗り重視になりがちであり、BMW i3もその側面があること自体は否めません。

しかし、ひとたび充電すればガソリン車にも負けず劣らずの走りが期待できるBMW i3。

むしろ短距離での加速感の良さを感じられる設計となっており、これこそ電気自動車の醍醐味であるといえます。

 

BMWの提携する充電スポットは全国に拡大しつつあり、今後拡充が進むにつれてより注目度が高まることが予想されるでしょう。

 

見た目のインパクトも乗り心地も、満足いただける一台となっています。

ぜひ一度ご来場・ご試乗くださいね。

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