BMW COLUMNBMW コラム

YANASE BMW
Official Information Site

2022.12.09

BMW i4の燃費(電費)や維持費は?内訳や総額もご紹介

ヤナセBMWの増田です。

 

BMW i4は、BMW初となるBEV(バッテリー電気自動車)グランクーペ。

「i3」「iX」「iX3」に次ぐ4車種目で、第5世代のBMW eDriveテクノロジーを搭載し、力強いドライビング・パフォーマンスを発揮します。

 

ガソリンを使わず電気だけで走行するため、維持費や燃費(電費)はどうなのか、気になるところですよね。

 

今回は、「BMW i4」の維持費の内訳や燃費(電費)・燃料費(電気代)の目安、年間の維持費を紹介します。

BMW i4 eDrive40

 

 

BMW i4の特徴は?燃費(電費)を詳しくチェック!

電気自動車であるBMW i4は、BMWのスローガンである「駆け抜ける喜び」の新時代を切り開く、力強く爽快な走りを体感できます。

 

モーターでありながら瞬発的なトルクを発揮し、エンジンを搭載したモデルと同等のパフォーマンスを実現しています。

 

その特徴や走行性能・排気量・燃費(電費)、基本スペックを見ていきましょう。

 

BMWi4の特徴

BMWで初の完全電動グランクーペであるBMW i4のラインナップは「e Drive40」と「M50」の2つ。

 

フロント・デザインは、BMWの中でも存在感のある垂直デザインのキドニーグリルが目を引きます。

最先端のセンサー・テクノロジーが搭載され、車両にリアルタイムで情報を送っています。

 

サイド・ビューは、ロング・ホイールベースとエアロダイナミクスなシルエットに、クーペの流麗なルーフラインが融合。

 

インテリアには、新開発の「BMWカーブド・ディスプレイ」を搭載しています。

 

運転支援システムのドライビング・アシスト・プロフェッショナル、高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシスト、アクティブ・クルーズ・コントロール、ステアリング・&レーン・コントロール・アシストなどの安全装備も魅力です。

 

BMW i4の走行性能・排気量・燃費(電費)

「BMW i4 eDrive40」「BMW i4 M50」の走行性能や排気量、燃費(電費)についても、それぞれご紹介します。

 

BMW i4 eDrive40

BMW i4 eDrive40はe Driveテクノロジーを搭載し、電気モーターの後輪駆動です。

電気モーターでありながら、最高出力250kW(340ps)、最大トルク430Nm(43.8kgm)のハイパワーで、5.7秒で100㎞/hに到達します。

 

16〜20Kwh/100㎞(WLTP)のエネルギー消費量で、最大604kmの航続可能距離を達成しており、ロングドライブも安心です。

 

交流電力消費率は、WLTCモードで157Wh/kmです。

 

使用環境による交流電力量消費率は、以下のとおりとなっています。

  • 市街地モード(信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定):159Wh/km
  • 郊外モード(信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定):151Wh/km
  • 高速道路モード(高速道路等での走行を想定):161Wh/km

 

BMW Chargingを利用すれば、最寄の充電ステーションを探し出せます。

DC急速充電150kWで充電すると、約30分で10〜80%を充電、10分の充電で150km以上の走行が可能です。

 

BMW i4 M50

フロントとリアにM eDriveモーターを搭載した4輪駆動で、BMW Mの遺伝子を受け継いだハイパワーを実現。

驚異的なパフォーマンスを持ち、わずか3.9秒で100km/hまで加速します。

 

19〜24Kwh/100㎞(WLTP)のエネルギー消費量で、最大546kmの航続可能距離を達成し、ハイパフォーマンスを充分に楽しめる仕様になっています。

 

交流電力消費率は、WLTCモードで173Wh/kmです。

 

使用環境による交流電力量消費率は、以下のとおりとなっています。

  • 市街地モード:177Wh/km
  • 郊外モード:167Wh/km
  • 高速道路モード:175Wh/km

 

eDrive40同様、BMW Chargingを利用すれば、最寄の充電ステーションを探し出せます。

同じくDC急速充電150kWで充電すると、約30分で10〜80%を充電、10分の充電で150km以上の走行が可能です。

 

BMW i4の基本スペック

「i4 eDrive40」と「i4 M50」の基本スペックをそれぞれ見ていきましょう。

※2022年12月9日時点

 

サイズ

BMW i4の基本スペックサイズ

 

電気モーター

BMW i4の電気モーター

 

スペックやデザイン・性能についての詳しい情報はこちらのコラムもご覧ください。

BMW i4の魅力!スペック・デザイン・性能全てをご紹介

 

 

BMW i4の燃料費(電気代)を含めた年間の維持費は?

BMW i4 M50

「BMW i4」の年間での維持費はどのくらい必要なのでしょうか。

車検や自動車税・自動車保険料の内訳の目安を考慮しながら、算出していきましょう。

※2022年12月9日時点

 

年間の税金額

自動車を所有すると、「自動車税」と「重量税」の2つの税金が必要になります。

それぞれ、金額を紹介します。

 

自動車税

普通車の自動車税の金額は、車両の総排気量によって変わります。

「BMW i4」は電気自動車のため、総排気量1リットル以下に分類され、年額25,000円になります。

 

電気自動車は、新規登録の翌年度に関しては自動車税のグリーン化特例により概ね75%軽減されるため、6,500円になります(以降は25,000円)。

 

※2021年4月1日〜2023年3月31日の間に新車新規登録を行った場合に限り、翌年度分について特例措置が適用されます。

※2019年10月1日以後に新規登録された車両の場合

 

詳しくは、国土交通省のグリーン化特例の概要をご覧ください。

 

重量税

重量税は車両重量によって料金が決まっています。

 

「eDrive40」は2,355kg、「M50」は2,515kgなので、2t超〜2.5t以下の20,500円になります。

ただし「BMW i4」はエコカー減税対象車で、新車登録時と初回車検時(継続検査)の自動車重量税が免税されるため0円です。

 

※継続検査等時、1年自家用、13年経過未満の場合

※エコカー減税の適用がない場合

 

詳しくは国土交通省の自動車重量税額もご覧ください。

 

自動車保険料

自動車保険料には、自賠責保険料と任意保険料の2つがあります。

 

自賠責保険料

自賠責保険は、車を所有する場合には必ず契約する保険です。

交通事故を起こした場合に対人への損害を補償するもので、運転者の怪我や物的な損害(自動車の破損など)についての補償は対象外になります。

 

「BMW i4」を自家用乗用自動車として使用する場合、自賠責保険料は24ヶ月契約で20,010円です(2021年4月1日以降に保険期間の始期を有する場合)。

※離島・沖縄以外の地域に適用の場合

 

任意保険料

任意保険は、契約者が任意で契約する保険です。

 

自賠責保険では補いきれない損害を補償するもので、運転者のケガや車の修理費用など、幅広く保証される保険で万が一に備えて加入しておくと安心です。

 

補償内容は、保険会社のプランによって様々で料金も異なります。

ドライバーが安心できる内容がそろったものを選んで契約しましょう。

 

車検費用

車検では、道路運送車両法で定められている安全性の確保のために、点検・整備・検査を行います。

 

車検費用は、「法定費用」「車検基本料」「部品交換費用」の3つです。

 

「法定費用」には、自動車重量税・自賠責保険料・印紙代があり、法律で定められた一律の金額となります。

印紙代は、車検の種類・車検を受ける場所・サイズや排気量で区分される車種によって変わります。

「BMW i4」は、新規検査の場合2,500円、2回目以降の継続検査なら2,200円が必要です。

 

「基本車検料」の内訳は、定期点検料・測定検査料・代行手数料で、業者側が自由に設定できます。

 

「部品交換費用」はパーツの劣化や消耗など、車両の劣化によって金額が異なり一概には言えませんが、専用バーツや部品は輸入するため国産車より割高と言われています。

 

あくまで目安ですが、BMWの車検費用は初回車検の場合は大きな修理や交換部品が発生しにくいため、合計で約15万円となります。

 

2回目以降は、交換する部品や修理も想定できるため、さらに数万円加算されると考えてください。

 

年間の燃料費(電気代)

「BMW i4」は電気自動車のため、燃料費は電気代を計算します。

 

「eDrive40」の交流電力消費率は、WLTCモードで157Wh/kmなので約49,000円。

「M50」の交流電力消費率は、WLTCモードで173Wh/kmなので約54,000円です。

 

※年間走行距離を10,000㎞、1Whの電気代を0.031円で計算しています。

 

BMW i4の年間維持費の合計

「BMW i4」の1年間の維持費の目安を「eDrive40」の場合で見ていきましょう。

  • 自動車税:25,000円(2年目のみ6,250円)
  • 重量税:20,500円(エコカー減税なしの場合)
  • 自賠責保険:20,010円(24ヶ月契約)
  • 車検費用:約150,000円円(法定費用以外・初回の場合)
  • 燃料費(電気代):約49,000円(年間10,000㎞走行、交流電力消費率WLTCモード157Wh/km、0.031円/Whで計算)

 

合計すると約260,000円となります。

ただし、任意保険や駐車料金などは含まれておらず、車検代も変動するため1つの目安としてご参考ください。

 

 

BMW i4の燃費(電費)や維持費を知って検討を

BMWで初の完全電動グランクーペであるBMW i4。

第5世代のBMW eDriveテクノロジーを搭載し、パワフルでスポーティーな走りを実現しました。

 

eDrive40では、最大604kmもの航続可能距離を実現し、日常生活はもとよりロングドライブも安心して楽しめます。

 

「BMW i4」の年間維持費の内訳は、自動車税や重量税といった税金、自動車保険料と車検代・燃料費(電気代)がかかり、目安としては約260,000円です。

 

利用状況などによっても目安の金額は変動しますので、あくまでも参考程度にしてくださいね。

 

今回紹介した燃費(電気代)・維持費を参考に、ぜひライフスタイルに合わせたベストな1台を選んでください。

 

その他のBMW iシリーズについては、こちらのコラムもご覧ください。

BMW iシリーズとは?各モデルの特徴や魅力をご紹介!

 

閉じる