2021.03.11
BMW M3の魅力全貌!スペック・デザイン・性能すべてをご紹介
ヤナセBMWの増田です。
2020年秋にフルモデルチェンジが発表された待望の「新生 BMW M3」が、2021年3月から日本でも本格的に納入開始しました。
M3はBMWのブランド・コンセプト「駆けぬける歓び」を堪能できるMシリーズの中でも、扱いやすさと走行感のバランスがよく、Mシリーズを語るには欠かせない一台です。
今後xDriveも追加ラインナップされることが発表となり、ますます目が話せないBMW M3の魅力について触れていきましょう。
BMW M3の魅力はここ!まず最初にまとめると
BMW M3 の1番の魅力は、グレードを複雑化せずシンプルなラインナップに特化したことで、Mシリーズの「駆けぬける歓び」がより体感しやすくなっていることです。
M3には最高出力510psを誇る高性能な直列6気筒「BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジン」と、モータースポーツの経験を生かした「ドライブ & シャシー・テクノロジー」を搭載。
オンロードでの高速走行では、まるでサーキットにいるかのような錯覚すら覚えてしまうかもしれません。
ドライバー自身が自分の走りを決められる「歓び」を感じられる工夫が他にも満載です。
BMW M3の歴史、デザイン、操作性
BMW M3は1985年に初代モデルが発表され、2021年発売モデルは第6世代となる歴史のある一台です。
初代はセダンとカブリオレの2ボディタイプで展開していましたが、2014年以降はカブリオレをM4に委ね、M3はセダンに特化したことでその存在感を確固たるものとしました。
「端正なプロポーション」「根底にサーキットで培われた操作性」を搭載しながら、街中でも快適に走行できる「各種安全性能・ドライビング・アシスト機能」も兼ね備えているのがBMW M3の特徴です。
現在BMWが提供できる最高峰の安全性能「ドライビング・アシスト・プロフェッショナルを」も採用しています。
もちろんデザイン性も高く、空力性能を高める縦長のキドニー・グリルから始まる、フロントからリアに至るまでの3ボックス・デザインは、精悍な印象を与えるだけでなくスポーティーな走行感を生み出します。
まさにフラッグシップ・モデルと呼ぶにふさわしい、ドライビング・アクティビティを期待させるデザインです。
また、Mシリーズならではの「8速 M ステップトロニック(Drivelogic付)」を搭載したM3は、驚くほどクイックリーなシフトチェンジを可能とし、車がまるで自分の手足となったかのような一体感を味わうことができます。
BMW M3を詳しく!ラインナップごとのスペックや特徴
BMW M3のラインナップはとてもシンプルかつハイグレードな仕様となっています。
2021年3月現在ではFR(後輪駆動)仕様車で、グレードもCompetitionのみ。
2021年秋には「BMW M3 Competition xDrive」を導入予定です。
エクステリア・インテリアの標準装備を抑えながらも、充実したドライビング性能を標準装備としたTrack Packageとのいずれかを選択することができます。
エクステリア・インテリアがそこまで高級志向でなくとも、ひとたび車内に乗り込んだ瞬間から充実のスポーティーなドライブを堪能したいなら、Track Packageがオススメです。
基本のエンジン性能
3.0L直列6気筒DOHCガソリンエンジンで最大出力375kW〔510ps〕/6,250rpm、最大トルク650Nm〔66.3kgm〕/2,750-5,500rpm。
高性能のBMW Mツインパワー・ターボ・エンジンと、Drivelogic付の8速Mステップトロニック・トランスミッションを搭載しています。
直列6気筒DOHCガソリンエンジンはMシリーズ独特の魅惑的なサウンドと強大なパワーが魅力。
2基のターボ・チャージャーや高精度ダイレクト・インジェクション・システム、バルブトロニック、ダブルVANOSを組み合わせたことで、圧倒的なパフォーマンス力を誇ります。
動力性能も高く、日本の公道では十分すぎるほど。
より充実の加速感が味わえるようにレベルアップしています。
M3 CompetitionとM3 Competition Track Packageの違い
BMW M3は基本グレードがCompetition仕様車となり、ナンバリングモデルのStandardに相当するグレードがありません。
BMW M3のCompetitionは、より走行性が良くMスポーツの魂を感じられるエンジン特性、アダプティブ・サスペンション、DSC/ダイナミック・スタビリティ・コントロール、M サーポトロニック、BMWヘッドアップ・ディスプレイなどの設定が可能な「M Drive」に最初から対応しています。
そんな「BMW M3 Competition」と「BMW M3 Competition Track Package」との違いは、インテリア・エクステリアもMスポーツ仕様のものを最初から搭載するか、一部はオプション装備としながら、あらかじめ 「Mドリフト・アナライザー」「Mトラック・モード」「Mトラクション・コントロール」を含む「M Driveプロフェッショナル」を標準搭載とするかが一番の注目すべき点でしょう。
「BMW M3 Competition Track Package」は、走行性能のオプション装備をカスタマイズせず、極限までグレードアップされています。
そのうえで必要なエクステリア・インテリア・安全性能を追加選択したいなら、迷わずTrack Packageを購入してしまうのも手です。
寸法と価格
エンジン
BMW M3は他にもこんな魅力がたくさん!
BMW M3はグレードがCompetition仕様のみとなっている一方で、カラーリングなどが豊富であり、エクステリア・インテリアも個性を表現しやすくなっています。
ボディカラー
ボディカラーは以下のラインナップです。
アルピン・ホワイト、ブルックリン・グレー、ブラック・サファイア、サンパウロ・イエロー、アイル・オブ・マン・グリーン、ポルティマオ・ブルー、トロント・レッド
※ BMW INDIVIDUALのカラー設定は各ディーラーにお問い合わせください。
タイヤ/ホイール
- BMW M3 Competition…19/20インチ M ライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング825M 〔鍛造〕バイ・カラー(ブラック)
- BMW M3 Competition Track package…19/20インチ M ライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング826M 〔鍛造〕バイ・カラー(ブラック)
エクステリアとインテリア、ドライビングサポート
M3 CompetitionはBMWの中でも最高峰を誇る安全性能「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」を標準装備。
高速走行に関するアシストはもちろんのこと、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)前車接近警告機能、後車衝突警告機能なども搭載し、より快適性の高い運転を堪能することができます。
一方、M3 Competition Track packageはドライビング・アシストをあえて選択せず、サーキットなどでのドリフト走行を可能とするMドリフト・アナライザーや、などが標準装備となっています。
大きめのキドニー・グリルは迫力のあるシルエットを提供するだけでなく、その形状からエンジン・ルームを短時間で冷却させ、走りのサポートを存分にこなします。
両車両とも、随所にあしらわれたMロゴがモータースポーツの魂を再現したモデルであることを醸し出し、フロント・コックピットに乗り込んだ時点からドライブへの高揚感を高めてくれます。
また、インテリアにもMシリーズの車両であることを随所に感じられる仕様になっています。
例えば、M スポーツ・シート・マテリアル&カラー/M カーボン・バケット・シート・マテリアル&カラーの設定があるのも、Mシリーズならではのデザイン。
ブラックをベースにビビットなオレンジ/ブルー/グリーンのアクセントが映えます。
どこをとってもモータースポーツの精神を感じながら、都会の中でも精悍な印象を受けるデザインとなっており、それをさらに実感できる安全性能や走行性能がBMW M3にはあります。
BMW M3の成長はこれからも止まらない
新生BMW M3 Competitionは、第6世代と歴史の深い車両であることが根底にあり、その歴史の中で培われたモータースポーツの精神が車両の随所に溢れています。
2021年3月から本格始動したFR(後輪駆動)仕様車だからこその、力強い走りが魅力の新生 BMW M3。
2021年秋にはxDrive(四輪駆動)仕様車の販売も予定されています。
FRとはまた違ったグリップを感じることができるxDriveにもすでに注目が集まっており、BMWファンなら当然知っておきたい車両の一つともいえます。
ぜひお近くのショールームで、その迫力を体感してくださいね。
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