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2023.09.07

BMW Z4のグレード別の違いを解説!特徴やスペックも確認

ヤナセBMWの増田です。

 

スポーティなフォルムと鮮烈なデザインが魅力的な2シーター・ロードスター「BMW Z4」。

ソフトトップを使用しているオープンカーで、ルーフを閉じた状態の印象もスタイリッシュなことから人気を集めています。

 

BMW Z4の購入を検討している方の中には、グレードの選択に迷う方もいらっしゃるでしょう。

 

今回はBMW Z4の特徴やスペックとともに、グレードごとでの違いを徹底解説します。

BMW Z4のグレード選定に役立ててください。

BMW Z4 M40i

 

 

BMW Z4の特徴は?ラインアップもご紹介

日本で初代BMW Z4は2003年1月に登場しました。

2度のフルモデルチェンジを経て、現行モデルは3代目を展開しています。

 

オープンカーとして解放感と走りの楽しさを体感できるBMW Z4のモデルラインアップは以下の通りです。

  • Z4 sDrive20i M Sport
  • Z4 M40i

※2023年9月時点

 

BMW Z4はスポーティなフォルムでレーシングマシンのようなデザインが特徴的です。

エクステリアではリアのホイールアーチの上を流れるラインが、美しいボディ曲線を創り出しています。

 

インパクトのあるエア・ブリーザーはデザイン性に優れているだけでなく、エアロダイナミクスを強化する実用性も備えているところもポイント。

フロントマスクやサイドのスポーティなデザインとは対照的に、リアはスリムで落ち着いた見た目となっています。

 

インテリアでは、立体的なサイド・サポートのある「M スポーツ・シート」を全グレード標準装備。

コーナリングのときのホールド性能が向上しており、快適にドライブが可能です。

 

また、ドライビング・アシストなどのインテリジェントな運転支援テクノロジーも充実しており、一層運転を楽しめます。

 

BMW Z4について詳しく知りたい方は「BMW Z4 の魅力!スペック・デザイン・性能すべてをご紹介」もチェックしてみてください。

 

 

BMW Z4はグレード別に違いがある?特徴や基本スペックも確認

BMW Z4のグレード別の違いを比較していきます。

特徴や基本スペックを紹介するので参考にしてください。※2023年9月時点

BMW Z4のグレード別基本スペック

 

BMW Z4はそれぞれのグレードでボディサイズに大きな違いはありませんが、トレッドと最低地上高が異なります。

「Z4 sDrive20i M Sport」は前後のトレッドが広いため、コーナリングで安定した走行が可能で、「Z4 M40i」とは異なる運転感覚といえます。

 

BMW Z4は、グレードによってホイールデザインが異なるところもポイントです。

「Z4 sDrive20i M Sport」は、18インチの「M ライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング798M バイカラー(フェリック・グレー)」が標準装備されています。

 

「Z4 M40i」は、19インチの「M ライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング800M バイカラー(セリウム・グレー)」が標準装備です。

 

「Z4 sDrive20i M Sport」でもオプションで19インチを選択可能ですが、「Z4 M40i」とデザインは異なります。

 

運転感覚やホイールデザインから好みのグレードを選択しましょう。

 

M Sportについて詳しく知りたい方は「BMWのM Sportとは?特徴や魅力、他のグレードとの違いを解説」もチェックしてみてください。

 

 

BMW Z4はグレードによって装備や機能に違いがある?

BMW Z4のグレードごとでの装備や機能の違いを、エクステリアとインテリアに分けてご紹介します。

 

BMW Z4のエクステリアの装備・機能

BMW Z4の主な標準装備は以下の通りです。

  • M ハイグロス・シャドー・ライン・エクステリア
  • エア・ブリーザー
  • M エアロダイナミクス・パッケージ
  • フルオートマチック・リトラクタブル・ソフトトップ(コンフォート・オープン機能付)
  • 自動防眩ドア
  • ミラーコンフォート・アクセス※
  • レイン・センサー
  • オートライト・システム
  • リヤ・フォグ・ランプ
  • LEDテールライト
  • ウインド・ディフレクター

※車両から発信される電波が、植込み型心臓ペースメーカー等の機器に影響を与える可能性があります。

 

BMW Z4のグレード別でのエクステリアの違いは、大きく分けて3つあります。

 

1つ目の違いは「キドニー・グリル」です。

「Z4 sDrive20i M Sport」は、クロームフレームとマット・アルミニウム・メッシュの組み合わせです。

「Z4 M40i」は、セリウム・グレー・フレームとセリウム・グレー・メッシュの組み合わせとなっています。

 

キドニー・グリルのデザインが違うので、フロントマスクの見た目も大きく異なる印象です。

 

2つ目の違いは「ロール・バー」です。

「Z4 sDrive20i M Sport」はブラック・ハイグロス仕上げに対して、「Z4 M40i」はセリウム・グレー仕上げとなっており、オープンにしたときの印象に差がでます。

 

3つ目の違いは「デュアル・エキゾースト・テールパイプ」です。

「Z4 sDrive20i M Sport」はハイグロス・クローム仕上げとなっており、「Z4 M40i」はブラック・クローム仕上げ、台形型となっています。

リヤからの見た目に違いがでるので、チェックしてみましょう。

 

BMW Z4のインテリアの装備・機能

BMW Z4の主な標準装備は以下の通りです。

  • BMWライブ・コックピット
  • インテグレイテッド・オーナーズ・ハンドブック*1
  • プログラマブル・ボタンワイヤレス・チャージング*2
  • ハンズフリー・テレフォン・システム*3
  • ITSスポット対応DSRC車載器(ルーム・ミラー内蔵、ETC機能付)
  • マルチファンクション M スポーツ・レザー・ステアリング・ホイール
  • チルト&テレスコピック・ステアリング・コラム
  • オーディオ・ビジュアル・システム:ラジオ(AM・FM)
  • USBオーディオ・インターフェイス*4
  • HiFiスピーカー・システム(205W、10スピーカー)
  • 2ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナー(マイクロ・フィルター〔花粉除去機能〕付)
  • スルーローディング・システム
  • ヴァーネスカ・レザー・シート
  • センサテック・フィニッシュ・ダッシュボード
  • ドア・シル・プレート
  • ベロア・フロア・マット
  • リーディング・ライト
  • アンビエント・ライト
  • フロント・フットウェル・ライト
  • 自動防眩ルーム・ミラー
  • 照明付バニティ・ミラー
  • 照明付グローブ・ボックス
  • フロント・センター・アームレスト(収納ボックス付)
  • カップ・ホルダー
  • ストレージ・コンパートメント・パッケージ

 

BMW Z4のグレード別でのインテリアの違いは、インテリア・トリムの種類です。

「Z4 sDrive20i M Sport」はハイグロス・ブラック・トリムを使用しているのに対して、「Z4 M40i」はアルミニウム・メッシュ・エフェクト・トリムです。

 

インテリア・トリムの違いは室内の印象を大きく変えるので、好みに合わせてお選びください。

 

 

BMW Z4の走行性能の違いもご紹介

BMW Z4 M40iの後ろ

BMW Z4の走行性能の違いを紹介します。

 

各グレードにおけるエンジンスペックは以下の通りです。※2023年9月時点

BMW Z4のエンジンスペック

 

BMW Z4はそれぞれのグレードでエンジンの種類が違うので、総排気量や最高出力・最大トルクが大きく異なります。

 

直列4気筒エンジンを搭載している「Z4 sDrive20i M Sport」は、アクセルを踏んだ瞬間からの軽快な走りが特徴的です。

コンパクトでバランスが取れているエンジンなので、振動も少なく快適に走行可能です。

アクセルを踏んだ瞬間の反応の良さは直列4気筒ならでは。

 

直列6気筒エンジンを搭載している「Z4 M40i」は、最大トルクが大きいことからパワーのある走りを体感可能です。

BMWの直列6気筒は「シルキーシックス」とも呼ばれ、アクセルとブレーキの繋がりが繊細である特徴があります。

パワーのある走りを心地良く運転したい方は、「Z4 M40i」のエンジンがおすすめです。

 

BMW Z4の燃費は、直列4気筒と直列6気筒で異なります。

燃費や維持費について詳しく知りたい方は「BMW Z4の燃費や維持費は?内訳や総額もご紹介」も参考にしてください。

 

 

BMW Z4のグレード選びでに迷ったら試乗がおすすめ!

BMW Z4は「Z4 sDrive20i M Sport」と「Z4 M40i」がラインアップされています。※2023年9月時点

 

グレードによって、キドニー・グリル、ロール・バー、デュアル・エキゾースト・テールパイプなどのエクステリア・デザインが異なります。

どれも外観の印象が大きく変わり、好みも分かれるでしょう。

 

インテリア・トリムもそれぞれのグレードで異なるので、室内の印象も大きく変わります。

 

また、直列4気筒と直列6気筒のエンジンでは、アクセルを踏んでからのパワーなどの乗り味もそれぞれのグレードで違います。

 

アクセルを踏み込んだときの感覚や、ハンドルの取り回しの違いを感じるには、試乗がおすすめです。

ぜひ、お近くのショールームへお越しください。

 

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