2023.09.14
BMW i4のグレード別の違いを解説!特徴やスペックも確認
ヤナセBMWの増田です。
4ドア・クーペ・モデル「BMW 4シリーズ グラン クーペ」の電気自動車としてラインアップされている「BMW i4」。
フロントの大型のキドニー・グリルが印象的で、スタイリッシュなエクステリアは見る人を惹け付けるデザインです。
BMW i4の購入を検討している人の中には、どのグレードを選択すると良いか迷っている方もいらっしゃるでしょう。
今回はBMW i4の特徴や魅力を詳しく解説します。
また、グレードごとの違いやスペック・装備も紹介するので、BMW i4を選ぶ参考にしてください。
BMW i4の特徴は?ラインアップもご紹介
BMW 4シリーズ グラン クーペをベースとした「BMW i4」は、日本で2022年2月に登場した電気自動車です。
BMW i4のモデルラインアップは以下の通りとなっています。
- i4 eDrive35 M Sport (BMWオンライン・ストア限定モデル)
- i4 eDrive40 M Sport
- i4 M50
※2023年9月時点
BMW i4のフロントには、大型で垂直デザインのキドニー・グリルを装備。
BMWの伝統的なキドニー・グリルはBMW i4の存在感を際立たせるだけでなく、最先端のセンサー・テクノロジーを搭載しています。
さらに、BMW i4は全グレード電気自動車です。
一充電走行距離(WLTCモード)は532km~604km※と、長距離走行を可能にしています。
※国土交通省審査値。一充電走行距離は定められた試験条件での値です。使用環境や運転方法に応じて数値は大きく異なります。
また、公共の急速充電ステーションでは30分の急速充電で10〜58%※を充電できるので、充電時間も短くて済みます。
※BMW i4 eDrive40を外気温25℃の条件下で最大出力90kWの急速充電器を使用した場合における、BMW Japanによる実測値(参考値)
また、インテリアでは全グレード標準装備も充実しているため、電気自動車だからこその静粛性の高い快適なドライブが楽しめるでしょう。
安全性能面では「高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシスト」「衝突回避・被害軽減ブレーキ」などを備えた「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」を全グレード標準装備し、安全性の高い車となっています。
BMW i4について詳しく知りたい方は「BMW i4の魅力!スペック・デザイン・性能すべてをご紹介」もチェックしてください。
BMW i4はグレード別に違いがある?特徴や基本スペックも確認
BMW i4のグレード別の違いを基本スペックをもとに比較していきます。
「i4 eDrive35 M Sport」「i4 eDrive40 M Sport」「i4 M50」の3つのグレードを比較するので、参考にしてください。
※2023年9月時点
BMW i4のボディサイズはグレードで変わらないので、運転感覚はどのグレードでも変わらないといえます。
スポーティなエクステリア・デザインを採用しているBMW i4で注目するべき点が、グレードで異なるホイールデザインです。
「i4 eDrive35 M Sport」と「i4 eDrive40 M Sport」は、18インチの「M エアロダイナミック・ホイール858M バイカラー(ブラック・グレー)」が装着されています。
スポーティかつスタイリッシュな外観を好む方は、18インチホイールだと重量感とスポーティさのバランスのとれたデザインとなります。
一方で「i4 M50」は19インチの「M ライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング861Mバイカラー(ジェット・ブラック)」を装着。
足回りから重量感ある外観を演出するなら19インチホイールがおすすめでしょう。
※「i4 eDrive40 M Sport」もオプションで19インチホイールを選択可能です。
BMWのM Sportについては「BMWのM Sportとは?特徴や魅力、他のグレードとの違いを解説」で詳しくご紹介していますので、チェックしてみてください。
BMW i4はグレードによって装備や機能に違いがある?
BMW i4のグレード別の装備や機能の違いを、エクステリアとインテリアに分けて紹介します。
それぞれのグレードで標準装備となっているものや、グレードで異なるものを比較していきます。
BMW i4のエクステリアの装備・機能
BMW i4のエクステリアの主な標準装備は以下の通りです。
- M ハイグロス・シャドー・ライン・エクステリア:ブラック・サイド・ウインドー・フレーム・モールディング(光沢仕上げ)
- M エアロダイナミクス・パッケージ※
- 自動防眩ドア・ミラー
- コンフォート・アクセス(スマート・オープン/クローズ機能付)
- オートマチック・テールゲート・オペレーション
- レイン・センサー、オートライト・システム
- ダイナミック・ブレーキ・ライト(ブレーキ・ライト点滅機能)
- リヤ・フォグ・ランプ
- LEDテールライト
- フロント・ウインドー・ワイパー(ヒーター付ウォッシャー・ノズル)
<M エアロダイナミクス・パッケージ>
- フロント・エプロン
- サイド・スカート
- リヤ・スカート
- ディフューザー・インサート付リヤ・エプロン
BMW i4はグレードによってキドニー・グリルのデザインが異なります。
「i4 eDrive35 M Sport」と「i4 eDrive40 M Sport」は、パール・グロス・クローム・フレームを装着しており、「i4 M50」はセリウム・グレー・フレームとなっています。
また、「M ドア・ミラー」「M リヤ・スポイラー※」を「i4 M50」は標準装備ですが、「i4 eDrive35 M Sport」「i4 eDrive40 M Sport」には標準設定されていません。
※「i4 eDrive40 M Sport」のハイライン・パッケージ、またはM スポーツ・シート・パッケージとして設定可能です。
BMW i4のインテリアの装備・機能
BMW i4のインテリアの主な標準装備は以下の通りです。
- BMWライブ・コックピット※
- インテグレイテッド・オーナーズ・ハンドブック
- ワイヤレス・チャージング
- ハンズフリー・テレフォン・システム
- ITSスポット対応DSRC車載器(ルーム・ミラー内蔵、ETC機能付)
- マルチファンクション M スポーツ・レザー・ステアリング・ホイール
- チルト&テレスコピック・ステアリング・コラム
- オーディオ・ビジュアル・システム
- USBオーディオ・インターフェイス
- 3ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナー(マイクロ・フィルター〔花粉除去機能〕付)
- ドア・シル・プレート
- M アンソラジット・ルーフ・ライニング
- ベロア・フロア・マット
- リーディング・ライト
- 自動防眩ルーム・ミラー
- 照明付バニティ・ミラー(フロント)
- 照明付グローブ・ボックス
- フロント・センター・アームレスト
- リヤ・センター・アームレスト
- カップ・ホルダー(フロント&リヤ)
- ラゲージ・エリア・カバー
- アンダー・ラゲージ・フロアの収納
- 12V電源ソケット(フロント)
- Type-A USBソケット(フロント)1.5Vデータ・充電対応
- Type-C USBソケット(フロント)3A 充電専用
- Type-C USBソケット(リヤ)3A 充電専用
- シートバック収納
<BMWライブ・コックピット>
- BMWカーブド・ディスプレイ
- ・12.3インチ マルチ・ディスプレイ・メーター・パネル
- ・14.9インチ ワイド・コントロール・ディスプレイ(タッチ・パネル機能付)
- HDDナビゲーション・システム(VICS 3メディア対応)
- BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント(AI音声会話システム)
インテリアでは標準装備が充実していますが、グレードごと異なる装備も数多くあります。
BMWアイコニック・サウンド・エレクトリックや、ランバー・サポート付きのシート(運転席&助手席)は、「i4 eDrive40 M Sport」「i4 M50」に標準装備。
※「i4 eDrive35 M Sport」では標準設定されていません。
アルカンタラ/センサテック・コンビネーション・シートは、「i4 eDrive35 M Sport」「i4 eDrive40 M Sport」で標準装備として採用されています。
「i4 M50」ではヴァーネスカ・レザー・シート が標準装備。
センサテック・フィニッシュ・ダッシュボードとアンビエント・ライトは、「i4 eDrive40 M Sport」「i4 M50」で標準装備です。
BMW i4の走行性能の違いもご紹介
BMW i4の走行性能の違いを紹介します。※2023年9月時点
BMW i4は全グレード電気自動車となっています。
「i4 eDrive35 M Sport」「i4 eDrive40 M Sport」のグレードは、電気モーターを1つ使用しており後輪駆動です。
一充電走行距離は「i4 eDrive40 M Sport」が604kmと長距離走行を可能にしています。
電気自動車ならではのスムーズな加速感と、静粛性の高い走行性能を体感できるでしょう。
「i4 M50」はフロントとリアにM eDriveモーターを搭載している、4輪駆動の電気自動車です。
2輪駆動よりもパワーが優れており、より高い走行性能を体感できます。
パワーに優れていて一充電走行距離が546kmと、ロングドライブが可能なので高速道路を利用される場合も安心です。
BMW i4は同じ電気自動車でも、交流電力量消費率がグレードによって異なります。
BMW i4の燃費(電費)を詳しく知りたい方は「BMW i4の燃費(電費)や維持費は?内訳や総額もご紹介」を参考にしてください。
BMW i4のグレードの違いを確認し、迷ったらショールームへ
BMW i4には「i4 eDrive35 M Sport(BMWオンライン・ストア限定モデル)」「i4 eDrive40 M Sport」「i4 M50」がラインアップされています。
※2023年9月時点
ボディサイズはグレードで変わりませんが、エクステリアとインテリアの装備内容が異なります。
特にインテリアはグレードによって異なり、「i4 eDrive40 M Sport」「i4 M50」にのみBMWアイコニック・サウンド・エレクトリックや、ランバー・サポート付きのシートが装備されているなど、室内の雰囲気が変わります。
また、駆動方式(後輪駆動、4輪駆動)でも乗り心地が変わるので、一度試乗してみることがおすすめです。
ぜひ、お近くのショールームへお越しください。
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