2021.05.21
BMWの5シリーズとX5を比較!特徴や走行性能、乗り心地は?
ヤナセBMWの増田です。
BMWの車両の中で最も注目の集まる、いわゆるBMWの歴史はここから始まったといっても過言ではない「BMW 5シリーズ」。
時代に合わせて何度もリニューアルされ、常に最先端をたどる人気モデルでもあります。
その人気ゆえに、新車だけでなく中古車市場でも非常に問い合わせの多い一台です。
そんなBMW 5シリーズを元に、プレミアムSUVとして成長を遂げたのが「BMW X5」です。
今回は、親子のような距離感でありながらもそれぞれに個性が詰まった、BMW 5シリーズとBMW X5の違いについてご紹介します。
BMWの5シリーズとX5を比較!各ラインナップの基本スペックの違いは?
BMW 5シリーズは1972年からその歴史を始め、現行のBMWのモデルの源流と呼ばれるのにふさわしく、何度もリモデルされています。
もうすぐ50年に手が届く息の長い人気を支えるべく、グレードのラインナップも豊富でBMWの車両の中でもトップクラスです。
現在5シリーズはオーソドックスでモダンな雰囲気の漂う「セダン」とスポーツ性の高いワゴンタイプの「ツーリング」の2ボディタイプで展開されています。
なお、2016年までは車内が広くラグジュアリー感の高いワゴンタイプの「5シリーズ グラン ツーリスモ」というモデルもありましたが、こちらは2020年まで発売されていた「6シリーズ グラン ツーリスモ」とともに各ボディタイプに「Luxury」のグレード設定が追加された際に終売となっています。
BMW X5は2000年に発表されたBMW初のプレミアムSUVです。
「SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」という呼称からも見て取れるように、それまでのSUVにみられる居室の広さや力強さに加え、BMWらしいスポーティネスな走りの快適性を享受できます。
それぞれのボディタイプを比較すると、5シリーズの方が全長が長く、流線的な形状をしています。
居住スペースの広さ自体はどちらもそれほど大きな差はないものの、X5の方が最低地上高が高く視野が開けているため、実際の広さ以上に開放感があるという方もいるようです。
ラゲージルームはX5がプレミアムSUVにふさわしく、いわゆる「ゴルフバックを4つ積んでもなおゆとりのある」積載量を誇ります。
もちろん5シリーズ セダンも、セダンタイプとしては広めのラゲージルームとなり、ドライバー一人のドライブにも、ファミリーの街乗りにも十分に活躍できることでしょう。
いずれのモデルにもプラグイン・ハイブリッド仕様車があるのが特徴的。
いつも時代の最先端をたどるモデル、それがBMW5シリーズ/X5でもあります。
BMW 5シリーズ セダンの基本スペック
BMW 5シリーズ ツーリングの基本スペック
BMW X5の基本スペック
※トレッドは装着するホイールによって変更になることがあります。
※「BMW EditionJoy+」モデルに関してはエコカー減税等の対象となり、価格帯に差がありますが、基本的な性能については「BMW Edition Joy+」ではないモデルと同様です。
詳しくは「BMW Edition Joy+について」もご覧ください。
BMW 5シリーズとX5の走行性能を比較!
BMW 5シリーズとBMW X5はそれぞれ異なるコンセプトであるため、ほかのシリーズに見られる同じエンジンの共有が少ないのが特徴です。
M仕様車である「5シリーズ M550i xDrive」と「X5 M50i」については、現在では少なくなってきたV型8気筒エンジンを採用しており、欧米にみられるスポーティネスな走りを追求したい人にとって根強い人気を誇っています。
直列6気筒エンジンを採用している「X5 xDrive35d」「540i xDrive M sport」「540i xDrive ツーリング M sport」でも想像以上の静寂性を感じさせつつ、いざと慣れば力強い加速ができるのもBMWの車両の車両のメリットといえます。
プラグイン・ハイブリッド(PHV車)も性能アップしており、満充電で530eなら約53km、X5なら約80kmと納得の距離を走行することが可能です。
さらにPHV車ならではのスムーズな加速感が魅力的で、街中走行では特にその実力を味わうことができます。
各モデルのエンジン比較
BMW 5シリーズとX5の乗り心地を比較!安全装備の違いは?
スポーティな印象を引き立たせる デザイン・ラインが見る人の目を引きつけるBMW 5シリーズセダン/ツーリングと、サイドのシルエットが鮮烈であり、ダイナミックで先進的なスタイリングを誇るBMW X5。
それぞれの内装や安全性能など、乗り心地面についても掘り下げていきましょう。
BMW 5シリーズ、X5のエクステリア・インテリア
BMW 5シリーズはセダン/ツーリングの形状を活かすべく、大胆な面構成を取り入れており、フロントからリアにつながるラインは美麗な流線型となっています。
さらにLuxulyなら気品に満ちたハイグロス・クローム仕上げのエレメントが、エクステリアの魅惑的なアクセントとなっていたり、M sportならMロゴがドライバーのスポーツ志向を高めてくれるような工夫が随所に施されています。
BMW X5はサイドボディにつながる一筋のラインを中心に、洗練された印象を与えるデザインを採用しています。
角張ったシルエットになりがちなSUVに、BMWならではのラグジュアリー感を兼ね備えており、ひと目でそのこだわりが見て取れます。
インテリアについても細部に至るまでこだわりが施されており、ひとたび標準装備のマルチファンクション・シート(8ウェイ/運転席&助手席、運転席メモリー機能付)に座れば、乗る人に合わせたシート位置などにカスタマイズすることも容易となります。
また、オプション設定も豊富で、予算やニーズに合わせて、カスタマイズする楽しみも持ち合わせています。
BMW 5シリーズ、X5の安全性能
BMW 5シリーズとBMW X5はどちらも現時点のBMWで最高峰のドライビングサポートである、「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」を採用しています。
普段の細かなドライビング・アシストはもちろん、事故の起こりやすい渋滞などの単調な運転時、雨天などの周囲の危険を認識しづらい状況などに至るまで、いつでもドライバーの運転を支えることが可能です。
例えば、高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシストでは、渋滞などの低速走行時にハンドル操作を車におまかせでき、自動運転に近いアシストが可能となります。
もちろん「パーキング・アシスト・プラス」にも対応しており、全長5m弱の大型ボディの駐停車も楽々こなせるように工夫がなされています。
BMW 5シリーズとX5は源流らしく最新の技術が集約されているモデル
BMW 5シリーズはナンバリングモデル、BMW X5はBMW Xシリーズの源流となり、その時代においてBMWの最新鋭の技術が詰まったモデルです。
そのため、5シリーズ/X5を見ればその時代のBMWのコンセプトがわかるといっても過言ではないでしょう。
もちろん、単にできることを全部乗せしただけではなく、ボディサイズやエンジンタイプに合わせたチューニングがなされ、快適なドライブが期待できます。
それぞれの細かな違いに関しては、お近くのショールームで比較してみてくださいね。
なお、各車両の詳しい情報はこちらでもご紹介しています。
BMW 5シリーズを徹底比較!特徴や走行性能、乗り心地は違う?
BMW X5の魅力全貌!スペック・デザイン・性能すべてをご紹介
※一部、基本性能等については変更になっている場合があります。ご不明な点は認定中古車の取り扱いのあるショールームへお問い合わせください。
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