2021.05.27
BMWのグランツーリスモとは?モデルごとの魅力や違いをチェック!
ヤナセBMWの増田です。
惜しまれつつも2021年現在では終売となったボディタイプ「グランツーリスモ」。
完全な後継車種は今のところ設定がありませんが、認定中古車をはじめとした中古車市場では何度も注目されるボディタイプであります。
ではBMWの「グランツーリスモ」は、現行の「ツーリング」や「BMW Xシリーズ」といったスポーティー×アクティビティなモデルと、どのように違うのでしょうか。
2020年に生産終了になった時点で発表されていた「BMW 3シリーズ グランツーリスモ」および「BMW 6シリーズ グランツーリスモ」を中心にご紹介します。
BMWのグランツーリスモとは?
「グランツーリスモ」というモデルの歴史は2009年の「Concept 5 Series Gran Turismo」から始まります。
当時のコンセプトとして、スポーツハッチバックの「ツーリスモ」に加え、当時すでに人気が高まりつつあった「SUV」の利点を兼ね備えた一台が「Concept 5 Series Gran Turismo」です。
積載量も大きくリアハッチの形状が特徴的で、①大きく跳ね上げて広くオープン②セダンタイプのようにトランクルーム部分だけオープン、と2段階に開閉することができます。
同年、市販モデルとして「BMW 5シリーズ グランツーリスモ」もリリースされ、「Concept 5 Series Gran Turismo」の特徴は世襲しつつも、サッシュレスドア(窓枠のないタイプのドア)を採用するなど、スタイリッシュさを追求した一台として注目を集める事となります。
その後ディーゼル仕様車やxDrive仕様車の追加などモデルの拡充が行われ、2016年まで5シリーズにその存在感を知らしめることとなります。
BMW 3シリーズ グランツーリスモは2013年からラインナップに追加され、5シリーズ グランツーリスモの一回りコンパクトなモデルとして、こちらも注目が集まりました。
2017年以降は、5シリーズはセダン/ツーリング、6シリーズはグランツーリスモと、シリーズのラインナップ構成を見直し、より明確にそれぞれの利点が見て取れるラインナップへと変化しました。
BMWのグランツーリスモ、3シリーズと6シリーズの個性とは
BMWのグランツーリスモは、2020年時点で3シリーズと6シリーズにラインナップされていましたが、そのいずれも以下の特徴がありました。
1)シリーズ随一の大型ボディ
特に6シリーズ グランツーリスモは全長5,100mm超えと、かなりの大型ボディを誇ります。ラゲージルームも最大1,800Lと大容量かつ横にくぼみがあるため、横に積み上げたとしても余裕でキャディバック3個は車載可能となり、運転時の視界を妨げません。
2)スポーティネスな走り
グランツーリスモの名称にふさわしく、一般的なSUVとは異なりドライブをメインとした小旅行などをイメージして設計されています。
そのため積載量も多く大きなボディと少々操作しにくい条件であっても、快適にドライビングができる「M sport」仕様車を基本としています。
また、エンジンは直列4気筒であるものの、最大出力/最大トルクのチューンアップはもちろん高めに設定されています。
3)クーペのような流線型とSUVに多い角型ボディの融合
もともと、BMW 3シリーズ/6シリーズにはクーペモデルがあり、フロントからはBMWならではの流線型を持った洗練されたスタイリングが印象的です。
一方、大きな積載量を担保するべく、リアからの印象は少々丸く張り出しているように見えます。
それぞれの具体的なスペックは次の通りです。
基本サイズ
エンジン
BMWのグランツーリスモ、3シリーズと6シリーズだからこそ実現した一台
BMWのグランツーリスモはBMWの主力モデル「3シリーズ」とBMWの源流である5シリーズをベースとした「6シリーズ」だからこそ発表された、その時代のムーヴメントを集約した一台といえます。
生産終了とはなりましたが、認定中古車をはじめとした中古車市場ではまだまだ注目されるボディタイプです。
それぞれの細かな違いに関しては、お近くのショールームで比較してみてくださいね。
なお、各車両の詳しい情報はこちらでもご紹介しています。
BMW 3シリーズ グランツーリスモの魅力!スペック・デザイン・性能すべての特徴をご紹介
BMW 6シリーズ グランツーリスモの魅力!スペック・デザイン・性能すべての特徴をご紹介
※一部、基本性能等については変更になっている場合があります。ご不明な点は認定中古車の取り扱いのあるショールームへお問い合わせください。
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