2021.04.09
BMW 3シリーズと4シリーズを比較!特徴や走行性能、乗り心地は?
ヤナセBMWの増田です。
BMWの主力モデルである正統派「BMW 3シリーズ」と、3シリーズに遊び心を加えた「BMW 4シリーズ」。
3シリーズは「セダン」「ツーリング」、4シリーズは「クーペ」「カブリオレ」といったように個性が分かれ、それぞれに根強いファンがいます。
幾度となくリニューアルを重ねる中でさらに魅力が増しているので、同じモデル間で長く乗り継いでいるオーナーも多い2シリーズです。
もちろん、単にボディタイプの違いだけではない魅力がそこにはあります。
今回は「BMW 3シリーズ」と「BMW 4シリーズ」を比較し、それぞれの魅力について改めて再確認していきましょう。
BMW 3シリーズと4シリーズを比較!それぞれの基本スペックの違いは?
BMW 3シリーズは1975年に初代が発表され、現行の7代目に至るまで時代のニーズに合わせてモデルチェンジを繰り返してきました。
その中で2012年のリニューアルでは、3シリーズにあったクーペを4シリーズクーペとして分岐させ、3シリーズはモダンな「セダン」とオールラウンダーな走りが期待できる「ツーリング」、4シリーズは遊び心の詰まった「クーペ」「カブリオレ」とシリーズのラインナップを明確にしました。
エンジン周りや安全性能は通じるところも多く、3シリーズと5シリーズが兄弟なら、3シリーズと4シリーズは親子といえるシリーズ展開となっています。
現行モデルは3シリーズは2019年に、4シリーズは2020年にリニューアルされ、期待感の詰まった新型車両です。
また、3シリーズにはエコカー減税の対象となり、よりお買い求めやすくなった「BMW Edition Joy+」が採用されているのも特徴の一つ。
2020年にリニューアルされた4シリーズクーペ/Mモデルに続き、4シリーズカブリオレも2021年2月にリニューアル。
下方向に長く伸びたキドニー・グリルからは、従来モデル以上にスキルアップしたエンジン音が鳴り響き、さらに迫力のある走りを期待させます。
M仕様車である「M340i」「M440i」はそれぞれステアリング・ホイール・ポジションを左右選択することができ、より選択肢が広がっているのも魅力ですよね。
それでは、各シリーズの基本スペックも比較していきましょう。
※各シリーズともにグレード展開が多いため、エントリーモデルをご紹介します。
詳細については過去のコラムもご参照ください(一部、価格・基本性能等については変更になっている場合があります。ご不明な点はショールームへお問い合わせください)
BMW 3シリーズ:BMW 3シリーズを徹底比較!特徴や走行性能、乗り心地は違う?
BMW 4シリーズ:新型 BMW 4シリーズとMモデルの特徴を解説!グレードや価格は?
BMW 3シリーズ セダンの基本スペック
BMW 3シリーズ ツーリングの基本スペック
BMW 4シリーズ クーペの基本スペック
BMW 4シリーズ カブリオレの基本スペック
※トレッドは装着するホイールによって変更になることがあります。
※BMW 3シリーズに採用されている「BMW EditionJoy+」モデルに関してはエコカー減税等の対象となり、価格帯に差がありますが、基本的な性能については「BMW Edition Joy+」ではないモデルと同様です。
詳しくは「BMW Edition Joy+について」もご覧ください。
BMW 3シリーズと4シリーズの走行性能を比較!
BMW 3シリーズと4シリーズは親子のように共有している部分があり、エンジンはモデルの型番の数字下2桁が同じものは同じエンジンを搭載しています。
次の表の例を見てみると、エンジン自体は発売当初と同じものを使用していますが、4シリーズのリニューアルに伴いエンジン性能もスキルアップ。
2021年4月現在の比較表でも3シリーズ・4シリーズともに最大出力/最大トルクが引き上げられており、より力強い走りができるように工夫されています。
また、3シリーズと比較すると少々低重心である4シリーズの走りを安定させるべく、サスペンション性能もレベルアップし、さらに快適な乗り心地を提供しています。
両シリーズに共通して、街乗りでも角の取れたスムーズな加速・減速が可能で、走りやすさを常に体感できるのが魅力です。
M330i/M440iはいずれもxDriveを採用しており、地面をしっかりと捉えた走行が可能。
FR仕様車のようなBMWらしいハンドリングによるスポーティーな走りが見え隠れします。その中でもオールラウンダーとしての走りが一番体感できるのは、3シリーズのツーリングでしょう。
もちろん、ボディタイプの違いによる走行感の違いも存在しますので、ぜひ一度乗り比べてみることをオススメします。
BMW 3シリーズと4シリーズの乗り心地を比較!安全装備の違いは?
BMW 3シリーズ/4シリーズともに、2019年以降にリニューアル及びマイナーチェンジが繰り返され、スペック値の改善が行われています。
その都度、拡充された魅力的な機能を見ていきましょう。
BMW 3シリーズ、4シリーズのエクステリア・インテリア
BMW 4シリーズのリニューアルで遅れて発表された4シリーズカブリオレは、従来のハードトップを脱ぎ捨て、根強いファンがいるソフトトップに切り替えました。
これにより車両が軽量化され、さらに走りの充実感を体感できるようになります。
BMW 3シリーズの魅力といえば、セダンとツーリングに共通するボディの安定性。
そのボディであっても大きさを感じない工夫がなされています。
例えばフロントマスクからサイドボディにつながる優美なラインが、しなやかな走りを期待させ、力強いフォルムでありながらも威圧感を与えません。
3シリーズのキドニー・グリルは現在主流の横長フォルムをしていますが、フレームの選択肢が多く、自分だけの個性を主張することも可能です。
両シリーズともにインテリアも充実しており、BMWライブ・コックピットと電動フロント・シート(運転席メモリー機能付)が標準搭載され、フロント・コックピットの充実感は感嘆ものです。
また、3ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナー(マイクロ・フィルター〔花粉除去機能〕付)なら、車内の温度管理はもちろんのこと、換気も快適に行えます。
BMW 3シリーズ、4シリーズの安全性能
かつてBMW 3シリーズがハイグレードな安全性能を備えた一台として君臨していましたが、2021年のリニューアルに伴い、4シリーズも「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」に対応しました。
これにより「ステアリング&レーン・コントロール・アシスト」や、「高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシスト」といった機能が搭載され、一定の条件下でドライバーがハンドリングを自動車に任せることができるようになりました。
また、3眼カメラにより自動車がサポートできる範囲が広がり、上記のアシストを含んだ安全機能の精度(例えば車線のトレース機能など)が格段に上がったのも魅力の一つです。
BMW 3シリーズと4シリーズは共鳴しつつ、個性を醸し出す2台
BMW 3シリーズと4シリーズは、それぞれ親子のように共鳴しあう存在でありながらも、それぞれの個性が光るラインナップとなっています。
また、両シリーズの中でも「セダン」「ツーリング」「クーペ」「カブリオレ」といった個々の魅力があり、単にボディラインの形状の違いにとどまりません。
生み出される走行感の違いにも個性が表れており、走行感につながる性能そのものも格段にグレードアップしています。
決して立ち止まることのない探求心が、常に見え隠れする3シリーズと4シリーズ。
お互いに切磋琢磨し、人気を分け合うモデルとして今後も進化を遂げていくことでしょう。
それぞれの細かな違いは、乗ってみると手に取るようにわかる!という点も存在します。
是非お気軽にお近くのショールームへ足を運んでくださいね。
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