2023.09.28
BMW i7のグレード別の違いを解説!特徴やスペックも確認
ヤナセBMWの増田です。
BMWの中でも大型なラグジュアリー・セダン「BMW 7シリーズ」の電気自動車としてラインアップされている「BMW i7」。
伝統的なキドニー・グリルと大型なボディサイズが特徴的で、重量感のある見た目となっています。
BMW i7を検討している方の中には、グレードの選択に迷う方もいることでしょう。
今回はBMW i7の魅力や特徴とともに、グレードごとの違いを徹底解説します。
BMW i7を選ぶ際の参考にしてください。
BMW i7の特徴は?ラインアップもご紹介
日本で「BMW i7」は、2022年7月に登場しました。
2023年5月に新たな電気自動車モデルが追加され、下記のラインアップとなっています。
- i7 eDrive50 Excellence
- i7 eDrive50 M Sport
- i7 xDrive60 Excellence
- i7 xDrive60 M Sport
- i7 M70 xDrive
※2023年9月時点
BMW i7のフロントマスクは、伝統的な大型キドニー・グリルが印象的で、左右に伸びる細いヘッドライトが近未来感のあるデザイン性となっています。
サイドから見ると、長いホイールベースと流麗なルーフラインが高級感とエレガンスさを演出。
さらに、BMW i7はドアが自動で開くことも、高級感を感じられるポイントでしょう。
車内空間はラグジュアリー感溢れるデザイン性となっており、随所にスワロフスキーなどが施されています。
シートにはカシミアウールが使用されているなど、一つひとつ上質なマテリアルが採用され、質感にもこだわっている車です。
最先端の安全性能や運転支援技術も装備しているので、快適性だけでなく安全性にも優れている一台です。
BMW i7について詳しく知りたい方は「BMW 7シリーズに電気自動車モデルがさらに追加!その特徴は?」もあわせて参考にしてください。
BMW i7はグレード別に違いがある?特徴や基本スペックも確認
BMW i7のグレードを比較していきます。
グレードごとの特徴や基本スペックも解説するので、参考にしてください。
※1:国土交通省による日本仕様車の型式認定取得後に公表いたします。
※2:ヨーロッパ仕様車暫定値(参考値)
BMW i7はグレードによって車のサイズに大きな違いはありません。
BMW i7は、ホイールが20インチと21インチを装着されますが、グレードによってホイールデザインが異なります。
「i7 eDrive50」と「i7 xDrive60」の「Excellence」グレードのホイールは、20インチの「アロイ・ホイール・スタースポーク・スタイリング905 バイカラー(ブラック・グレー)」です。
一方、「i7 eDrive50」と「i7 xDrive60」の「M Sport」グレードのホイールは、20インチの「M エアロダイナミック・ホイール907M バイカラー(ジェット・ブラック)」です。
そして、「i7 M70 xDrive」は、21インチの「M エアロダイナミック・ホイール909M マルチカラー 3Dポリッシュ」が装着されています。
デザインやホイールサイズでBMW i7の印象も変わってくるので、好みに合わせてのグレードを選択するのも良いでしょう。
M Sportについて詳しく知りたい方は「BMWのM Sportとは?特徴や魅力、他のグレードとの違いを解説」もチェックしてみてください。
BMW i7はグレードによって装備や機能に違いがある?
BMW i7のグレードごとの違いを、エクステリアとインテリアに分けて解説します。
BMW i7のエクステリアの装備・機能
BMW i7の主な装備は以下の通りです。
- キドニー・グリル
- ソフト・クローズ・ドア
- 自動防眩ドア・ミラー
- オートマチック・ドア
- ウェルカム・ライト・カーペット
- サンプロテクション・ガラス *1
- コンフォート・アクセス(スマート・オープン/クローズ機能付) *2
- オートマチック・トランク・リッド・オペレーション
- レイン・センサー/オートライト・システム
- LEDテールライト
- ヒーター付ウォッシャー・ノズル
<キドニー・グリル>
- クローム・フレーム
- クローム・バー
- BMWキドニー・グリル アイコニック・グロー
BMW i7の「i7 eDrive50」と「i7 xDrive60」の「Excellence」グレードは、クロームラインエクステリアが採用されています。
「i7 eDrive50」と「i7 xDrive60」の「M Sport」や「i7 M70 xDrive」は、M ハイグロス・シャドー・ライン・エクステリアとM エアロダイナミクス・パッケージが装着されています。
エクステリアは標準装備となっている内容も多いですが、細かなラインなどがグレードで変わってくるのです。
*1:リヤ・ドア・ウインドー/リヤ・クォーター・ウインドーとリヤ・ウインドーでは、サンプロテクション・ガラスの透過率が異なります。 また、外部から車内が完全に見えなくなるわけではありません。
*2:車両から発信される電波が、植込み型心臓ペースメーカー等の機器に影響を与える可能性があります。詳しくはBMW正規ディーラーにお問い合わせください。
BMW i7のインテリアの装備・機能
BMW i7の主な装備は以下の通りです。
- BMWライブ・コックピット
- ワイヤレス・チャージング
- パーソナルeSIM
- ハンズフリー・テレフォン・システム
- ITSスポット対応DSRC車載器(ルーム・ミラー内蔵、ETC機能付)
- 電動式チルト&テレスコピック・ステアリング・コラム
- クラフテッド・クリスタル・フィニッシュ
- アンビエント・ライト
- BMWインタラクション・バー
- オーディオ・ビジュアル・システム
- USBオーディオ・インターフェイス
- トラベル&コンフォート・システム
- 4ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナー(ナノ・ファイバー・フィルター〔花粉除去機能〕付
- スルーローディング・システム
- センサテック・フィニッシュ・ダッシュボード
- ベロア・フロア・マット
- リーディング・ライト
- リヤ・サイド・ウインドー・ローラー・ブラインド(電動)
- クライメート・コンフォート・ガラス(赤外線反射ガラス:全面)
- 自動防眩ルーム・ミラー
- 照明付バニティ・ミラー(フロント)
- 照明付バニティ・ミラー(リヤ)
- 照明付グローブ・ボックス
- ドア・シル・プレート
- フロント・センター・アームレスト(収納ボックス付)
- リヤ・センター・アームレスト(収納ボックス付)
- カップ・ホルダー(フロント&リヤ)
- ストレージ・パッケージ
<BMWライブ・コックピット>
- BMWカーブド・ディスプレイ
- ・12.3インチ マルチ・ディスプレイ・メーター・パネル
- ・14.9インチ ワイド・コントロール・ディスプレイ(タッチ・パネル機能付)
- HDDナビゲーション・システム(VICS 3メディア対応)
- BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント(AI音声会話システム)
BMW i7のインテリアはステアリングホイールが異なります。
「i7 eDrive50」と「i7 xDrive60」の「Excellence」グレードは、マルチファンクション・レザー・ステアリング・ホイールです。
「i7 eDrive50」と「i7 xDrive60」の「M Sport」や「i7 M70 xDrive」は、マルチファンクション M スポーツ・レザー・ステアリング・ホイールが装着されています。
「i7 M70 xDrive」はシートやサウンドシステムも異なるので、より上質な車内空間を感じられます。
※「i7 M70 xDrive」のシートやサウンドシステムは、リヤ・コンフォートパッケージやセレクトパッケージとして「i7 eDrive50」と「i7 xDrive60」でも装着可能です。
BMW i7の走行性能の違いもご紹介
BMW i7の走行性能の違いを紹介します。
電気モータースペックは以下の通りです。※2023年9月時点
BMW i7はグレードによって駆動方式が異なります。
「i7 eDrive50」は二輪駆動ですが、「i7 xDrive60」と「i7 M70 xDrive」は四輪駆動です。
電気自動車なのでモーター特有のパワフルな走りを体感可能で、四輪駆動ではさらにパワー溢れる走行性能を実感できるでしょう。
BMW i7の燃費(電費)について詳しく知りたい方は「BMW i7の燃費(電費)や維持費は?内訳や総額もご紹介」をご参考ください。
BMW i7のグレードごとの違いをショールームで体感してみよう
BMW i7は、「i7 eDrive50 Excellence」「i7 eDrive50 M Sport」「i7 xDrive60 Excellence」「i7 xDrive60 M Sport」「i7 M70 xDrive」をラインアップしています。
※2023年9月時点
ボディサイズはグレード別で違いはありません。
エクステリアは標準装備となっている内容も多いですが、細かなラインやホイールはグレードによって異なります。
また、インテリアはステアリングホイールなどが異なりますので、好みにあわせて選ぶのも良いでしょう。
走行性能においては「i7 eDrive50」は二輪駆動ですが、「i7 xDrive60」と「i7 M70 xDrive」は四輪駆動です。
どのグレードを選べば良いか迷っている方は、ぜひ最寄りのショールームで現車確認や試乗をしてみることをおすすめします。
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