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2022.06.03

BMW M2 コンペティションの燃費や維持費は?内訳や総額もご紹介

ヤナセBMWの増田です。

 

BMW 2シリーズクーぺ」をベースにしたBMWが誇るMモデル「BMW M2 クーペ」。

「BMW M2 コンペティション」はそのM2 クーペに高性能なエンジンを搭載しているだけでなく、剛性や制動力を強化し、走行性能をさらに高めたスポーツ・クーペです。

 

日本では2018年8月に初代モデルが登場。

2021年に惜しまれつつも生産終了となり、現在では認定中古車をはじめとした中古車市場のみで取り扱われています。

 

今回は「BMW M2 コンペティション」を購入する前に知っておきたい特徴や魅力について、そして維持費の内訳や燃費・燃料費の目安、年間維持費の合計をご紹介していきます。

BMW 2シリーズクーぺ

 

 

BMW M2 コンペティションはどんな車?特徴や性能を詳しく!

BMWが誇るMモデルの中で最もコンパクトな「BMW M2 コンペティション」。

剛性・制動力が強化されており、Mモデルのダイナミックな走りを体感できるモデルです。

 

「BMW M2 コンペティション」の特徴や走行性・排気量・燃費、基本スペックについて見ていきましょう。

 

BMW M2 コンペティションの特徴

サーキット走行も可能なエンジンを搭載した高性能スポーツ・クーペで、全長4,475mmとMモデルの中で最もコンパクトなボディサイズが特徴です。

 

ボディにはカーボン・ファイバー強化樹脂ストラット・ブレイズを採用し、剛性を強化。

大径のM スポーツ・ブレーキを装備することで卓越したブレーキ性能を実現し、制動力も強化しています。

 

アグレッシブでかつ、存在感のあるフロント・デザインもポイント。

キドニー・グリルには、ハイグロス・ブラック仕上げのダブル・バーと「M2」のバッジを備え、Mモデルとしての特別な輝きを放ちます。

 

インテリアにおいては、M2 コンペティション専用のメーター・パネルやドア・シル・プレートといったM専用のディテールを随所に採用。

エンジン・スタート時には「M2 Competition(コンペティション)」とロゴが表示される特別な仕様になっています。

 

さらに、運転支援システムとして「ドライビング・アシスト」を装備し、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキが、ドライバーの安全運転をサポートします。

 

M2 コンペティションは、2021年に惜しまれつつも生産終了となったため、現在では中古車市場でのみ取り扱われています。

 

ヤナセBMWでは「BMW Mシリーズ」の認定中古車を多数取り揃えており、お近くの店舗になくても全国どこからでも取り寄せられます。

ヤナセBMW公式情報サイトのBMW Mシリーズの認定中古車一覧から、認定中古車のラインナップをぜひチェックしてみてくださいね!

 

BMW M2 コンペティションの燃費・走行性・排気量

日常の走行だけでなく、アグレッシブなサーキット走行も可能な「BMW M2 コンペティション」。

トランスミッションは2種類あり、「7速 M DCT Drivelogic」「6速MT」から選べます。

 

7速 M DCT Drivelogic仕様の「M2 コンペティション」には、高性能な直列6気筒BMW M ツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載。

最高出力302kW(410PS)、最大トルク550Nm(56.1kgm)の驚くべきパワーを発揮します!

 

総排気量は2,979cc、燃費はWLTCモードでは10.3km/Lです。

 

使用環境による燃費の変化は下記の通りです。

  • 市街地モード(信号や渋滞などの影響を受ける比較的低速な走行を想定):7.1km/L
  • 郊外モード(信号や渋滞などの影響をあまり受けない走行を想定):10.9km/L
  • 高速道路モード(高速道路などでの走行を想定):12.3km/L

 

6速MT仕様の「BMW M2 コンペティション」の場合、エンジン性能や総排気量は7速 M DCT Drivelogic仕様と同じですが、燃費性能が異なります。

 

WLTCモードの燃費は、10.5km/Lです。

使用環境による燃費の変化は下記の通りです。

  • 市街地モード:7.5km/L
  • 郊外モード:11.0km/L
  • 高速道路モード:12.2km/L

 

どちらも平成30年度排出ガス基準を達成しています。

 

「BMW M2 コンペティション」基本モデルのスペック

6速MT仕様の「BMW M2 コンペティション」のスペックを参考に紹介します。

  • 全長×全幅×全高(mm):4,475×1,870×1,410
  • ホイールベース(mm):2,695
  • エンジン:直列6気筒DOHCガソリン
  • 総排気量(cc):2,979
  • 最高出力(kW [ps] /rpm):302 [410] /6,250
  • 最大トルク(Nm [kgm] /rpm):550 [56.1] /2,350-5,230

 

 

BMW M2 コンペティションの燃料費を含めた年間の維持費は?

BMW M2 コンペティション

「BMW M2 コンペティション」の年間の維持費はどのくらい必要となるのでしょうか?

 

車検や自動車税・自動車保険料の内訳の目安を考慮しながら算出していきましょう。

※2022年6月3日時点

 

年間の税金額

まずは自動車を所有すると必要となる2つの税金、自動車税と重量税についてです。

それぞれの金額をご紹介します。

 

自動車税

普通車の自動車税の金額は車両の総排気量によって変わります。

 

BMW M2 コンペティションの総排気量は、7速 M DCT Drivelogic仕様、6速MT仕様のどちらも2,979ccです。

自動車税は2.5L超~3L以下の税率が適用されるため、年額50,000円となります。

 

※2019年10月1日以後に最初の新規検査をした車両の場合

 

重量税

重量税は車両重量によって料金が異なり、重量が重いほど税額が高くなります。

 

BMW M2 コンペティションの車両重量、下記のとおりです。

  • 7速 M DCT Drivelogic仕様:1,630kg
  • 6速MT仕様:1,610kg

 

~2,000kgとなりますので、16,400円の重量税が必要となります。

 

※継続検査等時、1年自家用、13年経過未満の場合

※エコカー減税の適用がない場合

 

詳しくは国土交通省の自動車重量税額もご覧ください。

 

自動車保険料

自動車の保険には、自賠責保険料と任意保険料の2つがあります。

 

自賠責保険料

自賠責保険は、車を所有する場合には必ず契約する保険です。

交通事故を起こした場合に対人への損害を補償するもので、運転者の怪我や物的な損害(自動車の破損など)についての補償は対象外になります。

 

「BMW M2 コンペティション」を自家用乗用自動車として使用する場合、自賠責保険料は24カ月契約で20,010円です。(2021年4月1日以降に保険期間の始期を有する場合)

 

※離島・沖縄以外の地域に適用の場合

 

任意保険料

自賠責保険は事故で運転者が怪我をした際や対物の補償には対応していないため、任意保険を契約することでもしもの時のために足りない部分を補います。

 

任意保険の料金は、契約者が契約する保険によって異なります。

 

補償内容も保険会社やプランによってさまざまなので、ドライバーが安心できる内容が揃ったものを選んで契約しましょう。

 

車検費用

車検では道路運送車両法で定められている安全性の確保のために、点検・整備・検査を行います。

「BMW M2 コンペティション」の車検料には、基本車検料、法定費用、部品交換費用といった費用が含まれます。

 

基本車検料は車検をしてもらう業者によって異なります。

内訳は定期点検料、測定検査料、代行手数料で、金額を業者側が自由に設定できます。

 

法定費用には、自動車重量税、自賠責保険、印紙代があり、費用は法律で定められた一律の金額となります。

 

印紙代は新規検査の場合2,500円、2回目以降の継続検査なら2,200円が必要です。

 

※2021年10月1日から自動車の検査の際に支払う法定手数料として「技術情報管理手数料」が1台あたり一律400円課されており、その金額も合算しています。

 

部品交換費用はパーツの劣化やブレーキパッドの摩耗、オイル漏れなど、車両の劣化状況によって金額が異なります。

 

「BMW M2 コンペティション」は輸入車ですので、国産車と比較するとメーカー専門部品は10~30%ほど割高になる傾向があります。

 

あくまで目安ですが、BMWの車検費用は初回車検の場合は大きな修理や交換部品が発生しにくいため、合計で約15万円となります。

「BMW M2 コンペティション」で見ると内訳は車検整備費用の約10万円に、法定費用約4万円というところです。

 

ただし2回目以降の車検では交換する部品や修理も想定できるため、初回の車検費用よりも10万円以上高くなることも考えられます。

 

燃費と年間の燃料費

自動車の年間維持費で大きな差が出るのはガソリン代です。

 

今回は、直近で発売された2021年4月モデル「BMW M2 コンペティション(6速MT仕様)」の燃費「WLTCモード:10.5km/L」で計算します。

 

例として年間10,000km走行、ガソリン代はハイオク174円/Lで計算すると、燃料費はWLTCモードで約166,000円となります。

 

BMW M2 コンペティションの年間維持費の合計

6速MT仕様の「BMW M2 コンペティション」の1年間の維持費の合計目安を見ていきましょう。

  • 自動車税:50,000円
  • 重量税:16,400円(エコカー減税なしの場合)
  • 自賠責保険:20,010円(24ヵ月契約)
  • 車検費用:約100,000円(法定費用以外・初回の場合)
  • 燃料費 :約166,000円(2021年4月発売モデルで年間10,000km走行、燃料消費率WLTCモード 10.5km/L、ハイオク174円/Lとして計算)

 

合計すると約352,000円となりますので、1つの目安としてご参考ください。

 

ただし、任意保険料や駐車場代、部品交換・修理代が増えるとさらに金額が変動するでしょう。

 

 

BMW M2 コンペティションの燃費や維持費を知って検討を

コンパクトなスポーツ・クーペ「BMW M2 コンペティション」は、サーキット走行も可能な高性能なエンジンを搭載し、驚くべき走行性能を発揮します。

 

トランスミッションが2種類あり、「7速 M DCT Drivelogic」「6速MT」から選べるところもポイントです。

 

気になる燃費は、2021年4月発売「BMW M2 コンペティション(6速MT仕様)」のWLTCモードで10.5km/Lです。

 

「BMW M2 コンペティション」の年間維持費の内訳は、自動車税や重量税といった税金や、自賠責保険と任意保険の自動車保険料、そして車検費用や燃料費。

年間維持費の目安は約35万円となっています。

 

利用状況などによっても目安は変動しますので、あくまでも1つの参考としてくださいね。

 

今回の燃費・維持費の紹介を参考に、ぜひライフスタイルに合わせたベストな1台を選んでください!

 

※一部、価格・基本性能等については変更になっている場合があります。ご不明な点はショールームへお気軽にお問い合わせください。

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