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YANASE BMW
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2021.01.17

BMWのステーションワゴンの特徴は?各モデルの魅力も詳しくご紹介

ヤナセBMWの増田です。

 

日本の市場において人気の高い「ステーションワゴン」。

どっしりとした低重心のボディから織りなすスポーティネスな走りは、周囲の視線を釘付けにし、安定した走行感と共にダイナミックな機能性が魅力です。

 

もちろんBMWでもステーションワゴンに準ずるボディタイプのモデルは発売されており、発売当初から人気の高いモデルでもあります。

 

今回はアクティブさもスポーティーさも機能性も欲しい、そんなあなたにオススメのBMWの「ステーションワゴン」をご紹介します。

峠を走行する新型BMW 3シリーズ ツーリング

 

 

ステーションワゴンとは?BMWならではの特徴も

一般的にステーションワゴンと呼ばれる車両には次のような特徴があります。

 

ベースはセダン

ボディサイズは決して小さくはないものの、ベースがセダンとなるためハイエンドモデルほどは大きくないというのが特徴です。

もともとステーションワゴンは「普段セダンの乗り心地を重視している人がラゲ―ジルーム容量に不満があり、容量をシチュエーションに合わせて変更することができるよう設計した」といわれており、セダンがベースというのも頷けます。

 

 

フレキシブルな居室スペースとラゲージ・ルーム

ステーションワゴンは後部座席を折りたたんだ状態でラゲージ・ルーム容量を変更できるタイプが多く、街乗り・アウトドア・急な買い物や必要なものの運搬などあらゆるシチュエーションに対応できるのが特徴です。

同じくフレキシブルなラゲージルームを持つ「ハッチバック」と異なるのは形状にあり、ハッチバックは後部座席からラゲージルームまでが一続きになっており、ステーションワゴンは基本的にラゲージルームは独立しているという点でしょう。

 

では、BMWのステーションワゴンに関してもご紹介します。

BMWのステーションワゴンは「ツーリング」の名称で展開

BMWのステーションワゴンは、一般的なステーションワゴンと一線を画すモデルであることを示す「ツーリング」の呼称で展開しています。

 

ステーションワゴンはその語源を「ステーション=駅」と「ワゴン=馬車(荷車)」としており、駅からの移動時に大きな荷物があっても安心→街中での使用が中心とされてきました。

 

一方BMWの「ツーリング」は景勝地をめぐるツーリングに由来し、ラゲージルームに乗せたたくさんの荷物と共に、ロングドライブすることを意識したインテリアや乗り心地を採用しています。

 

 

BMWのステーションワゴン「ツーリング」の特徴とは

走行する新型BMW 5シリーズ

BMWでのステーションワゴン「ツーリング」は3シリーズ・5シリーズに設定があります。

まずはBMWのツーリング全体の特徴を見ていきましょう。

 

FR仕様車と4WD仕様車

BMWの人気車種となる3シリーズおよび5シリーズを基本とする「ツーリング」。

その駆動輪をFR(後輪駆動)仕様車および4WD(四輪駆動)仕様車とし、近年日本では注目の集まるFF(前輪)仕様車を採用していない点にあります。

 

本来、ステーションワゴンのような形状をした車両ではFF仕様車の方がラゲージ・ルームの容量を確保できる傾向にあります。

しかし、走りの楽しさ「駆けぬける歓び」を重視するBMWにとって、前輪と後輪への重量比率が50:50になっていることが理想とされており、FF仕様車ではどうしてもフロントの重量を意識したつくりとなってしまいます。

BMWの魅力の一つといえる「軽快なハンドリング感」を味わうためにも、FR・4WDであることは重要なのです。

 

もちろん現在はFFでも軽量化・安定化が飛躍的に進み、BMWでもコンパクトモデルに関してはFFが取り入れられています。

とはいえ一定以上のボディサイズを越えればFRのアグレッシブさは、一度経験すると忘れられないものとなります。

 

さらにFR・4WDの利点を活かして運転がしやすいよう、セダンと比較すると低重心となっており、よりキレの良いハンドリングが可能なのも特徴といえます。

 

 

セダンと比較し、最大トルクが充実

BMW 3シリーズのセダンとツーリングの2台を例に見てみましょう。

どちらもstandard仕様・ガソリン車の比較です。

BMW 3シリーズのセダンとツーリングの比較

前述の通りツーリングはセダンを基礎として設計されているので、同型番のセダンとツーリングはエンジン型式となっています。

 

ツーリングの方がボディサイズやラゲージ・ルームが大きく、一見微々たる差に見えても、いざ最大積載量が増えたときにその重量が走りの負担にならないよう配慮されています。

 

 

BMWのステーションワゴン「3シリーズ・5シリーズ ツーリング」の魅力

BMWのステーションワゴン「3シリーズ・5シリーズ ツーリング」のそれぞれの魅力について見てみましょう。

 

もともと3シリーズと5シリーズは兄弟分として位置しており、その基本的なコンセプトには共通点が多いものの、それぞれの個性には違いがあります。

 

BMW 3シリーズ ツーリング

田舎道を走行する黒の新型BMW3シリーズ ツーリング

BMW 3シリーズ ツーリングの特徴は「イノベーション」「機能性」「スポーティな走行性能」を高次元で融合させていることでしょう。

 

BMW 3シリーズ セダンの利点である「オールラウンダーとしての才能」はBMW 3シリーズ ツーリングにも引き継がれています。

たとえばボディサイズを抑えつつもゆとりのある居室スペースを持ち、「BMWヘッドアップ・ディスプレイ」などを標準装備とするなど、ドライバーが常に安定した走行ができるような工夫がちりばめられています。

 

その上で、アスリートのポテンシャルを発揮できるM sport仕様の設定が多くを占めることからも、単なる「たくさん積める車両」ではないことがはっきりと見て取れます。

 

価格帯は¥5,230,000~¥6,740,000で比較的抑えめになっており、そのうえでさらにモータースポーツの魂を感じられるM340iは¥10,120,000といった設定になっています。

 

詳しいスペックは「BMW3シリーズ ツーリングの魅力!スペック・デザイン・性能すべての特徴をご紹介」も合わせてご覧ください。

 

 

BMW 5シリーズ ツーリング

グレーの新型BMW5シリーズ ツーリング

BMWの源流ともいえるBMW 5シリーズ。

そのツーリングモデルとなる「BMW 5シリーズ ツーリング」は基本のスタンスは踏襲しつつも、個性がキラリと光る一台でもあります。

 

ロングノーズなフロントビューからの流れるような面構成となるサイド→リアへのシルエットには、遊び心も兼ね備えたBMWの魂が随所に受け継がれています。

 

エクステリア・インテリアデザインもロングドライブを最大限楽しめるべく工夫されており、530iツーリングはシート・ヒーティングやオートマチック・エア・コンディショナーが標準装備に。

一年を通して様々なシチュエーションでドライブを楽しむことができます。

 

そして、ドライビングサポートも充実。

BMWのドライビングサポートとしては最高峰の「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」に対応しています。

 

価格帯は¥7,490,000~¥11,420,000となっており、オプションを契約しなくてもハイグレードな装備が取り入れられているのも特徴の一つです。

 

詳しいスペックは「BMW 5シリーズ ツーリングの魅力!スペック・デザイン・性能すべての特徴をご紹介」も合わせてご覧ください。

 

なお、各車両の具体的な違いについては「BMW ツーリングを徹底比較!特徴や走行性能、乗り心地は違う?」でもご紹介しています。

 

 

BMWのステーションワゴン「ツーリング」はロングドライブに最適

BMWのステーションワゴンである「ツーリング」は、街乗りもロングドライブも快適に行えるような工夫が随所になされています。

 

エンジン機能を上げ、いざというときに積載量が増えても、安定した加速やハンドリングが行えるよう前後重量比率50:50のFR車・4WD車を中心に設計。

アクティブな走りができるのが、BMWのツーリングのメリットです。

 

より低重心で安定した走行ができ、キビキビとした動きが楽しめるのもBMWのステーションワゴン「ツーリング」ならではといえます。

 

ぜひ一度、試乗にて体感してくださいね。

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