2023.07.14
BMW X2のグレード別の違いを解説!特徴やスペックも確認
ヤナセBMWの増田です。
BMW Xシリーズの偶数モデルである「BMW X2」は、SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)と呼ばれており、スタイリッシュなフォルムが特徴。
コンパクトながら、一般的なSUVにも引けを取らないパワーのある走りに加え、豊富な安全性能を搭載しているため、安全性にも優れた1台です。
そんなBMW X2ですが、複数のグレードから自分に合ったものはどれなのか迷う人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、BMW X2の基本スペックや機能面などグレード別の違いについて紹介します。
購入を検討している方はぜひ参考にしてくださいね!
BMW X2の特徴は?ラインアップもご紹介
日本では2018年4月に登場した「BMW X2」。
基本的な設計は「BMW X1」を踏襲したものですが、フロントからリアにかけて車高が下がっていくクーペスタイルを取り入れた、プレミアム・コンパクト・クラスSACとなっています。
逞しさを感じさせるフロント部分には、BMWではお馴染みのキドニーグリルを採用。
バンパーの中央部には六角形デザインを施し、存在感のあるフロントに仕上げています。
後部のCピラーにBMWのエンブレムを施している点も、BMW X2の特徴です。
BMW X2の現行ラインアップは「BMW X2 xDrive20d M Sport X」と「BMW X2 M35i」の2種類が展開されています。※2023年7月時点
どちらのモデルも5ドア、右ハンドル、8速スポーツATのトランスミッションを備えているところがポイントです。
「BMW X2の魅力全貌!スペック・デザイン・性能すべてをご紹介」では、BMW X2の魅力をさらに詳しくご紹介しているので、購入を検討している方はぜひご覧ください。
BMW X2はグレード別に違いがある?特徴や基本スペックも確認
BMW X2の各グレードの基本スペックは以下の通りです。※2023年7月時点
どちらのグレードもボディサイズに違いはありません。
BMW X2のベースとなっているBMW X1と比較すると、全長は125mm、全幅は10mm短い設計となっています(※2023年7月時点)。
また、BMW X2の全高は1,535mmとコンパクトに設計されていることから、高さが1,550mm以下に制限されている機械式駐車場でも利用できる点はクーペスタイルの良さと言えます。
標準装備されるホイールは、それぞれのグレードで異なります。
「M Sport X」のホイールは19インチMライト・アロイ・ホイールYスポーク・スタイリング722Mを搭載。
「M35i」には19インチMライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング715Mが搭載されています。
ちなみに、モデル名に記載されている「d」はディーゼルエンジン、「i」はガソリンエンジンを表しており、使用している燃料も異なります。
※走行性能につきましては、後ほどご紹介します。
BMW X2はグレードによって装備や機能に違いがある?
BMW X2の装備や機能について、グレード別の違いを見ていきましょう。
BMW X2のエクステリアの装備や機能
各グレードの標準装備は以下の通りです。
- M ハイグロス・シャドー・ライン・エクステリア:ブラック・サイド・ウインドー・フレーム・モールディング(光沢仕上げて)
- 自動防眩ドア・ミラー
- コンフォート・アクセス(スマート・オープン/クローズ機能付)
- オートマチック・テールゲート・オペレーション
- LEDヘッドライト
- レイン・センサー、オートライトシステム
- ダイナミック・ブレーキ・ライト(ブレーキ・ライト点滅機能)
グレードによって、標準装備されるキドニー・グリルのタイプが異なります。
- X2 xDrive20d M Sport X:クローム・フレーム/ブラック・ハイグロス・バー
- X2 M35i:セリウム・グレー・フレーム/ブラック・ハイグロス・メッシュ
※2023年7月時点
BMW X2のパフォーマンスモデル「M35i」のキドニー・グリルは、メッシュデザインとセリウム・グレー・フレームが標準装備されており、スポーティさと高級感を兼ね備えている点が特徴。
リアに搭載される「Mリア・スポイラー」は「M35i」のみ標準装備となっており、「M Sport X」には非対応となっています。
「M35i」のドアミラーはセリウムグレー仕様で、「M Sport X」との差別化を図っています。
BMW X2のインテリアの装備や機能
BMW X2の全モデル共通のインテリアの標準装備は以下の通りです。
- ブラック・パネル・テクノロジー採用メーター・パネル (ブレーキ・エネルギー回生システム・インジケータ付)
- 10.25インチ ワイド・コントロール・ディスプレイ(タッチ・パネル機能付)
- HDDナビゲーション・システム(VICS 3メディア対応)
- スピーチ・コントロール(音声入力システム)
- インテグレイテッド・オーナーズ・ハンドブック
- プログラマブル・ボタン
- ワイヤレス・チャージング
- ハンズフリー・テレフォン・システム
- ITSスポット対応DSRC車載器(ルーム・ミラー内蔵、ETC機能付)
- マルチファンクション M スポーツ・レザー・ステアリング・ホイール
- チルト&テレスコピック・ステアリング・コラム
- オーディオ・ビジュアル・システム:ー ラジオ(AM・FM)
- USBオーディオ・インターフェイス
- スピーカー・システム(100W、6スピーカー)
- 2ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナー (マイクロ・フィルター〔花粉除去機能〕付):
- 運転席&助手席 独立温度調節機能 ー 後席用エア・アウトレット
- シート:スポーツ・シート(運転席&助手席)/電動フロント・シート(運転席&助手席、運転席メモリー機能付)/電動調節式サイド・サポート付シートバック(運転席) /シート・ヒーティング(運転席&助手席)
- スルーローディング・システム(40:20:40分割可倒式リヤ・シート)
- マイクロ・ヘキサゴン・クロス/センサテック・コンビネーション・シート
- インテリア・トリム: M アルミニウム・ヘキサゴン・アンソラジット・トリム
- ドア・シル・プレート
- M アンソラジット・ルーフ・ライニング
- ベロア・フロア・マット
- ライト・パッケージ※
- 自動防眩ルーム・ミラー
- 照明付グローブ・ボックス
- フロント・センター・アームレスト
- リヤ・センター・アームレスト
- カップ・ホルダー(フロント&リヤ)
- ストレージ・コンパートメント・パッケージ: シートバック収納/収納ネット
- Type-C対応USBソケット
- 12V電源ソケット
※ライトパッケージ内容
- アンビエント・ライト
- リーディング・ライト
- 照明付バニティ・ミラー
- フロント・フットウェル・ライト
- リヤ・フットウェル・ライト
- LEDプロジェクション・ライト(運転席)
ちなみに「M35i」には、「M Sport X」の装備にはない「Mスポーツ・シート」がオプションで用意されています。
バックレストの角度やシートの角度、高さなどの調節が可能で、適切なシート位置でストレスのない運転が可能です。
電動調節式サイド・サポート付シートバックによって、カーブを曲がる際でも体を支えてくれます。
BMW X2の安全装備や機能
BMW X2の全モデルで標準装備される安全装備や機能は、以下の通りです。
- ドライビング・アシスト・プラス※1
- DSC/ダイナミック・スタビリティ・コントロール(拡張機能付)
- DTC/ダイナミック・トラクション・コントロール
- CBC/コーナリング・ブレーキ・コントロール
- DBC/ダイナミック・ブレーキ・コントロール
- ABS/アンチロック・ブレーキング・システム
- EDLC/エレクトロニック・ディファレンシャル・ロック・コントロール
- HDC/ヒル・ディセント・コントロール
- サイド・ドア・ビーム
- パーキング・アシスト※2
- エアバッグ
- サイドエア・バッグ
- カーテン・ヘッド・エアバッグ(フロント&リヤ)
- フロント・シートベルト(3点式、シートベルト・フォース・リミッター付)
- リヤ・シートベルト(3点式)
- ISOFIXチャイルド・シート・アタッチメント(リヤ)
- セントラル・ロッキング・システム(クラッシュ・センサー付)
- イモビライザー
- リモート・コントロール・キー(パーソナル・プロファイル・メモリー機能付)
- タイヤ空気圧モニタリング・システム
- ランフラット・タイヤ
- BMWコネクテッド・ドライブ※3
- BMWサービス・インクルーシブ・プラス(3年間)
※1:ドライビング・アシスト・プラス
- ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
- レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)
- 前車接近警告機能
- 衝突回避・被害軽減ブレーキ
※2:パーキング・アシスト
- PDC/パーク・ディスタンス・コントロール(フロント&リヤ、ビジュアル表示機能付)
- パーキング・アシスト(縦列)
- リヤ・ビュー・カメラ(予想進路表示機能付)
※3:BMWコネクテッド・ドライブ
- BMWリモート・サービス
- コネクテッド・ドライブ・サービス
- BMW SOSコール
- BMWテレサービス
車の速度やルート案内時の矢印表示などを運転席のフロントウインドーに表示する「BMWヘッドアップ・ディスプレイ」の装備は、グレードによって異なります。
「M35i」では標準装備ですが、「M Sport X」ではオプションになっています。
※BMWヘッドアップ・ディスプレイ=運転中の視線移動を減らすことで、安全性の向上に役立つ機能
BMW X2の走行性能の違いもご紹介
BMW X2のエンジンスペックは、以下の通りです。※2023年7月時点
燃費を比較しますと、「BMW X2 xDrive20d M Sport X」のほうが良く、直列4気筒ディーゼルエンジンで軽油を使用しているため、「BMW X2 M35i」よりも維持費を抑えることが可能です。
「BMW X2 xDrive20d M Sport X」の最大トルクは400Nm、「BMW X2 M35i」の最大トルクは450Nmと、どちらも十分なパワーを誇っており、高速道路での長距離ドライブでもストレスなく運転ができます。
「BMW X2の燃費や維持費をチェック!内訳や総額もご紹介」では、BMW X2の燃費と維持費の詳しい解説がされているので、年間に必要な費用が知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
BMW X2のグレードごとの違いを試乗して体感しよう
BMW X2の現行ラインアップは「BMW X2 xDrive20d M Sport X」と「BMW X2 M35i」の2種類が展開されています。※2023年7月時点
ボディサイズはグレード別で違いはありませんが、使用しているエンジンは異なり、「BMW X2 xDrive20d M Sport X」が直列4気筒DOHCディーゼルエンジン、「BMW X2 M35i」は直列4気筒DOHCガソリンエンジンを搭載しています。
また、BMW X2は全モデル標準装備を豊富に揃えています。
ホイールやキドニー・グリルなどエクステリアを中心にグレードごとの差別化を図っているため、お近くのショールームに足を運んで、実物を体感していただきたいです。
スタイリッシュなプレミアム・コンパクト・クラスSAC「BMW X2」に、ぜひ一度試乗してみませんか?
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