BMW X3のグレード別の違いを解説！特徴やスペックも確認

ヤナセBMWの増田です。

 

BMWの中でもコンパクトなボディで、運転しやすいという特徴があるミドルサイズSUVの「BMW X3」。

コンパクトなボディですが、積載能力が高く街乗りからアウトドアレジャーまで幅広く利用できる魅力があります。

 

このような特徴や魅力があるBMW X3では、どのグレードを選択すると良いか迷う方もいることでしょう。

 

今回はBMW X3のグレードごとで異なる特徴やスペックを詳しくご紹介します。

BMW X3を選ぶ際の参考にしてください。

 

 

BMW X3の特徴は？ラインアップもご紹介

BMW X3は、日本では2004年に初代モデルが登場しました。

その後、2011年に2代目、2017年に3代目と2度のフルモデルチェンジを経て、現行モデルが販売されています。

 

現行モデルのBMW X3には以下のグレードがラインアップされています。

• X3 xDrive 20d Standard
• X3 xDrive 20d M Sport
• X3 M40i
• X3 M40d

※2023年7月時点

 

BMW X3はスタイリッシュで洗練されたデザインで、優雅さと力強さを兼ね備えています。

シャープなラインと迫力あるフロントグリルが特徴的で、圧倒的な存在感が魅力。

 

また、BMW X3は優れたパフォーマンスを実現できる性能も備わっており、スムーズで力強いエンジンと効率的な駆動システムが、高い走行安定性と加速性能を実現しています。

これにより、高速道路や市街地では楽しく快適にドライブが可能です。

 

内装をみると高品質な素材で仕上げられ、広々とした空間も特徴の1つ。

快適なシートと静粛性の高い走行性能が、長距離ドライブや日常の移動においてストレスの少ない乗り心地を生み出しています。

 

さらに、最新の安全性能技術が搭載されており、直感的な操作が可能なインフォテインメントシステムや先進的な安全機能が、ドライバーと乗車する方の安心・快適をサポートします。

 

BMW X3は優れたデザイン・パフォーマンス・快適性・技術を組み合わせた、魅力的なミドルサイズSUVといえるでしょう。

街乗りから長距離ドライブまで幅広い用途に適しており、ドライバーや乗車する方が高い満足感と愉しさを体感できる車です。

 

BMW X3の魅力については「BMW X3の魅力全貌！スペック・デザイン・性能すべてをご紹介」でもお伝えしていますので、チェックしてみてください。

 

 

BMW X3はグレード別に違いがある？特徴や基本スペックも確認

BMW X3の「X3 xDrive 20d Standard」「X3 xDrive 20d M Sport」「X3 M40i」「X3 M40d」のスペックや特徴をグレード別に紹介します。

※2023年7月時点

 

BMW X3のグレード別の違いとして「xDrive 20d」と比較すると「M40」のほうが、ボディサイズが若干大きくなります。

 

「xDrive 20d Standard」のエクステリアは専用の19インチアルミホイールを装備しており、エアロデザインなどもシンプルな仕上がりとなっています。

オプションで20インチにすることも可能です。

 

落ち着いた雰囲気を演出しているエクステリアが、「xDrive 20d Standard」の特徴です。

インテリアは運転席・助手席にスポーツシートを採用しており、ホールド性が高く座り心地も良いため、ドライブのストレスを感じにくいシートになっています。

 

「X3 xDrive 20d M Sport」のエクステリアは、M Sport専用の部品が使用されており、スポーティな見た目を演出しています。

アルミホイールは標準装備で19インチ、オプションで20インチを選択可能で、どちらもスピード感溢れるデザインです。

 

M Sportのみ標準装備されているのが、M スポーツ・サスペンションです。

コンフォート・ドライブ・モードでは、平坦な路面をなめらかに走行することができ、スポーツ・モードにすると、未舗装道路や起伏の激しい道でも適応可能。

スポーツ・プラス・モードは、レーストラックでも的確なドライビングが可能となっています。

 

M Sportはエクステリアやインテリアでスポーティでスタイリッシュなデザインとなっており、人気を集めているグレードです。

M Sportについては「BMWのM Sportとは？特徴や魅力、他のグレードとの違いを解説」をチェックしてみてください。

 

「X3 M40i」と「X3 M40d」は、エンジンタイプがガソリンかディーゼルなのかの違いがあり、グレードによる違いはありません。

標準で20インチのアルミホイールが装備されており、重量感溢れる力強い見た目がポイントです。

 

また、X3シリーズでは、唯一、メーカーオプションで21インチのアルミホイールが選択できるのが「X3 M40i」「X3 M40d」です。

インチアップすることにより、より迫力とインパクトが感じられるデザインとなっています。

 

インテリアではレザーシートが採用されており、独特な風合いから高級感のある車内空間を実現します。

 

 

BMW X3はグレードによって装備や機能に違いがある？

BMW X3は全グレード共通の装備やグレードで異なる機能も多くあります。

それぞれ共通の装備を紹介しながら、違いについても解説するので参考にしてください。

 

BMW X3のエクステリアやインテリアの装備・機能

主な主要装備は、以下の通りです。

• コンフォート・アクセス
• ヘッドアップ・ディスプレイ
• スポーツ・シート
• アダプティブLEDヘッドライト
• ドライビング・アシスト・プロフェッショナル
• パーキング・アシスト・プラス

 

「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル （衝突回避・被害軽減ブレーキ）」が、全グレード標準装備されているように、安全性能はどのグレードでも充実しています。

 

インテリアでは「3ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナー」を全グレードで標準装備しているので、空調機能が充実しており快適に乗車できます。

 

サウンドシステムには、全グレードで 「HiFiスピーカー・システム」を装備しているため、ドライブを楽しめる車内空間となっています。

 

「X3 xDrive 20d M Sport」はM Sport専用のスポーティなデザインが標準装備で採用されています。

 

「マルチファンクション・スポーツ・レザー・ステアリング・ホイール」は、快適なグリップを叶える完璧な形状に仕上がっています。

厚みのあるリムと親指の輪郭に合わせたサムレストを備え、負担が小さい形状です。

 

また「X3 M40i」「X3 M40d」は、ブレーキやサスペンションという足回りが専用の装備となっているので、Mパフォーマンスモデルだからこその走行性能を体感できるグレードです。

 

 

BMW X3の走行性能の違いもご紹介

BMW X3の走行性能の違いを紹介します。

 

それぞれのグレードで使用されているエンジンスペックは以下の通りです。

 

「X3 xDrive 20d」「X3 M40i」「X3 M40d」では、エンジンの種類が直列4気筒と直列6気筒で異なります。

直列6気筒のほうがエンジンサイズが大きく、パワーのある走りを楽しめるため、加速感や伸びなどは「X3 M40i」「X3 M40d」のほうが優れているといえるでしょう。

 

また、「X3 M40i」と「X3 M40d」では、エンジンがガソリンとディーゼルで違うので燃費も変わってきます。

ガソリンエンジンとディーゼルエンジンでは、ディーゼルエンジンの方が燃費性能に秀でているため、「X3 M40d」は維持費も気になりにくいでしょう。

 

「X3 xDrive 20d」では、「Standard」「M Sport」のどちらもディーゼルエンジンなので走行性能はほとんど同じといえます。

 

BMW X3の燃費や維持費については「BMW X3の燃費や維持費をチェック！内訳や総額目安もご紹介」でも詳しく紹介しています。

 

 

BMW X3を購入する際はグレードの違いを試乗で体感しよう

BMW X3では「X3 xDrive 20d Standard」「X3 xDrive 20d M Sport」「X3 M40i」「X3 M40d」の4つがラインアップされています。

※2023年7月時点

 

エクステリアやインテリアは、「Standard」「M Sport」といったグレードでも異なりますが、サイズ感はほぼ一緒なので運転感覚は変わりません。

ディーゼルエンジンとガソリンエンジンが設定されているので、アクセルを踏んでからの走行性能の違いを楽しめます。

 

サスペンションの効き具合や、踏み込みからの加速感、路面状況による乗り心地の違いなど、走行性能の違いを体感するためには、試乗がおすすめです。

 

今回解説したBMW X3シリーズのグレードごとの違いを参考に、ぜひお気に入りの一台を見つけてくださいね。