「BMW 7シリーズ」の年式は？モデルごとの特徴を解説

ヤナセBMWの増田です。

 

「BMW 7シリーズ」は、堂々たる風格と並外れたパフォーマンスを備えたBMWのフラッグシップモデルです。

ラグジュアリー・セダンとして最大限の快適性も併せ持ち、優れたコネクティビティを発揮します。

 

初代モデルの発表は1990年。

それ以来フルモデルチェンジを経て現在は5代目モデルを展開しています。

 

今回は人気車種「BMW 7シリーズ」の年式について、初代モデルから現行モデルまでの、それぞれのスペックの違いや魅力を説明します。

 

 

まずは「BMW 7シリーズ」の特徴や魅力面から

BMWが誇るフラッグシップ・セダンである「BMW 7シリーズ」。

現行モデルは5代目です。

 

フロント・デザインは、シャープなレーザーライトや大型のキドニー・グリルが威厳ある表情を生み出し、重厚感のある外観が魅力。

さらにサイドのエア・ブリーザーや20インチ・ホイールなどによって、気品と風格、ダイナミックな気質が体現されています。

 

さらに車内に乗り込む際にウェルカム・ライトに迎えられ、離れる際にはグッバイ・ライトに見送られる演出が、快適でエレガントな走りを期待させます。

 

「BMW 7シリーズ」は、先進テクノロジーによるコネクティビティも抜群です。

BMWコネクテッド・ドライブによって、車内のスクリーン上やスマートフォンから、目的地の検索だけでなくレストラン情報、最新の天気、到着時刻などの検索、そしてエンターテイメントまでをもサポートします。

 

最先端の安全支援機能も搭載し、超高速画像処理プロセッサーと3眼カメラによって実現した、数々の運転支援テクノロジーが安心をサポート。

「BMW 7シリーズ」は、快適で至高のドライビング体験が叶う一台になっています。

 

 

「BMW 7シリーズ」の年式は5代目まで！それぞれの特徴をご紹介

フルモデルチェンジを経て、現行の5代目となった「BMW 7シリーズ」。

それぞれの年式の違いについて詳しくご紹介していきます！

 

初代「BMW 7シリーズ」の特徴

初代「BMW 7シリーズ」が販売開始されたのは1990年9月。

 

当初のラインアップは直列6気筒SOHCエンジンを搭載した「BMW 730i」と「BMW 735i」の2つのグレードでした。

 

1992年にはV型12気筒SOHCエンジン搭載の「BMW 750i」が追加投入。

総排気量4,987cc、最高出力300ps / 5200 rpmというハイパワーなモデルでした。

 

初代「BMW 7シリーズ」基本モデルのスペック

初代「BMW 7シリーズ」の「730i」のスペックを参考に紹介します。

• 全長×全幅×全高（mm）：4,910×1,845×1,410
• ホイールベース（mm）：2,830
• エンジン：直列6気筒SOHC
• 総排気量（cc）：2,986
• 最高出力（ps/rpm）：188/5,800
• 最大トルク（kgm/rpm）：26.5/4,000

 

2代目「BMW 7シリーズ」の特徴

1994年に発表された2代目「BMW 7シリーズ」。

当初は「BMW 740i」が販売され、翌年1995年には「BMW 750iL」、さらに1996年には「BMW 735i」が追加されました。

 

デザイン面では、当時販売されていた3代目「BMW 3シリーズ」に似せたヘッドランプが採用。

 

1996年に「740i」の排気量が拡大され、同時にトランスミッションが変更されました。

それに伴って全グレードにマニュアルモード付きのステップトロニックが搭載に。

 

1998年にはフェイスリフトが行われ、V型8気筒モデルの「740i」と「735i」にエアロパーツやスポーティーな内装のMスポーツ仕様が追加されました。

 

2代目「BMW 7シリーズ」基本モデルのスペック

2代目「BMW 7シリーズ」の「740i」のスペックを参考に紹介します。

• 全長×全幅×全高（mm）：4,985×1,860×1,435
• ホイールベース（mm）：2,930
• エンジン：V型8気筒DOHC
• 総排気量（cc）：3,981
• 最高出力（ps/rpm）：286/5,800
• 最大トルク（kgm/rpm）：40.8/4,500

 

3代目「BMW 7シリーズ」の特徴

3代目「BMW 7シリーズ」は2001年に販売開始されました。

当初はV型8気筒DOHCエンジン搭載の「BMW 735i」「BMW 745i」、V型12気筒DOHCエンジン搭載の「BMW 760i」がラインアップ。

 

特徴的なエクステリアデザインや新開発のバルブトロニック搭載エンジン、革新的な操作系のインターフェイスなど、新しいテクノロジーが数多く搭載されたモデルでした。

 

2005年には大規模なフェイスリフトが行われ、V型8気筒エンジンが変更に。

「735i」と「745i」がそれぞれ「740i」「750i」として生まれ変わりました。

 

3代目「BMW 7シリーズ」基本モデルのスペック

3代目「BMW 7シリーズ」の「735i」のスペックを参考に紹介します。

• 全長×全幅×全高（mm）：5,030×1,900×1,470
• ホイールベース（mm）：2,990
• エンジン：V型8気筒DOHC
• 総排気量（cc）：3,591
• 最高出力（kW [ps] /rpm）：200 [272] /6,200
• 最大トルク（Nm [kgm] /rpm）：360 [36.7] /3,700

 

4代目「BMW 7シリーズ」の特徴

4代目「BMW 7シリーズ」が発表されたのは2009年3月。

当初のラインアップは直列6気筒DOHCツインターボエンジン搭載の「BMW 740i/Li」と、V型8気筒DOHCツインターボエンジン搭載の「BMW 750i/Li」でした。

 

2009年7月にV型12気筒エンジン搭載のフラッグシップモデル「BMW 760Li」が発売開始。

 

2009年10月にはハイブリッドモデルの「ActiveHybrid 7」と「ActiveHybrid 7L」が追加。2012年9月には全グレードに8速ATが搭載されて「ActiveHybrid 7/7L」のエンジンが、V型8気筒エンジンから直列6気筒に変更されました。

 

4代目「BMW 7シリーズ」基本モデルのスペック

4代目「BMW 7シリーズ」の「740i」のスペックを参考に紹介します。

• 全長×全幅×全高（mm）：5,070×1,900×1,490
• ホイールベース（mm）：3,070
• エンジン：直列6気筒DOHC
• 総排気量（cc）：2,979
• 最高出力（kW [ps] /rpm）：240 [326] /5,800
• 最大トルク（Nm [kgm] /rpm）：450 [45.9] /1,500

 

5代目「BMW 7シリーズ」の特徴

5代目「BMW 7シリーズ」は2015年10月に販売開始されました。

当初のラインアップは「BMW 740i/Li」と「BMW 750i/Li」。

 

2016年10月にプラグイン・ハイブリッド・モデル「BMW 740e iPerformance」と、トップエンドモデル「BMW M760Li」の導入が発表されました。

 

2019年6月には「BMW 740e iPerformance」でマイナーチェンジが行われ、搭載エンジンが2L直列4気筒ターボから3L直列6気筒ターボに変更。

最高出力が258psから286ps、最大トルクは400Nmから450Nmへとパワーアップし、グレード名も「740e」から「745e」へ変更に。

さらにロングホイールベースの「BMW 745Le xDrive」も追加されました。

 

加えて「BMW 750i xDrive」と「BMW 750Li xDrive」に搭載される4.4L V8ターボエンジンもパワーアップ。

最高出力530ps、最大トルク750Nmへと改良されています。

 

5代目「BMW 7シリーズ」基本モデルのスペック

5代目「BMW 7シリーズ」の「740i」のスペックを参考に紹介します。

• 全長×全幅×全高（mm）：5,125×1,900×1,480
• ホイールベース（mm）：3,070
• エンジン：直列6気筒DOHCガソリン
• 総排気量（cc）：2,997
• 最高出力（kW [ps] / rpm (EEC)）：250〔340〕/5,500
• 最大トルク（Nm [kgm] / rpm (EEC)）：450〔45.9〕/1,500-5,200

 

 

「BMW 7シリーズ」の年式を知って自分に合った車を選ぼう

BMWが誇るフラッグシップ・セダンである「BMW 7シリーズ」。

現行モデルは5代目が展開されています。

 

BMWの歴史と技術が集結したモデルで、力強い走りのパフォーマンス、存在感のあるデザイン、優れた快適性を備え、ラグジュアリー・セダンの真髄を極める一台となっています。

 

今回の年式紹介を参考に、ライフスタイルに合わせたベストな1台を選んでくださいね。

 

「BMW 7シリーズ」については、こちらでさらに詳しく解説しています。

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