2023.06.16

BMW 7シリーズのグレード別の違いを解説！特徴やスペックも確認

ヤナセBMWの増田です。

BMWのラグジュアリー・セダンとして位置付けられている「BMW 7シリーズ」。

1977年に世界で初登場し、最高峰の品質と最新技術を取り入れながら進化を続けたBMW 7シリーズは、2022年に第7世代へと進化しました。

2023年5月、そんなBMW 7シリーズに新たにラインアップされた、2つの電気自動車モデルである「BMW i7 eDrive50」「BMW i7 M70 xDrive」。

新たなラインアップも増えたBMW 7シリーズで、どのグレードを選ぶべきか迷う方は多いでしょう。

今回はBMW 7シリーズの魅力とともに、グレードごとの特徴やスペック、装備や機能について、詳しくご紹介していきます。

ぜひ、選ぶ際の参考にしてくださいね！

※2023年6月現在の情報です。

BMW i7 M70 xDrive

BMW 7シリーズの特徴は？ラインアップもご紹介

現在のBMWにおける最高峰・ラグジュアリーモデルとして君臨するのが、BMW 7シリーズです。

初登場は1977年で、最高峰の品質と最新技術を取り入れながら進化を続け、2022年に第7世代へと突入しました。

初登場から7世代に渡って貫かれたBMW 7シリーズの唯一無二の美学は、これからのサステナブルな時代をリードする新しい形へと進化しています。

BMW 7シリーズは、他のモデルにはない車両のパワーや新次元の操作性を取り入れています。

スポーツドライビングも楽しめ、まさに「駆けぬける歓び」が体感できる一台。

それにもかかわらず、大型高級セダンとしての風格も持ち合わせているのはさすがの一言です。

他にはない大胆なエクステリアデザインや、インテリアの快適性を両立させ、上質を楽しみたい方にもご満足いただける車といって良いでしょう。

特に注目は、スワロフスキーと共同で開発したヘッドライト。

いまだかつてない魅力を放つクリスタルライトは、見る人すべてを魅了します。

フロントマスクからサイドにかけてスーッと伸びるラインは、エレガンスさを強調します。

精悍かつ洗練されたリヤビューは、先進的な印象に。

インテリアにも、快適性、エレガンス、モダン、クリーンといった本質的な美しさ・機能性を追求。

大型のBMWカーブド・ディスプレイはドライブへの気分を盛り上げます。

ほぼ見えない位置にエア・アウトレットを配置したBMWインタラクション・バーや、美しいガラス仕上げのクラフテッド・クリスタル・フィニッシュなど、細部にまでこだわり抜いたデザインになっています。

BMW 7シリーズのラインアップ

現行モデルは「740i（Excellence・M Sport）」「740d xDrive（Excellence・M Sport）」「 i7 xDrive60（Excellence・M Sport）」に加え、2023年5月に登場した「 i7 eDrive50（Excellence・M Sport）」と「i7 M70 xDrive」がラインアップされています。

※2023年6月時点

BMW i7は、BMW初の完全ラグジュアリー・セダンとして、満を持して登場しました。

各グレード（Excellence・M Sport）については、後ほど詳しくご紹介しますね。

BMW 7シリーズの魅力については、下記コラムでもご紹介していますので、あわせてご覧ください。

BMW 新型7シリーズがフルモデルチェンジ！見どころをご紹介

BMW 7シリーズを徹底比較！特徴や走行性能、乗り心地の違いは？

BMW ７シリーズの魅力！スペック・デザイン・性能すべての特徴をご紹介

BMW 7シリーズはグレード別に違いがある？特徴や基本スペックも確認

BMW i7 xDrive60

ここからは、BMW 7シリーズの基本スペックを紹介します。

BMW 7シリーズの基本スペック

※2023年6月時点の情報です

BMW 7シリーズのグレード別の違いとして、ボディサイズは「Excellence」「M Sport」での違いはありません。

2023年5月に登場した「 i7 eDrive50（Excellence・M Sport）」と「i7 M70 xDrive」もサイズが共通しています。

ただ、BWM 7シリーズにおいて、サイズは全長のみ、わずか1mmの差しかないため、サイズが大きく異なるということはありません。

最低地上高は「740i」「740d xDrive」が147mm、「i7 eDrive50」「i7 xDrive60」「i7 M70 xDrive」が136mmなので、後者のほうがよりスポーティーな走りを楽しめると考えられるでしょう。

また、モデル名に付いている「i」はガソリンエンジン、「d」はクリーンディーゼルエンジンを示しています。

「Excellence」は、エレガントさを提供したグレード。

ラグジュアリー・セダンの名にふさわしい、優雅なデザインとなっています。

フロントマスクはキドニーグリルが中心に大胆に配置され、周りがシンプルなデザインなため、その優雅さが印象付けられています。

「M Sport」はよりシャープで、スポーティなエクステリア・インテリアが特徴となっているグレード。

M Sport専用のアルミホイールやサスペンションを備えています。

サイドにM Sportを表すエンブレムが入り、スポーティーさをさらに引き出します。

BMWのM Sportについては、「BMWのM Sportとは？特徴や魅力、他のグレードとの違いを解説」のコラムでも参考にしてくださいね。

新たに加わった「i7 eDrive50」は、電気モーターで後輪を駆動する、BMW伝統の後輪駆動モデル。

同じくニューリリースの「i7 M70 xDrive」は、4輪駆動のMハイ・パフォーマンスモデルとなっています。

BMW 7シリーズはグレードによって装備や機能に違いがある？

BMW 7シリーズは、すべて4ドアでステアリングホイールポジションは右設定のみとなっています。

標準装備やオプション装備について、グレードによって違いがあるのか、いくつかピックアップしてご紹介いたします。

BMWアイコニック・サウンド・エレクトリック

BMWアイコニック・サウンド・エレクトリックは、電気自動車に装備されています。

そのため、BMW 7シリーズには「i7 eDrive50」「i7 xDrive60」「i7 M70 xDrive」にのみ、標準装備。

基本的に無音となる電気自動車では、静粛性が際立つ一方、エンジン音などが感じられないため、走行感を感じにくいという一面もあります。

そこで、音による効果で「駆けぬける歓び」を体感できるのが、BMWアイコニック・サウンド・エレクトリックです。

オーディオ・スピーカーから、特別に作曲されたサウンドが響き、次世代の走りを体感することができます。

エグゼクティブ・ラウンジ・シート

エグゼクティブ・ラウンジ・シートを採用することで、助手席後方の乗員はゆっくりと足を伸ばしてくつろぐことができます。

セダンとは思えない、圧倒的なくつろぎ空間を作り出すことができる装備となっています。

エグゼクティブ・ラウンジ・シートは、「i7 M70 xDrive」にのみ標準装備されており、そのほかのグレードでは受注生産オプションとなっています。

ボディ・カラー

BMW 7シリーズのボディカラーは、どのグレードであっても下記から選べます。

300 アルピン・ホワイト（ソリッド・カラー）
A96 ミネラル・ホワイト（メタリック・カラー）
C4A オキサイド・グレー（メタリック・カラー）
C57 アヴェンチュリン・レッド（メタリック・カラー）
475 ブラック・サファイア（メタリック・カラー）

「Excellence」のみ選択できるカラーは、下記の通りです。

C67 スペース・シルバー（メタリック・カラー）
C55 スパークリング・コッパ―・グレー（メタリック・カラー）
A90 ソフィスト・グレー・ブリリアント・エフェクト（メタリック・カラー）

「M Sport」のみ選択できるカラーは、下記の通りです。

C4P M ブルックリン・グレー（メタリック・カラー）
416 M カーボン・ブラック（メタリック・カラー）

また、オーダーメイド・プログラムであるBMW INDIVIDUALのみで選択できるカラーは、下記の通りです。

C5A フローズン・ピュア・グレー（メタリック・カラー）
C36 ドラバイト・グレー（メタリック・カラー）
C64 フローズン・ディープ・グレー（メタリック・カラー）
C3Z タンザナイト・ブルー（メタリック・カラー）
490 スペシャル・ペイント

ホイール

BMW 7シリーズのホイールは、下記の通りです。

BMW 7シリーズのホイール

その他、BMW INDIVIDUALでは「740i」「740d xDrive」「i7 eDrive50」「i7 xDrive60」の「Excellence」のみ、「【21インチ】BMW Individual エアロダイナミック・ホイール910I マルチカラー（ダーク・グレー） 3Dポリッシュ」が選択できます。